午後は、日本最大の女性団体の集まりにお招きいただき、私の思いを伝えました。
会場が春日市のクローバープラザで、この辺りは私が幼少期に過ごした場所です。
当時は、今の春日公園は米軍基地で、私の家は米軍兵の宿舎でした。目の前の基地を「ベース」、家を「ハウス」と言っていました。
子どもながらに街に米兵向けの英語の看板が並ぶのを見て、この国は戦争に負けたんだなと感じていました。
子ども達を二度と戦場に送らないために、頑張ります。
建設労働者
ありがたいことに、昨日の記者会見から一夜、話を聴きたいというお申し出が続々と届いています。
午前中は、福岡県下最大の労働組合、働く職人さん達の組合「福岡県建設労働組合」にお招きいただき、私の思いを伝えました。
アスベストで仲間を殺させないとアスベスト排除に取り組む職人さん達の真摯な姿勢を感じました。
私自身、表具師の息子に生まれ、工場を遊び場にして、幼い頃から職人さん達と同じご飯を食べ、一緒にお風呂に入り、休みの日には若い職人さんに遊んでもらって育ちました。
今日訪問した組合の建物の中に昔の建設道具が展示されていました。とても懐かしく感じました。

午前中は、福岡県下最大の労働組合、働く職人さん達の組合「福岡県建設労働組合」にお招きいただき、私の思いを伝えました。
アスベストで仲間を殺させないとアスベスト排除に取り組む職人さん達の真摯な姿勢を感じました。
私自身、表具師の息子に生まれ、工場を遊び場にして、幼い頃から職人さん達と同じご飯を食べ、一緒にお風呂に入り、休みの日には若い職人さんに遊んでもらって育ちました。
今日訪問した組合の建物の中に昔の建設道具が展示されていました。とても懐かしく感じました。
posted by 後藤富和 at 16:12| 日記
イ・ジンソプさんに聴き学ぶ闘いの900日!
「韓国古里(コリ)原発・甲状腺がん訴訟勝訴原告イ・ジンソプさんに聴き学ぶ闘いの900日!」に参加しました(主催 イ・ジンソプさんの話を聞く in 福岡、共催「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団 NPO法人NNAA(No Nukes Asia Action) 原発メーカー訴訟の会、協賛 さよなら原発!福岡 原発体制を問うキリスト者ネットワークCNFE)。

【イさんの発言要旨】
私と息子は発達障害者を救済するための立法を求め韓国内3000kmを歩きました。
コリ原発の近くに25年暮らす私達家族にはガン患者が多い。
息子の均道(正しい道という意味)は発達障害。
妻は胃がん。2012年には甲状腺の手術をした。
私自身も直腸がん。
妻の姉も甲状腺がん。
義母も胃がん。
家族歴と言われるがそうではない。家族の中で原発の近くに住んでいるものだけがガンを発病した。
キジャン郡は、釜山市の中では豊かな自然に恵まれた地域だが、この地域の平均寿命は短い。この地域では6基の原発が稼働し、2基が試験運転中。ほかに2基が計画されている。3キロ以内に10基の原発が稼働することとなる。
韓国では原発に不正な部品を使ったということで大きな問題になっている。50名が逮捕された。この不正に絡んで自殺した者も多い。
福島では津波、地震で爆発したと言われているが、電源喪失のために爆発した。
コリ原発でも30分間、電源喪失状態となり原発が止まったことがある。会社はこのことを公表しなかった。社員が飲み屋で喋ったことから明るみに出た。社長は記者会見で「日本とは違って、韓国では安全に配慮して原発を稼働しているので心配はいりません」と述べた。それを聴いた記者が、そんなに安全ならなぜソウルに原発を作らないのかと質問をしたら、社長は「ソウルにはたくさんの人が住んでいるので危ないから」と答えた。その社長は不正部品に絡む賄賂事件で今は刑務所に入っている。こんなレベルの会社が原発を動かしている。
私の家族の健康問題について会社は家族の責任だとして取り合わない。
こんな会社が安全に管理できるわけない、信頼できないと思い、均道訴訟を起こした。道理にかなって健康に生きるための裁判。
裁判は27か月に及んだ。
チェルノブイリでも周辺住民は甲状腺がんで苦しめられている。
プサン地裁は、国家の原発安全基準は、住民の健康にとっての安全基準とは違う。国家の安全基準を満たしていても、住民の健康に影響はないというわけではないとし、妻の甲状腺がんと原発の因果関係を認定した。
キジャン郡ではがん患者が多いことから、東南圏原子力医学院(病院)ができ、同院とキジャン郡の共同で地域住民に無料のがん検診を受けさせた(この検査には通常1人8万円がかかる)。
その結果、41名が甲状腺がんの診断を受けた。他の地域の2.5倍の発症率。
裁判終了後、プラカードを立てて地域のがん患者が集めた。300名の甲状腺がん患者が集まった。本当の患者数はもっと多いはず。地域住民(6万3000名)の1%が甲状腺がんということになる。
甲状腺にはワカメや昆布などの海藻が良いと言われているが、キジャン郡はワカメや昆布の特産地。他の地域のよりもワカメや昆布をよく食べている。ただ、キジャン郡では原発の温排水口の3キロの所で採っている。こんなことを言うと、地域では暮らせない。ワカメや昆布で生計を立てている地域だから。また、会社から多額の金も下りてきている。地域の議員も国会議員も原発に対しては口をつぐむ。
韓国では原発に関する権限は国家にある。稼働させるのもストップさせるのも国家に権限がある。
韓国は今後ますます原発を建設しようとしている。福島の事故は日本の不幸だとは言うが、韓国で原発に依拠して生活している人達は、福島の事故は日本の問題であって韓国では安全だと言い切る。
会社や政治家は、福島から流れ出た汚染水が太平洋を回って韓国の海も汚染すると言って原発の問題を福島(日本)だけの問題と狭く解して、原子力ほど安い電気はないと住民を説得する。
安全を担保しないと私たちの未来はない。
私たち住民は事故が起きる前に安全について話し合いをしなければならない。
私は最初から脱原発主義ではありませんでした。福島の事故に接し脱原発にシフトしなければ未来はないと思った。
30年という約束だったのだから30年以上稼働する原発は廃炉にしなければならない。
不安な点があれば、それが解消されない限り稼働してはならない。
でも、地域で声を上げるのは容易ではない。地域では様々な分野で原発のお金が下りているから。
脱原発を訴え地方議会に立候補したこともあるが最下位だった。これまでどの候補者も脱原発を訴えたことはなかった。脱原発を訴えると「アカ」と言われる。国の政策に反対すると「アカ」とレッテルが貼られる。
ただ、正面から脱原発を訴えることができたのは幸せだった。裁判の結果もあって地域の人たちが少しずつ変わっていく。
キジャン郡では200億円かけて世界最大級の海水淡水化施設が計画されているが、住民が反対で現在止まっている。
均道訴訟は、住民が思っていることを表現する活動だった。
住民の意識が変化していったのは大きな成果。
判決は、会社に1500万ウォンの支払いを命じるものだった。
会社は控訴した。
がん患者300名と家族など合計1500人の原告で裁判を起こす。
このような公益裁判はみんなが力を合わせなければ難しい。ダビデとゴリアテの闘い。
でも敗けるとは思っていない。
今回の判決は韓国の原子力政策に一つのほころびを作った。
私は子ども達に恥ずかしい姿は見せたくない。
原子力は未来の世代に負担をかける。核廃棄物の処理方法すら確立していない。10万年先の未来の世代にまで負担をかけるようなことを私たちの世代はやっている。10万年も保管する費用はとてつもないもの。私たちの世代は10万年間も未来の世代から非難されることになる。
私の裁判の結果が社会を変えるキッカケとなると考えている。
ヨーロッパでは原発を減らす方向にシフトしているのに、アジアでは増やそうとしている。特に原発事故を起こした日本が原発を再稼動している。
日本と韓国の住民はともに協力して闘わなければならない。
脱原発を目指す人たちが裁判を萎縮してはならない。裁判を起こすことで原発再稼働を阻止することにつながる。
これからも地域を変えるために努力する。
住民は政府や地域の犠牲になってはいけない。
私の裁判は私の家族が地域の犠牲になったことからはじめた。道理にあった正しい道を歩むためにあらゆることをやっていく。
安全だという人達の言葉は信じられない。国家の問題だとして問題を明らかにしようとしない彼らを信用できない。安全だというのなら彼らが持っている情報を全て明らかにすべきだ。
仮に裁判に負けても必ず門は開く。
今、東京電力を被告とした裁判を考えている。
福島事故の被害者は日本人だけではない。
日本の弁護士にも助けてもらいたい。
私たちの世代の間違いのために未来の世代に負担をかけてはならない。
私たちの健康のために未来のために一緒に頑張りましょう。
【イさんの発言要旨】
私と息子は発達障害者を救済するための立法を求め韓国内3000kmを歩きました。
コリ原発の近くに25年暮らす私達家族にはガン患者が多い。
息子の均道(正しい道という意味)は発達障害。
妻は胃がん。2012年には甲状腺の手術をした。
私自身も直腸がん。
妻の姉も甲状腺がん。
義母も胃がん。
家族歴と言われるがそうではない。家族の中で原発の近くに住んでいるものだけがガンを発病した。
キジャン郡は、釜山市の中では豊かな自然に恵まれた地域だが、この地域の平均寿命は短い。この地域では6基の原発が稼働し、2基が試験運転中。ほかに2基が計画されている。3キロ以内に10基の原発が稼働することとなる。
韓国では原発に不正な部品を使ったということで大きな問題になっている。50名が逮捕された。この不正に絡んで自殺した者も多い。
福島では津波、地震で爆発したと言われているが、電源喪失のために爆発した。
コリ原発でも30分間、電源喪失状態となり原発が止まったことがある。会社はこのことを公表しなかった。社員が飲み屋で喋ったことから明るみに出た。社長は記者会見で「日本とは違って、韓国では安全に配慮して原発を稼働しているので心配はいりません」と述べた。それを聴いた記者が、そんなに安全ならなぜソウルに原発を作らないのかと質問をしたら、社長は「ソウルにはたくさんの人が住んでいるので危ないから」と答えた。その社長は不正部品に絡む賄賂事件で今は刑務所に入っている。こんなレベルの会社が原発を動かしている。
私の家族の健康問題について会社は家族の責任だとして取り合わない。
こんな会社が安全に管理できるわけない、信頼できないと思い、均道訴訟を起こした。道理にかなって健康に生きるための裁判。
裁判は27か月に及んだ。
チェルノブイリでも周辺住民は甲状腺がんで苦しめられている。
プサン地裁は、国家の原発安全基準は、住民の健康にとっての安全基準とは違う。国家の安全基準を満たしていても、住民の健康に影響はないというわけではないとし、妻の甲状腺がんと原発の因果関係を認定した。
キジャン郡ではがん患者が多いことから、東南圏原子力医学院(病院)ができ、同院とキジャン郡の共同で地域住民に無料のがん検診を受けさせた(この検査には通常1人8万円がかかる)。
その結果、41名が甲状腺がんの診断を受けた。他の地域の2.5倍の発症率。
裁判終了後、プラカードを立てて地域のがん患者が集めた。300名の甲状腺がん患者が集まった。本当の患者数はもっと多いはず。地域住民(6万3000名)の1%が甲状腺がんということになる。
甲状腺にはワカメや昆布などの海藻が良いと言われているが、キジャン郡はワカメや昆布の特産地。他の地域のよりもワカメや昆布をよく食べている。ただ、キジャン郡では原発の温排水口の3キロの所で採っている。こんなことを言うと、地域では暮らせない。ワカメや昆布で生計を立てている地域だから。また、会社から多額の金も下りてきている。地域の議員も国会議員も原発に対しては口をつぐむ。
韓国では原発に関する権限は国家にある。稼働させるのもストップさせるのも国家に権限がある。
韓国は今後ますます原発を建設しようとしている。福島の事故は日本の不幸だとは言うが、韓国で原発に依拠して生活している人達は、福島の事故は日本の問題であって韓国では安全だと言い切る。
会社や政治家は、福島から流れ出た汚染水が太平洋を回って韓国の海も汚染すると言って原発の問題を福島(日本)だけの問題と狭く解して、原子力ほど安い電気はないと住民を説得する。
安全を担保しないと私たちの未来はない。
私たち住民は事故が起きる前に安全について話し合いをしなければならない。
私は最初から脱原発主義ではありませんでした。福島の事故に接し脱原発にシフトしなければ未来はないと思った。
30年という約束だったのだから30年以上稼働する原発は廃炉にしなければならない。
不安な点があれば、それが解消されない限り稼働してはならない。
でも、地域で声を上げるのは容易ではない。地域では様々な分野で原発のお金が下りているから。
脱原発を訴え地方議会に立候補したこともあるが最下位だった。これまでどの候補者も脱原発を訴えたことはなかった。脱原発を訴えると「アカ」と言われる。国の政策に反対すると「アカ」とレッテルが貼られる。
ただ、正面から脱原発を訴えることができたのは幸せだった。裁判の結果もあって地域の人たちが少しずつ変わっていく。
キジャン郡では200億円かけて世界最大級の海水淡水化施設が計画されているが、住民が反対で現在止まっている。
均道訴訟は、住民が思っていることを表現する活動だった。
住民の意識が変化していったのは大きな成果。
判決は、会社に1500万ウォンの支払いを命じるものだった。
会社は控訴した。
がん患者300名と家族など合計1500人の原告で裁判を起こす。
このような公益裁判はみんなが力を合わせなければ難しい。ダビデとゴリアテの闘い。
でも敗けるとは思っていない。
今回の判決は韓国の原子力政策に一つのほころびを作った。
私は子ども達に恥ずかしい姿は見せたくない。
原子力は未来の世代に負担をかける。核廃棄物の処理方法すら確立していない。10万年先の未来の世代にまで負担をかけるようなことを私たちの世代はやっている。10万年も保管する費用はとてつもないもの。私たちの世代は10万年間も未来の世代から非難されることになる。
私の裁判の結果が社会を変えるキッカケとなると考えている。
ヨーロッパでは原発を減らす方向にシフトしているのに、アジアでは増やそうとしている。特に原発事故を起こした日本が原発を再稼動している。
日本と韓国の住民はともに協力して闘わなければならない。
脱原発を目指す人たちが裁判を萎縮してはならない。裁判を起こすことで原発再稼働を阻止することにつながる。
これからも地域を変えるために努力する。
住民は政府や地域の犠牲になってはいけない。
私の裁判は私の家族が地域の犠牲になったことからはじめた。道理にあった正しい道を歩むためにあらゆることをやっていく。
安全だという人達の言葉は信じられない。国家の問題だとして問題を明らかにしようとしない彼らを信用できない。安全だというのなら彼らが持っている情報を全て明らかにすべきだ。
仮に裁判に負けても必ず門は開く。
今、東京電力を被告とした裁判を考えている。
福島事故の被害者は日本人だけではない。
日本の弁護士にも助けてもらいたい。
私たちの世代の間違いのために未来の世代に負担をかけてはならない。
私たちの健康のために未来のために一緒に頑張りましょう。
posted by 後藤富和 at 15:55| 環境
さよなら原発!3・11福岡集会
さよなら原発!3・11福岡集会
<福島を忘れない・原発再稼働を許さない>
3月11日水曜日当日
第一部 集会 警固公園午後2時から3時 デモ3時から天神周辺
集会チラシ http://tinyurl.com/kka9263
第二部「日本と原発」の上映会
福岡市立中央市民センター 午後6時から20時30分
福岡上映会チラシ http://tinyurl.com/lk26ckl
<福島を忘れない・原発再稼働を許さない>
3月11日水曜日当日
第一部 集会 警固公園午後2時から3時 デモ3時から天神周辺
集会チラシ http://tinyurl.com/kka9263
第二部「日本と原発」の上映会
福岡市立中央市民センター 午後6時から20時30分
福岡上映会チラシ http://tinyurl.com/lk26ckl
posted by 後藤富和 at 10:57| 環境
2015年01月31日
後藤とみかずとみんなで創る笑顔の福岡県の会
会場に溢れるほどの多くの方に集まっていただきました。特に、幼い子どもを抱えた若い女性が集まってくれたのが嬉しい。
僕の政治団体の名前が決まり結成されました。
「後藤とみかずとみんなで創る笑顔の福岡県の会(笑顔の会)」
posted by 後藤富和 at 21:31| 平和
2015年01月30日
「みえない雲」上映会ご来場ありがとうございました
「みえない雲」上映会(原発なくそう!中央区の会、中央区九条の会、terra cafe kenpou)にたくさんの方にご来場いただきました。
ありがとうございました。
http://youtu.be/Uo5W-E0idLw
ありがとうございました。
http://youtu.be/Uo5W-E0idLw
posted by 後藤富和 at 21:54| 環境
2015年01月28日
「みえない雲」上映会
原発なくそう!中央区の会、中央区九条の会、terra cafe kenpouでは、映画「みえない雲」上映会を企画しました。参加無料です。ぜひご参加ください。

ドイツ青少年文学賞をはじめとする数々の賞を受賞したベストセラー小説を映画化。近郊の原子力発電所が起こした事故により大パニックに陥った街で、愛し合う高校生のハンナとエルマーは離ればなれになってしまう(2006年ドイツ映画)。
福島原発事故の記憶が薄れ、政府が原発再稼働をすすめる今こそ私たちが観るべき作品です。
日時 1月30日(金)18:30〜20:30
会場 福岡市中央市民センター視聴覚室
参加無料
主催 原発なくそう!中央区の会、中央区九条の会、terra cafe kenpou
問い合わせ 大橋法律事務所(後藤) gotou@ohashilo.jp/ 092-512-1636

ドイツ青少年文学賞をはじめとする数々の賞を受賞したベストセラー小説を映画化。近郊の原子力発電所が起こした事故により大パニックに陥った街で、愛し合う高校生のハンナとエルマーは離ればなれになってしまう(2006年ドイツ映画)。
福島原発事故の記憶が薄れ、政府が原発再稼働をすすめる今こそ私たちが観るべき作品です。
日時 1月30日(金)18:30〜20:30
会場 福岡市中央市民センター視聴覚室
参加無料
主催 原発なくそう!中央区の会、中央区九条の会、terra cafe kenpou
問い合わせ 大橋法律事務所(後藤) gotou@ohashilo.jp/ 092-512-1636
posted by 後藤富和 at 16:11| 環境
2015年01月27日
今夜のterra cafe kenpou
今夜のterra cafe kenpouでは憲法講座3(全12回)「基本的人権の原理、限界」(講師 二宮久也弁護士)を学習しました。
22名参加。
来週は「韓国の社会運動〜市民の力が街を変える」(講師 日高明子さん)です。
お楽しみに。
日時 2月3日(火)19時から
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
内容 「韓国の社会運動〜市民の力が街を変える」(講師 日高明子さん)
参加無料
※なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします。
http://blog.ohashilo.jp
参加費 無料
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
憲法講座(全12回)のスケジュール
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU_Lecture.pdf
22名参加。
来週は「韓国の社会運動〜市民の力が街を変える」(講師 日高明子さん)です。
お楽しみに。
日時 2月3日(火)19時から
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
内容 「韓国の社会運動〜市民の力が街を変える」(講師 日高明子さん)
参加無料
※なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします。
http://blog.ohashilo.jp
参加費 無料
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
憲法講座(全12回)のスケジュール
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU_Lecture.pdf
posted by 後藤富和 at 20:51| 平和
武器輸出の撤回を
安倍氏が今やるべきことは「テロに屈しない」などと勇ましい声を上げることではなく、イスラムの子ども達を殺すことにつながるのでわが国はどの国にも武器は売りませんと宣言し武器輸出を撤回することではないか。
朝日新聞(1月22日)朝刊オピニオン「『イスラム国』邦人人質の衝撃」
「積極的平和主義」の覚悟問う 臼杵陽(日本女子大学教授(中東現代史))
発生するのは時間の問題だったと人質事件発生にあたって感じました。「イスラム国」は日本について「十字軍への参加を志願した」としましたが、それは小泉純一郎政権による自衛隊のイラク派遣以来の行動を指していると私は考えます。安倍晋三首相が掲げる「積極的平和主義」は、こうした日本の動きのはっきりした延長線上にあると「イスラム国」はみなしています。(中略)
日米同盟の名の下に中東まで踏み込む「積極的平和主義」を続けるなら、テロ勢力を敵に回す可能性はそれだけ増していきます。その点について政権も国民も、本当にその覚悟はあるのでしょうか。それこそが問われています。
「アラブ社会の怒り 日本にも責任」野田章弘(早稲田大学教授、アジアプレス・インターナショナル代表)
(略)アフガンで私が取材した高校の先生は、米国の攻撃で子どもを殺されて、生き残ったいちばん下の子に「お前が生きている限り、アメリカに報復しなさい」と言いました。このアフガンの家族からすれば米国の攻撃は国家テロです。このようなイスラム社会にある反発を生み出した責任の一端は、欧米、そして日本にもあるのです。
「イスラム国」のやり方には激しい怒りを感じますが、軍事力でたたいても対症療法に終わるだけです。事件の背景を根源的に考える必要があります。
朝日新聞(1月22日)朝刊オピニオン「『イスラム国』邦人人質の衝撃」
「積極的平和主義」の覚悟問う 臼杵陽(日本女子大学教授(中東現代史))
発生するのは時間の問題だったと人質事件発生にあたって感じました。「イスラム国」は日本について「十字軍への参加を志願した」としましたが、それは小泉純一郎政権による自衛隊のイラク派遣以来の行動を指していると私は考えます。安倍晋三首相が掲げる「積極的平和主義」は、こうした日本の動きのはっきりした延長線上にあると「イスラム国」はみなしています。(中略)
日米同盟の名の下に中東まで踏み込む「積極的平和主義」を続けるなら、テロ勢力を敵に回す可能性はそれだけ増していきます。その点について政権も国民も、本当にその覚悟はあるのでしょうか。それこそが問われています。
「アラブ社会の怒り 日本にも責任」野田章弘(早稲田大学教授、アジアプレス・インターナショナル代表)
(略)アフガンで私が取材した高校の先生は、米国の攻撃で子どもを殺されて、生き残ったいちばん下の子に「お前が生きている限り、アメリカに報復しなさい」と言いました。このアフガンの家族からすれば米国の攻撃は国家テロです。このようなイスラム社会にある反発を生み出した責任の一端は、欧米、そして日本にもあるのです。
「イスラム国」のやり方には激しい怒りを感じますが、軍事力でたたいても対症療法に終わるだけです。事件の背景を根源的に考える必要があります。
posted by 後藤富和 at 17:28| 平和
武力の行使はテロ撲滅にはつながらない
「テロを許してはいけない。でも、武力の行使はテロ撲滅にはつながらない」
この若者の不安感は私たちが感じているもの。
安倍氏は平和を求める私たちの声をいつまで無視するのか。
朝日新聞(1月22日)朝刊「声」欄
「私たちはテロとどう向き合うか」(大学生・22歳)
「イスラム国」の日本人殺害予告のニュースに、恐ろしい気持ちになりました。「イスラム国」による欧米人の人質殺害のたびに心を痛めましたが、いざ同じ日本人が人質にとられるとこんなにも不安感にかられ、人質のご家族の気持ちを思うとつらくなるなるものかと心が震えました。
一方で、人質になった日本人のことを思うあまり「イスラム国」のメンバーを憎む、その気持こそが戦争を引き起こす原動力になってしまうのではないかとも思いました。イスラム諸国やイスラム教徒への偏見や警戒心が増さないか心配です。
日本はこれまで、多くの中東諸国と良好な関係を保ってきました。人質事件をきっかけに、日本が米欧による「イスラム国」の掃討に協力し平和国家からテロと闘う国になれば、日本人がテロの標的になってしまうのではないか。そんな不安な気持ちです。
テロを許してはいけない。でも、武力の行使はテロ撲滅にはつながらないと思います。
私たち日本人は、テロとどう向き合うのか。一人ひとりが考えなければならない時がついに来たのだと思います。
この若者の不安感は私たちが感じているもの。
安倍氏は平和を求める私たちの声をいつまで無視するのか。
朝日新聞(1月22日)朝刊「声」欄
「私たちはテロとどう向き合うか」(大学生・22歳)
「イスラム国」の日本人殺害予告のニュースに、恐ろしい気持ちになりました。「イスラム国」による欧米人の人質殺害のたびに心を痛めましたが、いざ同じ日本人が人質にとられるとこんなにも不安感にかられ、人質のご家族の気持ちを思うとつらくなるなるものかと心が震えました。
一方で、人質になった日本人のことを思うあまり「イスラム国」のメンバーを憎む、その気持こそが戦争を引き起こす原動力になってしまうのではないかとも思いました。イスラム諸国やイスラム教徒への偏見や警戒心が増さないか心配です。
日本はこれまで、多くの中東諸国と良好な関係を保ってきました。人質事件をきっかけに、日本が米欧による「イスラム国」の掃討に協力し平和国家からテロと闘う国になれば、日本人がテロの標的になってしまうのではないか。そんな不安な気持ちです。
テロを許してはいけない。でも、武力の行使はテロ撲滅にはつながらないと思います。
私たち日本人は、テロとどう向き合うのか。一人ひとりが考えなければならない時がついに来たのだと思います。
posted by 後藤富和 at 17:13| 平和