2014年11月06日

弁護士会は集団的自衛権、特定秘密保護法に反対

本日正午から天神パルコ前で、集団的自衛権と秘密保護法に反対する福岡県弁護士会の街頭宣伝を行いました。
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若手弁護士に混じって元福岡県弁護士会会長をビラを配りました。
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このままでは、子どもたちが戦場で殺され、また何の罪もない外国の子ども達を殺す世の中になってしまいます。
そのことに、日本中のすべての弁護士会、そして弁護士達は、強い危機感を持っています。
今、戦争をはじめる準備は着々と進んでいます。
来月施行される特定秘密保護法もその一つです。

今週土曜日、福岡県弁護士会では、ゲストに西山太吉さんをお招きし、秘密保護法に反対するシンポジウムを開催します。
「秘密保護法で社会はどう変わる?-この道はいつか来た道、とならないために-」

多くの国民から反対を受けながら昨年12月に成立した特定秘密保護法の施行がいよいよ今年12月に迫っています。
秘密保護法が施行されると、政府が国民に知らせたくないと思う情報については秘密指定してしまえば、国民は何も知らぬまま色々なことが決まるというような民主主義の根幹を揺るがす事態が容易に想定できます。我が国には約70年前そのような道を一度辿った経験があります。
このような特定秘密保護法の問題性・危険性から、日弁連及び当会ではこれまでも現在も同法の廃止を強く求めてきており、成立後も本法の施行に強く反対してきました。
本シンポジウムではまず、この問題についての我が国有数の研究者であられる上智大学の田島泰彦教授、沖縄密約事件で著名なジャーナリストの西山太吉氏にそれぞれ講演をしていただきます。
その上で、御両名に加え、福岡県歯科保険医協会理事の浦川修氏、日弁連においてこの問題に中心的に取り組んできた武藤糾明弁護士も加わっていただき、法施行直前に同法の成立経緯、内容、問題点を再確認するとともに、法施行後予想される影響や、私たちの今後の対処方法について深く考えていきたいと考えています。
皆様大変ご多忙のこと存じますが、極めて重大な問題でございますので時間が許せば是非ご参加下さいますようお願いいたします。

日 時:2014年11月8日(土)14時〜17時30分(13時30分開場)
場 所:福岡県弁護士会館3階ホール(福岡市中央区城内1−1)
参加費:無料
申込不要
http://www.fben.jp/whatsnew/2014/10/post_355.html
posted by 後藤富和 at 14:32| 平和

2014年11月05日

集団的自衛権のトリック

毎週火曜日市民と弁護士が行っている憲法学習会「terra cafe kenpou」。
昨夜は「集団的自衛権のトリック」半田滋氏(東京新聞論説委員兼編集委員)の講演(集団的自衛権を考える超党派議員と市民の勉強会)映像視聴しました。
17名が参加。
https://www.youtube.com/watch?v=eg28PmTdBgA 
このYouTubeで、拝見できます。みなさんも、ご覧下さい。

来週以降の予定
11月11日 セクシャルマイノリティーの権利 石崎杏理氏(FRENS(Fukuoka Rainbow Educational NetworkS)代表)
11月18日 生物多様性条約締約国会議報告 後藤富和(弁護士、福岡県弁護士会公害環境委員会委員長)
11月25日 憲法学習@(総論・憲法と立憲主義、日本憲法史)
12月2日 同和問題に関する映像視聴
12月9日 「憲法9条の国際的評価〜私の経験」 木村公一氏(牧師)
12月16日 憲法学習A(総論・国民主権の原理・平和主義の原理)清田美喜(弁護士)
12月23日 休み

毎週火曜日19時-21時
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
参加無料
※なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします。
http://blog.ohashilo.jp
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
posted by 後藤富和 at 07:29| 平和

2014年11月03日

【本日】憲法フェスタin天神

本日11月3日は憲法公布日です。
九条の会・福岡県連絡会では、安倍内閣が閣議決定した集団的自衛権の行使を許さないための全国統一行動に参加し、集会とデモを行います。

日本がアメリカと共に「戦争をする国」になることを阻止するのは、今、しかありません。多くの皆さまの参加を呼びかけます。

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2014憲法フェスタin天神

集団的自衛権行使を許さない全国統一行動

とき 11月3日(月・祝)13:30開会

ところ 天神5丁目 須崎公園

オープニング 青年の平和への祈り

第一部   文化アトラクション

沖縄で活躍のミュージシャン歌と語り

沖縄からのメッセージKEN子さん 

第二部  若者と地域からの訴え

第三部  デモ行進(15:00〜 会場から市役所西広場前)

主催 九条の会・福岡県連絡会
posted by 後藤富和 at 11:18| 平和

【terra cafe】集団的自衛権のトリック

市民と弁護士が行っている憲法学習会「terra cafe kenpou」。
明日(11月4日)のterra cafe kenpouの予定をお伝えします。
「集団的自衛権のトリック」
半田滋氏(東京新聞論説委員兼編集委員)の講演(集団的自衛権を考える超党派議員と市民の勉強会)映像視聴

また、11月からは月に1度、憲法を体系的に学習します(全12回)。若手弁護士が講師をつとめます。憲法を読んだことないという方はもちろん、もう一度きちんと学習したいという方や、資格試験や公務員試験、学部の試験対策として憲法を学びたいという方にも最適です。お楽しみに。

来週以降の予定
11月11日 セクシャルマイノリティーの権利 石崎杏理氏(FRENS(Fukuoka Rainbow Educational NetworkS)代表)
11月18日 生物多様性条約締約国会議報告 後藤富和(弁護士、福岡県弁護士会公害環境委員会委員長)
11月25日 憲法学習@(総論・憲法と立憲主義、日本憲法史)
12月2日 同和問題に関する映像視聴
12月9日 「憲法9条の国際的評価〜私の経験」 木村公一氏(牧師)
12月16日 憲法学習A(総論・国民主権の原理・平和主義の原理)清田美喜(弁護士)
12月23日 休み

毎週火曜日19時-21時
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
参加無料

※なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします。
http://blog.ohashilo.jp
参加費 無料

※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
posted by 後藤富和 at 11:13| 平和

2014年10月31日

【九弁連】憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を可能とする閣議決定の撤回と関連法の改正等断念を求める決議

本日、鹿児島市で開催された九州弁護士会連合会第67回定期大会において「憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を可能とする閣議決定の撤回と関連法の改正等断念を求める決議」が採択されました。

「憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を可能とする閣議決定の撤回と関連法の改正等断念を求める決議」

九州弁護士会連合会は、内閣に対し、憲法第9条の解釈を変更し集団的自衛権の行使を可能とした閣議決定の撤回と、関連法改正案等の国会提出断念を求める。
2014年(平成26年)10月31日
九州弁護士会連合会

以下提案理由(抜粋)
確立した憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使を可能とすることは、わが国が直接攻撃されていないにもかかわらず武力を行使することを容認するものであり、憲法第9条の規定内容を大きく変えるものである。厳格に定められた憲法改正の手続を経ることなく、確立した憲法解釈を一内閣の判断で変更し、憲法の規定内容を変えることは、政治権力の暴走を抑制するためにこれを憲法によって制約しようとした立憲主義に真っ向から反する。

安倍内閣は、当初、企図した憲法改正自体が困難であると見て、次にその改正要件の緩和を図ろうとし、さらにそれも困難となった段階で、今般の閣議決定がなされたのであり、これは、憲法解釈の変更により実質的に憲法を改正するのと同様の効果を得て所期の目的を達しようとしたものである。
しかも、国民的議論が熟せず、国会での十分な議論も経ない段階での閣議決定は、立憲主義に反するとともに民主主義の過程を不当に軽視した政治手法である。

集団的自衛権の行使は他国を守るための武力行使であり、戦争行為に踏み出すものである。

集団的自衛権の行使容認は(中略)他国との関係においては緊張を高める効果をもたらし、平和的な対話を阻害しかねない。
平和外交の努力こそが政府の責務である。

以上より、当連合会は、集団的自衛権の行使等を可能とする閣議決定に対して強く抗議し、その撤回を求めるとともに、今後予定される関連法の改正等に断固として反対する。
posted by 後藤富和 at 15:27| 平和

2014年10月30日

憲法違反の集団的自衛権に反対する市民集会

福岡県弁護士会の弁護士達で「憲法違反の集団的自衛権に反対する」街頭宣伝を行いました。
今回は60期代の若い弁護士たちがすすんでビラを配っていました。
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福岡県弁護士会の街頭宣伝は、11月20日まで毎週木曜日正午から天神パルコ前で行います。市民の皆さんもぜひご参加ください。

【福岡県弁護士会主催】憲法違反の集団的自衛権に反対する市民集会
〜戦争する国になる?〜

 2014年7月1日、安倍内閣は「憲法の考えかた」を変えて、「集団的自衛権を認める」という方針を決めました。
 国のかたちを定めた最高法規「憲法」。その日本国憲法9条では「日本は戦争をしない」と書かれています。これは、歴代の政府が長年繰り返し確認してきたポイントです。立場が異なる人の意見を聞きながら議論をして、多くにほとが納得できる結論を出すのが、民主主義国家としての本来のやり方のはず。国民の声を無視して、議論もないままに内閣の判断だけで集団的自衛権行使を決めてしまったことは大問題です。
 私たち福岡県弁護士会は法律家団体として、憲法の存在意義を失わせる、安倍内閣の閣議決定を認めることはできません。この問題は、弁護士だけでなく、この国に住むすべてのみなさん一人ひとりにとって重要です。
 みなさん、一緒に私たちの未来を考えるために、集会とパレードに参加しませんか?

日時 11月22日(土)
   集会:13:30〜
   パレード:16:30〜
場所 都久志会館(福岡市中央区天神4-8-10)
プログラム
1 基調講演「集団的自衛権閣議決定の問題点」
 ・青井未帆氏(学習院大学教授/戦争をさせない1000人委員会呼びかけ人)
 ・小林節氏(慶応義塾大学名誉教授)
2 パネルディスカッション「私たち戦争に行かなければならないんですか?」
 ・地元高校生代表
 ・地元大学生代表
 ・憲法学習市民グループ代表
 ・青井未帆氏
 ・小林節氏
 ・毛利倫(弁護士)
パレード(須崎公園→天神方面)
・DJが乗るサウンドカーも登場します。太鼓・鳴りものなどの楽器や、人目をひくかぶりもの、飛び入り参加も大歓迎です。

主催 福岡県弁護士会
共催 日本弁護士連合会、九州弁護士会連合会
協力 戦争を許さない福岡県民委員会、九条の会福岡県連絡会
後援 朝日新聞社、西日本新聞社、毎日新聞社、RKB毎日放送
お問い合わせ 福岡県弁護士会 電話092-741-6416
http://www.fben.jp/whatsnew/2014/10/no_war.html
posted by 後藤富和 at 14:12| 平和

憲法フェスタin天神

11月3日は憲法公布日です。
九条の会・福岡県連絡会では、安倍内閣が閣議決定した集団的自衛権の行使を許さないための全国統一行動に参加し、集会とデモを行います。

日本がアメリカと共に「戦争をする国」になることを阻止するのは、今、しかありません。多くの皆さまの参加を呼びかけます。

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2014憲法フェスタin天神

集団的自衛権行使を許さない全国統一行動

とき 11月3日(月・祝)13:30開会

ところ 天神5丁目 須崎公園

 地図を表示(福岡市Webまっぷへ)

オープニング 青年の平和への祈り

第一部   文化アトラクション

沖縄で活躍のミュージシャン歌と語り

沖縄からのメッセージKEN子さん 

 第二部  若者と地域からの訴え

第三部  デモ行進(15:00〜 会場から市役所西広場前)

主催 九条の会・福岡県連絡会 

代表世話人 石村善治(福岡大学名誉教授)

事務局 はかた共同法律事務所内 村井正昭弁護士 

電話 092-752-3208
posted by 後藤富和 at 07:25| 平和

2014年10月25日

ジェノサイドの路上から

ブックオカ企画「ジェノサイドの路上から 関東大震災時の朝鮮人虐殺と現在〜加藤直樹さんトークショー」(ブックスキューブリック箱崎店。コーディネーター田村元彦西南学院大学准教授)に参加しました。
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関東大震災時の朝鮮人虐殺が忘れ去られている。
2000年4月、石原都知事の三国人発言。地震の際に外国人(三国人)が暴動を起こすので自衛隊に鎮圧を頼まなければならないという趣旨の発言に、頭をハンマーで殴られたような不味さを感じた。
地震の際に外国人が暴動を起こすということが本当にあるのか。過去の例(外国も含む)を調べたところ、そういった例が日本だけでなく世界中にもないことが分かった。石原都知事が言っていることはおかしい。
社会学的にはどうか。災害時には、むしろ、人々は助け合う心情になる。
ただし、暴動もないのに流言が起こり、行政などのデマによって虐殺が起こることがある。
災害心理学上、マズイとされている構図にそのまま石原都知事の心理が当てはまる。行政のトップがレイシズム思考を持っている中、実際に地震が起きたら非常に危険なことになる。
関東大震災時の際は、流言に行政がお墨付きを与え、それを拡散してしまったことが悲劇を生んだ。
石原都知事のような思考を持った人が行政のトップにいることの危険性について訴えたいと思い、それが本を書くきっかけとなった。
2003年9月1日、東京都がやっている法要に参加した。関東大震災の犠牲者と東京大空襲の犠牲者を一緒に法要していた。すると、朝鮮の民族音楽が聞こえてきた。
1945年の空襲で亡くなった方は、20年前の関東大震災の時は殺す側だったかもしれない。殺す側と殺される側が混在しているのが東京。普通の市民が朝鮮人を虐殺した、それが東京という街。
在特会の行動には非常に頭にきた。大久保は色々な人が暮らす多様な街。そこに、突然、在特会がやってきて、朝鮮人は出て行けなどと言う。なんでそこで線を引くのか。
在特会のデモに200人くらいが参加する中、それに抗議する市民が2000人にも及び、在特会は大久保から撤退した。ただ、彼らレイシストは別の場所に移っただけで完全に解決したわけではない。
自分のやり方で何ができるか。今こそ関東大震災について書く時と思った。
90年前の東京でその日起きたことを書くことを続けた。
今となっては商店街であったりゲームセンターだったり公民館だったり。ここが90年前の虐殺の現場だった。
色々な人が行き交うのが街。色々なアイデンティティを持った人達。その中で人と人との出会いが起きる。同じ民族、同じ国籍の中だけで出会いがあるわけじゃない。それは当時の東京でも同じ。朝鮮人と日本人とが人と人として出会っていた。その中で友情が芽生え、恋愛もあり、結婚もあった。
食堂で出会って結婚した朝鮮人の男性と日本人の女性は、関東大震災時に身の危険を感じ、女性の実家に助けを求めるが、実家はこの若い夫婦を追い返した。
朝鮮人を守った村人たち。村人は朝鮮人を引き渡せと鉄砲を持った押し寄せた自警団に敢然と立ち向かった。
穏やかな飴売りの朝鮮人の青年は、地域の人たちに慕われていた。この青年は警察に助けを求めたが、自警団が警察に押し寄せ、この青年を虐殺した。青年の体には60数箇所の刺し傷があった。地域の人たちは彼の死を悼み慰霊碑を建立した。
誰かにとっての誰かなのに、「朝鮮人」と記号化することで人格をなくし、人と人との結びつきを切り裂く。これがレイシズム。
神戸の震災の時も「中国人が畳を盗んでいる」など流言が起こった。金属バットを持った自警団がいた。もしここにボランティアの中国人がスクーターで通りかかったらどうなっていたか。
歴史は起源である。歴史はその後続いていく時代の起源。一回制の出来事ではない。自分に置き換えても、いかに今の自分が昔の出来事でできているのかが分かる。社会の歴史も同じ。
関東大震災時の虐殺は在日の方の中でトラウマとして語り継がれている。殺した側の日本人にもトラウマが残っている。
その先に何を考えるか。
なぜ朝鮮人虐殺は忘れられたか。
朝の連ドラは戦中戦後を描くが、この中に日本人以外の他者の姿はない。
地下鉄の中で標準語とは違う九州の方言で喋る人、そしてその隣にソウルの標準語とは違う釜山訛りを喋る人がいる。これが福岡。他者がいる記憶。
在日の記憶と日本人の記憶が共有されること。
そのきっかけとしてこの本を書いた。
関東大震災の虐殺は90年前のことではなく今の問題と捉える方が多くなっている。それだけ今、危機的な状況にあるということ。
嫌韓本が売れたり、三国人発言が支持されたり、その裏にあるもの。そこにあるのは、通俗性。もともとあった朝鮮人への差別意識を煽り、だから日本人は優れているといえば、多くの人は安心したり満足する。
通俗的な本に対して、高尚なものや啓蒙するような本は手に取ってもらえない。
映画「シュリ」
映画「カプリコン1」→ベトナム戦争に対する風刺。
想像力を揺さぶるようなもので、通俗的ものを取り囲んで行く。
日本の書店には嫌韓本が並ぶが、韓国の書店には反日本は並んでいない。むしろ、震災の日本の経験から何を学ぶかといった謙虚な姿勢が伺える。
夕刊フジのタイトルの79.6%が韓国や中国の悪口。韓国や中国の悪口を見ることが娯楽になっている人達がいるということ。異常な事態。
今の嫌韓、嫌中というのは、外交や韓国との関係の問題ではなく、日本国内に問題があると言わざるを得ない。



posted by 後藤富和 at 20:35| 平和

志葉玲が見たガザ

「志葉玲が見たガザ〜フリージャーナリストが語る戦場のリアル」(筑豊のマナビヤ主催)に参加しています。
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ガザ地区はパレスチナ自治区の内、ヨルダン川西岸地区と隔絶した周囲を封鎖された飛び地。
福岡市と同じ程度の面積に180万人が暮らしている。彼らには逃げ場がない。
戦争中でもやってはいけないことがある。
イスラエル軍の行為はジュネーブ条約に違反している。
ガザでは、工場や病院など住民の生活に直結した施設が集中的に攻撃された。住民を苦しめるため。
文民に対する攻撃の禁止、無差別攻撃の禁止
攻撃を受けた8割が民間人、死者の4分の1が子ども。
生活する場に肉片や人骨が散乱している。
戦争の現実を知ってもらうためには、現地で起こっている子どもの体がバラバラになっている日常を見てもらいたいが、日本のメディアは伝えず、政治家がしたり顔で戦争を語る。
表情を失った子ども達。親や兄弟が殺されるのを見てしまい、心に傷を負っている。
イスラエル兵が赤ちゃんやを踏みつけながら子ども達を銃で撃っている絵を描いた子ども。想像ではなく実際に自分の目で見た光景。
残酷な写真を見たくないという人は、残酷なことがなくなるための努力をすべき。
この子達はFacebookやインターネットで子ども達が死んでいる光景を見ているのではなく、自分の目で自分の知った人が死んでいくのを見ている。
国連の施設に逃げ込んだ子ども達をも攻撃する。絶対に許されないこと。両足を失って虚ろな目の少女。
へその緒が付いたまま頭が割れ脳が飛び出た赤ちゃん。
弔う時間もない。悲しみに集まっていると、その上を無人攻撃機が飛び、攻撃する。
1年で一番ハッピーなイーノの日(断食明け)にお小遣いをもらって喜んでお菓子を買いに行った子ども達を無人攻撃機が攻撃した。生き残った少年「ガザに生まれたというだけで、僕たちはなぜ殺されたりしなければならないのか」。幼い少女の夢の中に毎晩死んだ弟が出てくる。
あからさまに子どもをターゲットに子どもを殺すために攻撃をした。
パレスチナ人にショックを与えるのが目的。

市民の生活に欠かせないインフラをわざわざ破壊する。
ガザ唯一の発電所も破壊された。
畑、果樹園、ビニールハウスも破壊された。
今も封鎖されており復興もされないまま冬を迎える。

なぜガザに行ったのか。
ガザの虐殺は今に始まった事ではない。繰り返される破壊と虐殺。
アメリカが嫌いな国がイスラエルと同じように無差別に市民を虐殺し、国連の施設をも攻撃したらどうなるか。経済制裁だけでは済まないだろう。
イスラエルがやっても何の罰も受けないしペナルティも受けない。
だから繰り返される。
我々が行動を起こさなければ確実にまた起こる。
なぜガザの人達は殺され続けなければならないのか。
ハマスが悪いのか、イスラエルが悪いのか。目の前でこのような戦争犯罪が繰り返されているのに黙って見ている私たちの怠慢さがガザの虐殺を繰り返させている。
今、イスラム国に目が向いているが、その後はまたガザの虐殺が行われる。
もう声を上げなきゃいけない。

安倍首相はあろうことか、このイスラエルに武器を売ろうとしている。
防衛省が支援し三菱など日本の企業の部品を使った戦闘機がガザの子ども達を殺す。それでいいのか。
目の前でお父さんの首が吹っ飛び、お母さんの内臓が飛び出した少女の言葉「どうかイスラエルに武器を売らないでください。その武器が私たちを殺します」
何が平和国家だ。
憲法9条がいかされない、憲法前文の「平和的生存権」。これは殺されない権利だけでなく、殺さない権利もある。この権利を使いましょう。自民党の憲法改正草案では平和的生存権を削除している。
私は現地で取材したことを伝えます。皆さんも自分ができることをやってください。

日本とイスラエルの人達のメンタリティが似ていると感じる。
自分が加害者なのに被害者意識が強い。
ガザから帰国した時、慰安婦問題で朝日新聞バッシングが起きていた。数百ある証言のたった一つの信憑性が薄いといったに過ぎないのに、鬼の首を取ったかのように慰安婦を朝日新聞が捏造したかのように大騒ぎする国民。

被害者意識が強いあまり、攻撃する。
冷静に見てください。
イスラエル側の死者は68人(うち4人が民間人)。対してガザ地区の死者は2104人(うち1462人が民間人)。ガザの52万人が避難生活。
工場などが破壊されガザでは失業が深刻な問題で、人口の8割が国連の支援に依存している。
それでもイスラエルの人達は被害者意識が強い。
ただ、イスラエルの中にもガザ攻撃に反対する市民はいる。日本にも安倍政権の集団的自衛権などに反対する市民運動が起きている。
どの民族であろうと、どの国であろうと、市民は殺されちゃいけない。

中東で取材する時、日本から来たというと歓迎される。
それは、敗戦から立ち直って経済大国となったから尊敬されている。
それが変わったのがイラク戦争を日本が支持した時から。
それでも長年築いてきた日本の平和国家ブランドは強く、私の身を守ってくれた。
安倍政権は、日本の平和ブランドから軍事ブランドに変えた。
安倍政権の集団的自衛権というのが、日本とは関係のない外国に行って戦争を仕掛ける権利ということは皆さんご存知でしょうが、そもそも、国会も通さずに、閣議決定だけでそういうことを決めてしまうこと。民主主義すら否定する安倍首相。それを許す国民には、戦後民主主義を否定するんですか?独裁政権が好きなんですか?と言いたい。
日本は武器を世界に売るのが役割ではなく、そういう動きを押し止めるのが役割ではないか、安倍さん。

武器輸出は経団連の悲願だった。
安倍政権は本当に酷いが、安倍政権が倒れたとしても、次にも現れる。
ごく一部の金持ちや、武器輸出企業、電力会社だけを優遇。金で買える民主主義になっている。
原発も、集団的自衛権も、格差貧困も。市民を大事にする政治じゃないと。

メディアリテラシーの視点。
政府の発表を鵜呑みにしてはいけない。大手マスコミが正しいことを言っているとは限らない。
情報が正しいかどうかを判断する力。本当は学校でも教えなきゃいけないこと。

私たちは何をしたらいいのか。
募金だけでなく、市民が政策を語り、立案して政治に投げかけること。
posted by 後藤富和 at 15:13| 平和

プラン福岡交流会(11/16)のお知らせ

僕も会員になっている国際NGOプラン・ジャパンからのお知らせです。
参加希望の方は、大橋法律事務所か、プラン福岡交流会の平田まで連絡ください。

【プラン福岡交流会(11/16)のお知らせ】

日に日に秋の深まりを感じる季節になりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

さて、プラン福岡交流会では、以下の通り講演と交流会を行います。
今回は、ネパールにおける女性問題の現状について、
プラン・ジャパン 冨田職員をお招きしてお話を伺います。

ネパール人女性による歌と踊りの披露もあります。
 料理実習室ではネパール料理を賞味して頂きながら
ネパールの文化や自然についても紹介して頂きます。

たくさんの方のご参加をお待ちしております!

日時:2014/11/16(日)11:00〜14:00

場所:福岡市男女共同参画推進センター・アミカス2階
視聴覚室(講演) 料理実習室(交流会)
(福岡市南区高宮3-3-1)
http://amikas.city.fukuoka.lg.jp/modules/tinyda1/index.php?id=1

1. 講演 11:00〜12:30
講師:プラン・ジャパン 冨田職員
マナンダルサンギダさん(ネパール人)
ほかにネパール人による歌や踊りもあります。

2.交流会 12:30〜14:00
※交流会は11月9日(日)までにお申し込みください。
交流会のみの参加はできません。

参加費:無料
※交流会に参加する場合は2,000円(小学生は1,000円)

定員: 講演 45人  交流会 20人 (申し込み先着順)

連絡先
大橋法律事務所 後藤
http://www.ohashilo.jp/mail.html

プラン福岡交流会 平田
TEL:090-1365-6029
Email:nihongo822@hotmail.com

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posted by 後藤富和 at 08:51| 平和

2014年10月19日

【映画】グォさんの仮装大賞

第11回中国映画を観る会
「グォさんの仮装大賞」
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人生最後の輝きを求めて老人ホームで暮らすじいさんたちがおんぼろバスで大脱走!!
疎遠になった家族、老いへの不安、そして静かに余生を過ごすだけの毎日…。そんなうつうつとした日々を飛び出して、目指すはあの「仮装大賞」!! 医者に止められても家族に反対されても、ワシらは誰にも止められない!!残された時間は限られているけれど、それならば、笑って楽しく悔いなく生きよう。
いくつになっても、やりたいことは必ずできる!!

『胡同(フートン) のひまわり』
チャン・ヤン監督最新作。往年の名優が織りなす人生讃歌。
監督は、日本でもヒットを記録した『こころの湯』『胡同(フートン) のひまわり』などを手がけるチャン・ヤン。そして『孔子』で老子を演じたシュイ・ホァンシャン、『古井戸』の監督で俳優としても知られるウー・ティエンミン、『初恋のきた道』のおばあさん役リー・ビンはじめ、中国映画界の至宝というべきベテラン俳優陣が勢ぞろい。さらに、今注目の若手俳優イエン・ビンイエンやガオ・グーなどが脇を固める。第25回東京国際映画祭ほか、世界10カ国の映画祭で上映され、多くの観客を笑いと涙で包み込んだ珠玉のハートフルムービーがついに上陸!!

笑いと涙であなたをやさしく包み込む珠玉のハートフルストーリー
妻を亡くしたグォさんは、友人であるチョウさんの勧めで残りの人生を老人ホームで過ごすことに。ホームの仲間は皆、本当は家族と一緒に暮らしたいという思いを隠して、日々押し寄せる不安とともに静かに暮らしていた。家族にも見放されたうえに、代わり映えのしないホームでの日々を目の当たりにしたグォさんは、みるみるうちに生きる気力を失っていく。そんな中、チョウさんが人気テレビ番組「仮装大賞」への出場をグォさんたちに提案すると、初めての挑戦にホームの老人たちは活気づく。しかし、彼らの身を案じるホームの職員や家族からは強く反対されてしまう。グォさんたちは一計を案じ、おんぼろバスに乗って老人ホームを抜け出す。憧れの仮装大賞へ向かって期待に胸を躍らせる一行。道中の様々なハプニングを乗り越え、愉快な時間はこのままずっと続くかのように思えた。しかし、チョウさんには誰にも言えない隠し事があったのだった。

◎11月30日(日)@11:00〜 A14:00〜 
 福岡市総合図書館映像ホール・シネラ(福岡市早良区百地浜3-7-1)

◎ 一般前売1200円/当日1400円 シニア1100円/中高生800円
日中友好協会会員特別価格1000円(福岡日中文化センター、大橋法律事務所で会員特別価格チケットを取り扱っています)。
☆ 問い合わせ・お申し込み
nc.fukuoka@gol.com(福岡日中文化センター)
http://www.ohashilo.jp/mail.html(大橋法律事務所)

予告編
http://youtu.be/SnQykUpDz3w

posted by 後藤富和 at 11:48| 平和

2014年10月18日

慰安婦問題

「慰安婦」問題と性差別〜現代家族の多様性からジェンダー問題を考える(木下直子講師)に参加しています(ふくおか自由学校)。

ここ最近、腹立たしいのは、吉田証言問題を契機に慰安婦の存在自体をもみ消そうとしている動きです。
慰安婦の存在が明るみに出る一つのきっかけにすぎない吉田証言を取り消すことがなぜ従軍慰安婦がなかったことになるのでしょうか。慰安婦の存在自体は他の物的証拠や証言で事実として争いようのないものです。
それなのに、問題提起となった一つの素材の信用性がなかったことで、問題の全体をもなかったことにしようとするなど、論理の飛躍も甚だしすぎます。
朝日新聞の記事訂正のやり方もまずかったですが、それに乗じて、自分たちに都合の悪い事実をここぞとばかりになかったものにしようとする安倍氏や石破氏の節操のなさには呆れます。
しかも、吉田証言を検証する特命委員会委員長に中曽根康弘氏が就任しましたが、中曽根氏は、自身が寄稿した「終わりなき海軍」の中で「三千人からの大部隊だ。やがて、原住民の女を襲うものやバクチにふけるものも出てきた。そんなかれらのために、私は苦心して、慰安所をつくってやったこともある。かれらは、ちょうど、たらいのなかにひしめくイモであった。卑屈なところもあるし、ずるい面もあった。そして、私自身、そのイモの一つとして、ゴシゴシともまれてきたのである」と慰安婦集めに苦心したことを(自慢話として)披露しています。
本当、この国のことが嫌になります。安倍氏や麻生氏、石破氏がリーダーであるこの国にはどうしても誇りが持てません。
ドイツのワイツゼッカー大統領は「後になって過去を変えたり、起こらなかったことにするわけにはまいりません。しかし過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです。」と演説し、これが、のちに「記憶・責任・未来基金」の創設につながりました。
日本のリーダーに必要なのは不都合な過去に背を向けずにきちんと向き合う、このワイツゼッカーのような姿勢だと思います。

ワイツゼッカー大統領演説「荒れ野の40年」全文
http://ameblo.jp/study2007/entry-10236801513.html
posted by 後藤富和 at 19:52| 平和

障がい者を取り巻く状況

市民と弁護士が行っている憲法学習会「terra cafe kenpou」。
再来週火曜日(10/28)のテーマは
【障がい者を取り巻く状況】
講師 古賀稔章(「障がい者援護会でんくる」元代表)
日時 10月28日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
参加無料

障害者の立場から、40年前、どんな状況で自分が「青い芝の会」と関わり、どんなことを知って行ったか、色んな支援者の人達と社会を変えて行くためにどんな活動をしてきたのか、憲法の問題と絡めてお話しします。
「青い芝の会」とは、脳性まひ者の全国組織で、昭和40年代、障害児無理心中事件が頻繁に起きている中で、脳性まひ者の立場から「自分達が殺される側の立場から、どうして勝手に命を奪われ、命を奪った側の親や家族の罪に減刑嘆願運動がおこり、それに対する抗議と社会に対して生存権と生活権を主張して行き、脳性まひ者が差別や抑圧に屈せず社会の中で堂々と生きて行くことを目指し、闘ってきた団体」です。

※なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします。
http://blog.ohashilo.jp
参加費 無料

※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
posted by 後藤富和 at 18:28| 平和

2014年10月17日

【福岡県弁護士会】憲法違反の集団的自衛権に反対する市民集会(11月22日)

本日、福岡県弁護士会会長の代理として、11月22日(土)に開催する福岡県弁護士会主催の「憲法違反の集団的自衛権に反対する市民集会」のチラシを、平和運動を行う市民団体に配布して来ました。
九電本店前で脱原発の運動をしている「原発とめよう!九電本店前ひろば」や、日本と中国の不再戦の活動に取り組まれている「日中友好協会福岡支部」にもチラシを持って行きました。
写真.JPG
11月22日(土)はサウンドデモ(パレード)も行います。
プラカードや楽器、派手な格好で賑々しくご参加ください。
子ども達を戦場に送らないために声を上げて行きましょう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【福岡県弁護士会主催】憲法違反の集団的自衛権に反対する市民集会
1122nowar1.2 (2).jpg
 2014年7月1日、安倍内閣は「憲法の考えかた」を変えて、「集団的自衛権を認める」という方針を決めました。
 国のかたちを定めた最高法規「憲法」。その日本国憲法9条では「日本は戦争をしない」と書かれています。これは、歴代の政府が長年繰り返し確認してきたポイントです。立場が異なる人の意見を聞きながら議論をして、多くにほとが納得できる結論を出すのが、民主主義国家としての本来のやり方のはず。国民の声を無視して、議論もないままに内閣の判断だけで集団的自衛権行使を決めてしまったことは大問題です。
 私たち福岡県弁護士会は法律家団体として、憲法の存在意義を失わせる、安倍内閣の閣議決定を認めることはできません。この問題は、弁護士だけでなく、この国に住むすべてのみなさん一人ひとりにとって重要です。
 みなさん、一緒に私たちの未来を考えるために、集会とパレードに参加しませんか?
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日時 11月22日(土)
   集会:13:30〜
   パレード:16:30〜
場所 都久志会館(福岡市中央区天神4-8-10)
プログラム
1 基調講演「集団的自衛権閣議決定の問題点」
 ・青井未帆氏(学習院大学教授/戦争をさせない1000人委員会呼びかけ人)
 ・小林節氏(慶応義塾大学名誉教授)
2 パネルディスカッション「私たち戦争に行かなければならないんですか?」
 ・地元高校生代表
 ・地元大学生代表
 ・憲法学習市民グループ代表
 ・青井未帆氏
 ・小林節氏
 ・毛利倫(弁護士)
パレード(須崎公園→天神方面)
・DJが乗るサウンドカーも登場します。太鼓・鳴りものなどの楽器や、人目をひくかぶりもの、飛び入り参加も大歓迎です。

主催 福岡県弁護士会
共催 日本弁護士連合会、九州弁護士会連合会
協力 戦争を許さない福岡県民委員会、九条の会福岡県連絡会
お問い合わせ 福岡県弁護士会 電話092-741-6416
posted by 後藤富和 at 15:05| 平和

2014年10月15日

やだね戦争!反安倍政権アクションVol.10

「やだね戦争!反安倍政権アクション」のおしらせをします。

流れてくるニュースを見聞きして、いちいち腹が立ったり意気消
沈して疲れてしまう毎日です。こんな日々に、平穏な気分で正気
を保っていられるテクニックがあったら教えてください(泣)。

今日、閣議決定された特定秘密保護法は、まずは委縮効果を狙う
ものでしょうから、それに抗うためにも…!ぜひ、このアクショ
ンに御参加ください。

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!!転送歓迎!転送歓迎!転送歓迎!転送歓迎!転送歓迎!!
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┏┳┳┳┓  やだね戦争!反安倍政権アクションVol.10
┃┃┃┣┻┓   2014年10/15(水)18:00〜19:30くらい迄
┣┻┻┻┓┃   @天神コア前(福岡市中央区天神)
┗┓  ┏┛ ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
 ┃  ┃  反安倍政権アクション(福岡)いのうえしんぢ

1.フラッシュモブ(安倍首相オメーン隊闊歩)
2.プラカード掲示
3.マイクアピール(スピーチ、コント、朗読など)
4.ハガキアクションなど
5.シール投票

「やだね戦争!反安倍政権アクション」は毎月第1+3水曜の夕方
18時から天神コア前でやっています。
posted by 後藤富和 at 09:05| 平和

在日コリアンの思い

昨夜のterra cafe kenpouでは、金静媛さん(山口県朝鮮人強制連行真相調査団朝鮮人側事務局長)を講師にお招きし「在日コリアンの思い〜在日コリアンをとりまく問題からみるこの国の姿」についてお話しいただきました。30名が参加。

両親が済州島出身。父は1920年代に大阪に移住。母は3歳まで大阪で育ち一旦済州島に帰ったものの1940年代(12歳頃)単身で大阪に渡り、敗戦を迎えた。
戦後、両親は結婚。朝鮮半島の政治情勢、特に1948年、済州島蜂起で島民虐殺(4・3事件)によって済州島に帰れなかった。
9人姉弟。7番目と8番目が男子。儒教思想の影響から男子の誕生が望まれた。娘7人には全て故郷の一文字がついている。望郷の念、民族の尊厳のあらわれ。名前は個人の尊厳を表すもの。

京都朝鮮学校で行われた暴言(ヘイトスピーチ)では、人間以下の言葉を浴びせられた。その言葉を浴びせられた子ども達の思い。
京都地裁、大阪高裁判決は在特会を断罪し、民族差別を正面から認めたもの。
ただ、裁判では勝っているものの、今の情勢は、血生臭いものが迫っている不気味な感触を受ける。
この裁判は、人間の尊厳を守る戦い。踏みにじられた子ども達の尊厳を回復する戦い。尊厳を守るために裁判を起こすことの意味。裁判を決意した親達の思い。「朝鮮学校の子ども達は北朝鮮のスパイ」「スパイ養成学校」この暴言は「名誉毀損」。被疑事実として「名誉毀損」は外せないとの思い。
在日一世は、戦後も治安管理の対象としての処遇を受け続けて来た。
80代のオモニは、ヘイトスピーチに接し「警察悪いな。在特会か警察か分からん」と事件の際の警察の対応について口にした。

高校までは通称名「金城媛子」で通した。高校生の時、本名宣言。
弟(金尚均)は小学校時代から差別を受けて来た。高校生の時、ボクシングジムに通い出した。当時、執拗な差別と暴力を浴び、自分の身を守るため。弟はその後、大学の教授(刑法)となり、現在は法科大学院の教官。「ヘイト・スピーチの法的研究」を執筆。
弟は自分の子を京都朝鮮学校に通わせていた。そこで、子ども達は在特会のヘイト・スピーチを浴びた。弟夫婦はともに日本学校に通ったが、子ども達には民族の言葉を学ばせたいという思いから京都朝鮮学校に通わせた。そして子ども達から朝鮮のことを学ぶ。つまり朝鮮人としての「生き直し」であった。子ども達は、自分達が美味しいと思うものを遠慮なく美味しいという。金さんの時代はキムチはおろか朝鮮と分かるものは友達にバレないように避けていた。家に友達を呼ぶこともできなかった。朝鮮学校が民族のアイデンティティを育む場になっている。

関東大震災の時の朝鮮人虐殺(映画「隠された爪跡」「払い下げられた朝鮮人」)。
軍艦島での朝鮮人強制連行の歴史。世界遺産登録運動の中でこの歴史が隠されている。軍艦島から長崎市の三菱ドッグに移され被爆した朝鮮人宋さん。宋さんが差し出した食事を食べることができなかった。その食事には強制連行、被爆など在日が味わった思いが詰まっている気がして、それを共有することの重さ、思いの血生臭さから、箸をつけることができなかった。それが今でも負い目になっている。(「強制連行された朝鮮人の証言」)

4.24阪神教育闘争(1948)。16歳の少年が射殺された。その前に3.31山口闘争(1万人)。なぜ山口だったのか。朝鮮半島に近い。朝鮮総督府の職員が引き上げ後、山口県庁の職員となり、徹底した朝鮮学校への弾圧。
私の子どもの時代には差別はなくなっているだろうと思っていた。
今回の京都朝鮮学校襲撃事件は、関東大震災の朝鮮人虐殺(ジェノザイド)と同じような状況を思い起こさせる。91年を経て、差別がなくなっているという思いが幻想であったことを思い知らされた。
目の前にある問題にあえて向き合うことを選んだ。それを多くの日本人が支えた。子ども達、親達の自己肯定感に繋がった。
この問題の解決のために何ができるのか。
現場に行くこと。
カウンター行動。
日本人、朝鮮人が思いを共有することで乗り越えることができるのではないか。朝鮮人の痛みを理解することで新たな関係が築けるのではないか。
posted by 後藤富和 at 07:33| 平和

2014年10月11日

【来週のterra cafe】在日コリアンの思い〜在日コリアンをとりまく問題からみるこの国の姿

来週のterra cafe kenpou(10月14日)
【在日コリアンの思い〜在日コリアンをとりまく問題からみるこの国の姿】
講師 金静媛(山口県朝鮮人強制連行真相調査団朝鮮人側事務局長)
日時 10月14日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)

私は在日朝鮮人2世で55歳です。
現在、山口県内の朝鮮人強制連行の調査、朝鮮学校の補助金カット復活の運動を中心に行っています。
また、ヘイトスピーチについては京都の朝鮮学校襲撃事件の際に、私の三人の姪・甥が通っていました。
子どもたちの父親は金尚均(龍谷大学法科大学院 教授)で直後、京都の法律関係者らの呼びかけ提訴、原告団のメンバーとともにこのたびの高裁判決を勝ち取りました。
この間、弟夫婦や学校関係者、保護者らから聞いた苦悩の日々を思うと胸が痛みます。
関東大震災の朝鮮人虐殺から91年がたって、今、当時を彷彿させる状況があります。
繰り返される過去、その根本原因はどこにあるのでしょうか?
8月に国連人種差別撤廃条約委員会から日本政府に対して勧告が出されました。
日本のマスコミではほとんど報道さてれていない朝鮮学校への勧告について、このたび一緒に学びたいと思います。
私の在日の思い、体験を中心にお話しいたします。

金静媛(キム ジョンウォン)山口県朝鮮人強制連行真相調査団 朝鮮人側事務局長
1959年、大阪市生まれ。在日2世。両親は戦前に済州島から日本に移住。
関西大学法学部卒。「朝鮮新報社」記者。
1993年から山口県朝鮮人強制連行真相調査団 朝鮮人側事務局長
2004年 国連 子どもの権利条約委員会(ジュネーブ)でロビー活動

※なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします。
http://blog.ohashilo.jp
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf
posted by 後藤富和 at 18:42| 平和

GIRL RISING

映画「GIRL RISING〜私が決める、私の未来〜」@アミカス。
午前の部上映終了。観終わった方が涙ぐんでいました。とても良い映画です。
参加無料です。
午後の部は14時からです。ぜひおこしください。
僕はプランのスタッフとして「ワドリーの水汲み体験コーナー」を担当しています。
この重い水瓶を少女達は1日8時間担いでいます。
http://youtu.be/BJsvklXhYaE
posted by 後藤富和 at 12:36| 平和

2014年10月07日

【ご案内】在日コリアンの思い(10/14)

【在日コリアンの思い〜在日コリアンをとりまく問題からみるこの国の姿】
講師 金静媛(山口県朝鮮人強制連行真相調査団朝鮮人側事務局長)
日時 10月14日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)

私は在日朝鮮人2世で55歳です。
現在、山口県内の朝鮮人強制連行の調査、朝鮮学校の補助金カット復活の運動を中心に行っています。
また、ヘイトスピーチについては京都の朝鮮学校襲撃事件の際に、私の三人の姪・甥が通っていました。
子どもたちの父親は金尚均(龍谷大学法科大学院 教授)で直後、京都の法律関係者らの呼びかけ提訴、原告団のメンバーとともにこのたびの高裁判決を勝ち取りました。
この間、弟夫婦や学校関係者、保護者らから聞いた苦悩の日々を思うと胸が痛みます。
関東大震災の朝鮮人虐殺から91年がたって、今、当時を彷彿させる状況があります。
繰り返される過去、その根本原因はどこにあるのでしょうか?
8月に国連人種差別撤廃条約委員会から日本政府に対して勧告が出されました。
日本のマスコミではほとんど報道さてれていない朝鮮学校への勧告について、このたび一緒に学びたいと思います。
私の在日の思い、体験を中心にお話しいたします。

金静媛(キム ジョンウォン)山口県朝鮮人強制連行真相調査団 朝鮮人側事務局長
1959年、大阪市生まれ。在日2世。両親は戦前に済州島から日本に移住。
関西大学法学部卒。「朝鮮新報社」記者。
1993年から山口県朝鮮人強制連行真相調査団 朝鮮人側事務局長
2004年 国連 子どもの権利条約委員会(ジュネーブ)でロビー活動

※なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします。
http://blog.ohashilo.jp
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
posted by 後藤富和 at 10:49| 平和

今夜のterra cafe kenpou

本日のterra cafe kenpouでは、先週に引き続き映画「学校」を視聴し、教育問題、夜間学校などについて意見交換をしようと思います。解説は武井賢司さんです。
お楽しみに。
映画「学校」予告編
http://youtu.be/XfKTh9l0QMo

日時 10月7日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
※なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします。
http://blog.ohashilo.jp
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
posted by 後藤富和 at 10:35| 平和

2014年10月03日

中国は面白い

日中文化講座「中国は面白い〜舞台から見える、中国の子ども達あれこれ」(講師 劇団道化代表篠崎省吾さん)に参加しました。
冒頭、劇団メンバーによる「何ができるかな」「三匹の子ぶた」を中国語で上演。
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中国に行くというと、「大丈夫?」という反応が返ってくる。
どういう意味なのか?
「日本に行って大丈夫?」と言われたら嫌な気持ちになるだろう。
それと同じことを日本人は普段やっている。日本は優れていて中国は劣っているという上から目線ではないか。

人権が保障されていない?
ムスリムに対して配慮した食事を出す。
中国語・英語・チベット語が併記された交通標識。
日本はどうしているだろう。
3月8日、女性の劇団員は稽古に来なかった。なぜか、国際婦人デーだから。
すすんだ男女平等。

民主主義が遅れている?
若い俳優でも演出家に意見をする。
演出家は俳優に考える時間を与える。
稽古の後、俳優同士で徹底してミーティング。
政治的な話題(毛沢東の評価など)でも徹底して議論していた。
日本は表現の自由があると言いながら、居酒屋などフランクな場であっても天皇制などについて議論することははばかられる。

カルチャーショックだった。
中国の演劇人ってとっても素敵だな。

本来、シアターには専属の劇団や楽団がいる。文化立国というのであれば、地域の文化センター(市民センターなど)に専属の劇団や楽団を置くべきではないか。日本は箱だけで作ってそうはなっていない。中国は本来の姿に近い。
文化面のシステムは中国はすすんでいるといえる。器材も最新のものが揃っている。ただし、それを扱える人がいないのが中国。
日本は技術を持った人材はいるのに、器材が旧態依然としている。この点は、日本と中国が交流すればうまくいく。

中国の子どもも日本の子どもも、劇の同じところで笑う。
ぱっと見、どちらが日本でどちらが中国かわからない。

ドサ回りをやりたくて。
トラックの荷台を舞台に震災で壊れた学校を回った。

何で中国に行くのか。
いい奴がいて。雲南省の子ども達や北京の若い劇団員にあることがとてもドラマチックで。

中国人、日本人とひとくくりにするのではなく、篠さん、李さんという関係になると垣根は越えられる。




posted by 後藤富和 at 20:04| 平和

【福岡県弁護士会】憲法違反の集団的自衛権に反対する市民集会

【福岡県弁護士会主催】違反の集
団的自衛権に反対する市民集会
〜戦争する国にな
る?〜

 2014年7月1日、安倍内閣は「憲法の考えかた」を変えて、「集団的自衛権を認める」という方針を決めました。
 国のかたちを定めた最高法規「憲法」。その日本国憲法9条では「日本は戦争をしない」と書かれています。これは、歴代の政府が長年繰り返し確認してきたポイントです。立場が異なる人の意見を聞きながら議論をして、多くにほとが納得できる結論を出すのが、民主主義国家としての本来のやり方のはず。国民の声を無視して、議論もないままに内閣の判断だけで集団的自衛権行使を決めてしまったことは大問題です。
 私たち福岡県弁護士会は法律家団体として、憲法の存在意義を失わせる、安倍内閣の閣議決定を認めることはできません。この問題は、弁護士だけでなく、この国に住むすべてのみなさん一人ひとりにとって重要です。
 みなさん、一緒に私たちの未来を考えるために、集会とパレードに参加しませんか?

1122nowar1.2 (2).jpg

写真.JPG
日時 11月22日(土)
   集会:13:30〜
   パレード:16:30〜
場所 都久志会館(福岡市中央区天神4-8-10)
プログラム
1 基調講演「集団的自衛権閣議決定の問題点」
 ・青井未帆氏(学習院大学教授/戦争をさせない1000人委員会呼びかけ人)
 ・小林節氏(慶応義塾大学名誉教授)
2 パネルディスカッション「私たち戦争に行かなければならないんですか?」
 ・地元高校生代表
 ・地元大学生代表
 ・憲法学習市民グループ代表
 ・青井未帆氏
 ・小林節氏
 ・毛利倫(弁護士)
パレード(須崎公園→天神方面)
・DJが乗るサウンドカーも登場します。太鼓・鳴りものなどの楽器や、人目をひくかぶりもの、飛び入り参加も大歓迎です。

主催 福岡県弁護士会
共催 日本弁護士連合会、九州弁護士会連合会
協力 戦争を許さない福岡県民委員会、九条の会福岡県連絡会
お問い合わせ 福岡県弁護士会 電話092-741-6416
posted by 後藤富和 at 16:26| 平和

2014年10月01日

日中文化講座

日中文化講座
講師  篠崎省吾さん(劇団道化代表)
テーマ 中国は面白い〜舞台から見える中国の子ども達あれこれ
とき  10月3日(金)18:30〜
ところ 福岡日中文化センター(福岡市中央区渡辺通2−8−23−3F)
会費  700円
posted by 後藤富和 at 14:45| 平和

2014年09月30日

terra cafe kenpou(在日コリアン、カネミ油症)

【転送大歓迎】
10月のterra cafe kenpouでは、2つ大きな学習会(ヘイトスピーチ・朝鮮学校無償化差別など在日コリアンを取り巻く問題、カネミ油症問題)を行います。
アジアの平和、在日コリアン、公害・環境問題、薬害、原発問題など人格の根源に関わる重要な問題です。
ぜひお友達をお誘い合わせの上ご参加ください。大学生、社会人の皆さん、初めての方も大歓迎です。

【在日コリアンの思い〜在日コリアンをとりまく問題からみるこの国の姿】
講師 金静媛(山口県朝鮮人強制連行真相調査団朝鮮人側事務局長)
日時 10月14日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)

私は在日朝鮮人2世で55歳です。
現在、山口県内の朝鮮人強制連行の調査、朝鮮学校の補助金カット復活の運動を中心に行っています。
また、ヘイトスピーチについては京都の朝鮮学校襲撃事件の際に、私の三人の姪・甥が通っていました。
子どもたちの父親は金尚均(龍谷大学法科大学院 教授)で直後、京都の法律関係者らの呼びかけ提訴、原告団のメンバーとともにこのたびの高裁判決を勝ち取りました。
この間、弟夫婦や学校関係者、保護者らから聞いた苦悩の日々を思うと胸が痛みます。
関東大震災の朝鮮人虐殺から91年がたって、今、当時を彷彿させる状況があります。
繰り返される過去、その根本原因はどこにあるのでしょうか?
8月に国連人種差別撤廃条約委員会から日本政府に対して勧告が出されました。
日本のマスコミではほとんど報道さてれていない朝鮮学校への勧告について、このたび一緒に学びたいと思います。
私の在日の思い、体験を中心にお話しいたします。

金静媛(キム ジョンウォン)山口県朝鮮人強制連行真相調査団 朝鮮人側事務局長
1959年、大阪市生まれ。在日2世。両親は戦前に済州島から日本に移住。
関西大学法学部卒。「朝鮮新報社」記者。
1993年から山口県朝鮮人強制連行真相調査団 朝鮮人側事務局長
2004年 国連 子どもの権利条約委員会(ジュネーブ)でロビー活動

【カネミ油症は終わっていない〜カネミ油症患者から見るこの国の姿】
講師 宿輪敏子(カネミ油症五島市の会事務局長)
日時 10月21日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)

 国内最大の食品公害であるカネミ油症事件が明るみに出て今月(2008年10月)で40年を迎えた。普通の食事をしただけで一生の病を背負わされ、被害の深刻さゆえに沈黙せざるを得ない。加害企業と行政はそれをいいことに被害者を放置し、事件を矮小化してきた。この40年間は、そうした人権侵害の歴史だったと思う。
 長崎県五島列島には多くのカネミ油症被害者がいる。私もその一人だ。母は、私が小学一年生の頃、米ぬか油を使って芋のてんぷらやらドーナツをせっせと作ってくれた。その手料理に猛毒のダイオキシンが混入しているとは夢にも思わなかった。しばらくして家族6人全員の体調がおかしくなった。吹き出物やつめの変色、歯茎の出血、目が開かないほどの眼やに、腹痛。原因が米ぬか油だとわかった時の母の苦悩は想像を絶する。わが子に毒を食べさせていたのだから。母は一年半後に40度の熱を40日出して死にかけた。肝臓が化膿していたのだ。肝臓に触るとザクッと音がし、砂のような石が大量にできていた。
 世界で初めてダイオキシンを直接食べたカネミ油症は、「病気のデパート」といわれるほど症状が多様である。治療法はなく、慢性毒性がじわじわと内臓や骨を痛めつけ、がんなどによって死に至らしめる。
 五島列島の奈留島では発生当時、米ぬか油を製造した原因企業のカネミ倉庫も国や自治体も、全住民に回覧板などで危険性を知らせるなどの努力をしなかった。家に残っていたカネミの油は名前を名乗らぬ人に持っていかれ、毒が入っていたかどうかの連絡もなかったという。
 被害を届け出た人は西日本一帯に1万4千人いる。しかし、九州大の油症研究班が作った基準で患者と認定されたのは2千人に満たない。奇妙なことに、毒油を一緒に食べた家族でさえ認定・未認定に分かれている。被害者であることを名乗り出ず、沈黙を守り続けている人も多い。治療法がないことや心ない差別が大きな理由である。
 子や孫の世代への影響を心配する人も少なくない。その懸念は調べるにつけ濃厚になってきた。だからこそ、親たちは差別を心配して被害の実態を語ろうとしない。どれくらいの被害者がいるのかを含め、被害の全容はわからないままである。
 カネミ倉庫は支払い能力がないという理由でいまだに賠償金を払っていない。認定患者への補償は、たった23万円の見舞金と医療費の一部を支払う「油症券」の支給だけ。次世代の影響を懸念される甚大な被害に対して、あまりにひど過ぎる。
 私は、カネミ油症について、ずっと忘れたいと思ってきた。だが被害者が高齢化していく中、「若い世代の誰かがやらねば」と、4年前から体験を話し、聞き取り調査を始めた。
 厚生労働省は今年初めて健康実態のアンケートを始めた。被害者が地元の政治家に働きかけてやっと実現した。遅すぎるし、対象は認定患者だけで、全容解明にはほど遠い。だがこの調査をきっかけに、手段を尽くして被害者がどのような状態に置かれているかを把握し、医療費の完全無料化や健康管理手当の支給など、不安を少しでも和らげる恒久対策を考えてほしい。
 食への信頼が揺らぐ事件が今も相次ぐ。企業や行政が自らの責任にきちんと向き合う姿勢を持たない限り、信頼は決して取り戻せないと思う。まずは、被害者の沈黙に甘えず、40年間放置してきたカネミ油症の救済に正面から向き合うべきである。(出典:朝日新聞2008年10月30日)

※なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします。
http://blog.ohashilo.jp
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
posted by 後藤富和 at 08:09| 平和

2014年09月29日

明日のterra cafe kenpou

今週と来週のterra cafe kenpouでは、二週連続で映画「学校」を視聴し、教育問題、夜間学校などについて意見交換をしようと思います。解説は武井賢司さんです。
お楽しみに。
映画「学校」予告編
http://youtu.be/XfKTh9l0QMo

日時 9月30日(火)19:00-21:00
10月7日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
※なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします。
http://blog.ohashilo.jp
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
posted by 後藤富和 at 18:17| 平和

やだね戦争、反安倍政権アクションVol.9

!!転送歓迎!転送歓迎!転送歓迎!転送歓迎!転送歓迎!!
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┏┳┳┳┓  やだね戦争!反安倍政権アクションVol.9
┃┃┃┣┻┓       2014年10/1(水)
┣┻┻┻┓┃ 18:00〜@天神コア前(福岡市中央区天神)
┗┓  ┏┛ ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
 ┃  ┃  反安倍政権アクション(福岡)いのうえしんぢ

1.フラッシュモブ(安倍首相オメーン隊闊歩)
2.プラカード掲示
3.マイクアピール(スピーチ、コント、朗読など)
4.ハガキアクションなど
5.シール投票

天神コア前を歩く人たちは若い世代が多いので、中学生や大学生
にも伝わるようなわかりやすい言葉を心がけています。ご協力を
よろしくお願いします。

「やだね戦争!反安倍政権アクション」は毎月第1+3水曜の夕方
18時から天神コア前でやっています。

posted by 後藤富和 at 17:56| 平和

宮里新一ライブのラジオ放送

今年4月に、中央区九条の会、terra cafe kenpou、原発なくそう!中央区の会、福岡県民主医療機関連合会、公益社団法人福岡医療団、浄土真宗光円寺の主催で行った「宮里新一ライブ」後のインタビューがラジオで放送されます。どうぞお楽しみに。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちょっとした告知です。今年4月ごろ福岡・天神でライブ終了後に取材を受けた福岡市の〈こころのオルゴール〉の放送日程が決まりました。ほんの5分くらいですが、福岡圏内お住まいの方、ぜひ放送に耳を傾けていただければと思います。
〈こころのオルゴール〉
『歌うことは、生き直すこと』 朗読者:矢島正明さん
■RKBラジオ 2014年10月24日/12月10日 16:55〜17:00
■FM福岡  2015年1月23日/3月11日  22:55〜23:00
番組全体の放送予定につきましては、番組ホームページをご参照ください。
http://jinken.city.fukuoka.lg.jp/musics/
posted by 後藤富和 at 17:48| 平和

2014年09月27日

映画「GIRL RISING〜私が決める、私の未来」

途上国の女の子の現実と希望を描いたドキュメンタリー風オムニバス映画「GIRL RISING〜私が決める、私の未来」を上映します。
http://youtu.be/ZJxEhHJ_C9s

今日、プラン福岡交流会で、この上映会で展示するパネルの準備をしました。
多くの方に映画と展示を観ていただければと思います。
まだ、残席あります。
鑑賞ご希望の方は、午前の部・午後の部の希望を明記の上、私までメール、メッセージをください。
お待ちしています。

日時 2014年10月11日(土)
午前の部 10:00〜12:00 
午後の部 14:00〜16:00
場所 アミカス
参加無料

女の子だから、10代で結婚させられる。
女の子だから、学校に行かせてもらえない。
女の子だから、生まれてさえこられないこともある。

女の子だから、泣きたいときに泣くことも、
笑いたいときに笑うことも、怒りたいときに怒ることもできない。

もしも、この文章が間違っているように感じたら、
この世界の間違いを、まずは知ってください。

Because I am a Girl(女の子だから)
その後に来る言葉は、私たちの力で変えられる未来です。

(プラン・ジャパン「Because I am a Girl」キャンペーンから抜粋)

生まれた環境やタイミングによって、女の子たちを待ち受ける高くて非情な壁。
この映画は、早すぎる結婚や、震災、貧困、カマラリ家事使用人、性的虐待や女子教育を阻む様々な障壁など世界の女の子が直面する状況、そして彼女たちの持つ可能性が描かれています。

映画には9カ国から9人の女の子が登場。各国出身のディレクターが、自国の女の子を取材し、全て実話に基づいて制作しました。
7人は本人が登場しますが、事情により顔を見せられない2人のストーリーは、他の女の子が演じています。
( 監督リチャード E. ロビンズ / 制作 10x10 / 2013 年 / 101 分 / 字幕制作 プラン・ジャパン )

●ナレーターをつとめた俳優たちからのメッセージ

“この映画は、私たちの知識に、目に見える確証をあたえてくれます。
それは、女性と女の子への教育ほど、家庭、地域そして世界の経済に明るく前向きな影響をもたらすものはないということ。
「見ることは知ること」であるならば、この映画は希望をもたらします。明解で目に見ることのできる具体的な希望。この世界は癒され、より良い未来に向えるという希望です”
(メリル・ストリープ)

“今日を生きる女の子たちが教育を受けられるようにすることは、私たちみんなの明日への投資だということを「Girl Rising」は思い起こさせてくれます”(リーアム・ニーソン)

2014年10月11日(土)
午前の部 10:00〜12:00 
午後の部 14:00〜16:00
※毎年10月11日は、国連が定めた国際ガールズ・デーです。

福岡市男女共同参画推進センター・アミカス4階 ホール
福岡市南区高宮3−3−1
西鉄天神大牟田線「高宮駅」西口すぐ、西鉄バス50・51・52番「高宮駅前」すぐ

★定員:各100名

★託児: 6か月〜就学前。無料。10/1までに要予約。

★申込み:
プラン福岡交流会
担当 後藤富和
申込フォーム http://www.ohashilo.jp/mail.html

●主 催 福岡市男女共同参画推進センター・アミカス  
●協 力 公益財団法人プラン・ジャパン、プラン福岡交流会
posted by 後藤富和 at 15:02| 平和

2014年09月25日

【日弁連】集団的自衛権反対

日本弁護士連合会では,本年10月8日に,日比谷野外音楽堂において,憲法違反の集団的自衛権行使に反対する日比谷野音大集会とパレードを開催いたします。

日本弁護士連合会は,日本政府による集団的自衛権行使容認の閣議決定が,恒久平和主義及び立憲主義に反し違憲であるとして,その撤回を求めています。

10月8日の集会は,立憲主義を堅持し,恒久平和主義を守るための世論喚起にとって極めて重要な集会となります。

つきましては,本集会及びパレードの成功のために,広く参加を呼びかけていただくなど,御協力賜りたくお願い申し上げます。


【閣議決定撤回!憲法違反の集団的自衛権行使に反対する10・8日比谷野音大集会&パレード】
 http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2014/141008.html

◆日時
 2014年10月8日(水)午後6時〜午後8時30分

◆内容
(集会)
 時間:午後6時〜午後7時(午後5時30分開場)
 場所:日比谷野外音楽堂
 発言(予定):
  宮ア礼壹氏(元内閣法制局長官/法政大学法科大学院教授)
  青井未帆氏(学習院大学教授/戦争をさせない1000人委員会呼びかけ人)
  上野千鶴子氏(社会学者/戦争をさせない1000人委員会呼びかけ人)
  中野晃一氏(上智大学教授/立憲デモクラシーの会呼びかけ人)
  三木由希子氏(NPO法人情報公開クリアリングハウス理事長) ほか
  高田健氏(解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会) ほか

(パレード) ※パレードからの参加も可能です。
 時間:午後7時15分開始予定
 ルート:日比谷野外音楽堂→銀座・東京駅方面

◆主催・共催・協力団体
 主催:日本弁護士連合会
 共催(予定):東京弁護士会,第一東京弁護士会,第二東京弁護士会,
        横浜弁護士会,埼玉弁護士会,千葉県弁護士会,関東弁護士会連合会
 協力団体:戦争をさせない1000人委員会,
      解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会,立憲デモクラシーの会

◆問合せ先
 日弁連人権第二課 電話03(3580)9941
posted by 後藤富和 at 10:06| 平和

2014年09月23日

【本日】若者と憲法(久留米市)

本日午後から久留米市役所で「若者と憲法〜平和と人格権の回復を求めるたたかい」をテーマに講演を行います。今、講演で使用するKeynoteが完成しました。
お近くの方ぜひおこしください。

【くるめ革新懇第3回総会記念講演】
若者と憲法―平和と人格権の回復を求めるたたかい

若い世代へも幅広く憲法を語り、憲法が身近な存在となるよう活発に活動する後藤弁護士が講演を行います。
皆様ぜひご参加ください。
革新懇2014総会_01.jpg
【日時】9月23日(火・祝) 開場13:00〜
              開会13:30〜
【場所】久留米市民交流センター 303号室
    (久留米市役所3階)
【参加費】無料
【主催】くるめ革新懇
posted by 後藤富和 at 11:08| 平和