2011年01月28日

ハンセン病、水俣病

昨日午前中は小学校PTA研修委員会の定例会でした。
「人権感覚をさらに高めよう」と題し、差別と人権についての学習をしました。
その中で、私からは、ハンセン病の話をし、子どもを作れない体にするために断種手術が強行されていた事実などをお話ししたのですが、昨日の朝日新聞夕刊の1面「隔離の記憶」に、私が話したとと同じことが載っていました。すごい偶然で、驚きました。人権に対する危機意識が高まっているってことなんでしょうね。。
この記事ぜひご一読下さい。

さて、昨日の午後は、熊本で記者会見を行ってきました。
日弁連が、水俣病に関して政府に対し勧告を出しました。その日弁連の委員としての記者会見でした。一昨年、水俣病特措法が制定されたのですが、内実は、被害者救済のためではなく加害企業であるチッソを救済するための法律になっています。このことに対して、日弁連として厳しい意見を述べました。
勧告書(日弁連HPより)
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/hr_case/data/110127_2.pdf
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/hr_case/2010.html

RKKニュース
http://www.rkk.co.jp/cgi-bin/newscgi/localnews.cgi?id=NS003201101271729520111
朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0127/TKY201101270483.html
熊本日日新聞
http://kumanichi.com/news/local/main/20110127006.shtml

半世紀以上前の事件なのに未だに被害者が救済されないって、この国の(特に為政者や財界の)人権感覚が世界水準から1世紀も遅れている、そういった感じを抱かざるを得ません。
posted by 後藤富和 at 09:55 | TrackBack(0) | 日記

2011年01月01日

今年もよろしくお願いします。

今年も有明海の再生に全力で取り組みます。
2010.12 111.jpg
posted by 後藤富和 at 14:53 | TrackBack(0) | 日記

2010年12月28日

年末年始のお休みのお知らせ

大橋法律事務所では、12月29日(水)〜1月5日(水)に年末年始のお休みをいただきます。
1月6日(木)午前9時から業務を開始いたします。
posted by 後藤富和 at 17:24 | TrackBack(0) | 日記

2010年12月06日

大橋クリーンアップ作戦

昨日は、大橋を楽しもう会の大橋クリーンアップ作戦に参加しました。
http://enjoy-ohashi.com/

定期的に行っていますが、街をきれいにすると、街を汚す人も減ってきますね。

約1時間半の清掃の後、お楽しみの炊き出し。
今回は、かわ屋みつますさんの牛すじ煮込みでした。
http://enjoy-ohashi.com/shops/gourmet/shops/mitumasu.html
美味でした。
posted by 後藤富和 at 07:35 | TrackBack(0) | 日記

2010年12月04日

南区シニアクラブ講演

昨日午後、南市民センターで、高齢者にまつわる法律問題についての講演を行いました。
磯野家を題材に、波平さんが、住宅ローンを残したまま亡くなったら、あの家は誰が相続するのか、住宅ローンは誰が引き継ぐのか。また、波平さんが浜崎あゆみに憧れて百道浜のタワーマンションを購入し、フネさんが渋々連帯保証人になったけれど、年甲斐もなくあゆにうつつを抜かす波平さんに愛想を尽かして離婚した場合に、そのマンションのローンはどうなるのか、などのお話しをしました。
他にも、遺言の書き方、借金問題、先物取引にまつわるリスク等をお話ししました。

南区シニアクラブ連合会「よかばいカード」の会員さんについては、初回法律相談料(通常5250円)が無料となりますので、何か気になることがありましたら、遠慮なしにご相談ください。
posted by 後藤富和 at 12:45 | TrackBack(0) | 日記

2010年12月02日

雇用と生活ホットライン

本日、弁護士会が全国一斉で行う「雇用と生活」ホットライン(2日目)を実施しています。

厳しい雇用情勢が続く中、労働者の生活状況は極めて厳しい状況にあります。

そこで、全国統一電話番号による無料電話相談を実施しています。

弁護士が、解雇や賃金未払いなどの労働問題、生活保護・公的貸付・多重債務などの生活問題に関する相談に無料で応じ、継続的支援が必要な事案については受任も視野に入れた支援を予定しています。


日時:平成22年12月1日(水)午前9時〜午後9時
   平成22年12月2日(木)午前9時〜午後4時

電話番号(全国統一):0120−158−794

※フリーダイヤルですので、通話料無料です。
※12月1日(水)、2日(木)のみの特設電話番号です。

お気軽にお電話ください
posted by 後藤富和 at 10:09 | TrackBack(0) | 日記

2010年10月26日

九弁連決議

先週開催された九弁連大会において、「やんばる〜宣言」の採択の後、以下の2つの決議が採択されました。

「核兵器の廃絶と非核三原則の法制化を求める決議」
「全ての水俣病被害者が救済される特措法の運用を求める決議」
posted by 後藤富和 at 14:36 | TrackBack(0) | 日記

2010年10月19日

CAPおとなワークショップ

今日は、僕が委員長を務める小学校PTA主催のPTA教育講演会「CAPおとなワークショップ」でした。
その時のメモです。

CAP(Child assault prevention)=子どもへの虐待防止。

3つの柱
・子どもの力を信じる
・子どもの生きる権利
・地域

「暴力」とは、人の心と体を傷つけること(権利の侵害)
家庭内、学校、職場、地域、国と国、自分自身

子どもが暴力を受けやすい理由
・社会的な力を持たされていない。
・知識や経験が少ない。
・孤立しやすい(孤立させられやすい)。

権利(基本的人権)=安心、自信、自由⇔不安、無力、選択肢がない

自分が困っている事を親や先生に話すことは告げ口ではなく相談。

嫌と言う。逃げる。相談する。

子どもが相談して来た時の話の聴き方
・話してくれてありがとう
・あなたの言うことを信じるよ
・あなたが悪いのではない
※「どうして」、「なぜ」で始まる質問はなるべく避ける。
posted by 後藤富和 at 18:40 | TrackBack(0) | 日記

2010年10月16日

高齢者無料法律相談会

今日は、高齢者交流サロン「いとはん」(福岡市南区塩原4-10-26-1階)で、毎月1回行う予定の弁護士無料法律相談会でした。

特に最近、高齢者のヤミ金被害等が増えています。その背景には、子の世代が働いても暮らしていけないことから、親の年金をあてにして、子のために年金を使ってしまい、高齢者が自分の生活費が足りなくなるという事情があります。本来、きちんと働けば、生活できるだけの対価を得られるのが、資本主義の根底の理念ですが、今はそれが壊れてしまって、働いても働いても生活できないという方が増えています。

毎月1度、無料相談会を行っていますので、高齢者の皆様、ご自身の問題でも、親戚や友人の問題でも気兼ねなくご相談ください。相談料は無料なのでご安心ください。

特に相談がないという方でも、弁護士の話を聴いてみたい。例えば、相続や遺言のことをきいてみたいという方もどうぞ遠慮なしにご参加ください。希望者が集まれば、ミニ学習会を行います。借金問題や相続の問題などテーマに沿ったお話をしたいと考えています。

次回は、
日時 11月16日(火)13時〜15時
場所 高齢者交流サロン「いとはん」(福岡市南区塩原4-10-26-1階。西鉄大橋駅バスターミナルより西方向バス通り1番目の信号角)

ご希望の方は、事前に「いとはん」までご連絡ください(電話092-551-0557 )
posted by 後藤富和 at 15:42 | TrackBack(0) | 日記

2010年10月15日

【ご案内】憲法学習会

事務所には資格取得を目指して勉強中のスタッフがいます。
そのスタッフの受験のために以下の日程で「憲法」学習会を開催します。

一般的な憲法の講演ではなく、「憲法」の基礎をしっかりと学習する内容となっています。大学の学部試験はもちろん資格取得のための憲法の理解にもなります。また、深く憲法を勉強したいという方にもお勧めです。

参加したいという方は、ご連絡ください。
場所はいずれも大橋法律事務所です。

・第1回(10月27日18時〜20時)
 憲法とは
 憲法の基本原理
 平和主義
 基本的人権、人権の限界
 包括的基本権と法の下の平等

・第2回(11月10日18時〜20時)
 精神的自由権
 経済的自由権
 参政権
 社会権

・第3回(11月17日18時〜20時)
 統治機構(国会、内閣、裁判所)
 財政
 地方自治
 憲法保障(憲法改正)

使用テキスト 芦部信喜著「憲法」
もちろん、テキストを持たない方の参加も歓迎します。
posted by 後藤富和 at 17:53 | TrackBack(0) | 日記

昨日買った本

「カネミ油症 終わらない食品被害」 吉野幸(カネミ油症事件弁護団事務局長)著
posted by 後藤富和 at 10:56 | TrackBack(0) | 日記

2010年10月01日

自転車通勤再開

涼しくなってきたので、2ヵ月半ぶりに自転車通勤を再開しました。

早くて快適ですね。
posted by 後藤富和 at 08:32 | TrackBack(0) | 日記

2010年09月28日

西日本新聞(9月17日)

西日本新聞9月17日朝刊に掲載された私が担当した記事が、県弁護士会のHPにアップされています。
興味ある方はご覧ください。
http://www.fben.jp/hou/
posted by 後藤富和 at 14:43 | TrackBack(0) | 日記

弁護士会がなぜシンポ?

昨夜、福岡県弁護士会主催のシンポジウムが開催されました。
弁護士会ではたびたびこのようなシンポジウムを開いています(ほぼ週に1度くらいのペースで何らかのシンポジウムを行っています)。

なぜ、弁護士や弁護士会が社会に向けたシンポジウムなどの公益的活動を行うのか疑問に感じる方もおられるかもしれませんので若干説明します。

まず、弁護士の役割は、法律上明確に規定されており「基本的人権の擁護」と「社会正義の実現」です。この二つが弁護士がなすべき役割とされています。
また、刑事手続においては弁護士の存在は不可欠ですし、違憲立法審査権や国が被告になる国家賠償制度が憲法上予定されており、その際、国を相手に戦う役割を与えられているのが弁護士です。民主主義国家の下で、国に盾つくことが仕事として認められている珍しい職業です。ちなみに、国を相手にする訴訟の場合、国側を代理するのは弁護士ではなく法務省に出向している検察官や裁判官(訟務検事といいます)が担当します。
つまり、弁護士の仕事というのは、民主主義(多数決原理)が支配する社会では保護を受け得なかった少数者の人権を保護することにあると言えます。そうなると必然的に権力者(政権党)からは煙たがられ、圧力を受けやすくなります。
ですから、権力者(政権党)からの圧力を排除するために、全ての弁護士は、法律上、弁護士会に所属することが義務付けられ、弁護士会には広範な自治が認められています。この点が、同業者の組合に加入するか否かの自由がある他の職業と大きく異なる点です。

そして、弁護士の役割を果たすために、弁護士は金になるか否かに関わりなく人権問題に関する訴訟を担当したり、刑事事件において国選弁護人を務めたりします。このような弁護士の個別の仕事の他に、弁護士会としても弁護士の役割を果たすための活動をしており、そのために、弁護士は弁護士会の中に設置された委員会に必ず所属しなければなりません。大都市では、こういった公益的活動を嫌う弁護士が出てきているという問題が顕在化していますが、福岡では、特に若手の弁護士が自分の儲けばかり優先して公益的活動をしないということは許される雰囲気ではありません。水俣病やカネミ油症事件、三井三池炭鉱などを弁護士が戦って来た気風が色濃く残っており、それが、全国に先駆けて、当番弁護士制度や少年全件付添制度をはじめる原動力になっているのだと思います。
公益的活動をどこまでやるかは、各弁護士によって濃淡はありますが、公益的活動をやらないという選択肢はありません。

弁護士は、委員会活動を通じて、調査研究を行ったり、行政等に対して意見や提言を行ったり、あるいは市民に向けてその結果を発表したりします。

昨夜のシンポジウムは、弁護士会の憲法委員会という部門が企画したものでした。

私は、環境問題に取り組んでいますので、弁護士会においても公害対策・環境保全委員会を中心に活動しており、福岡県弁護士会、九州弁護士会連合会、日本弁護士会のそれぞれで環境問題に関する委員会に所属しています。
その活動として、例えば、昨年は、地球温暖化問題に関する提言を行いました。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/hr_res/2009_3.html
今話題の生物多様性に関しても2006年に法案制定を求める提言を行いました(この後、実際に法律制定にいたりました)。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/hr_res/2006_1.html
そして、来月名古屋で開催される生物多様性条約COP10においても、日弁連はブースを設けて積極的に意見を発信していきます。

福岡県弁護士会の主張・提言
http://www.fben.jp/suggest/
福岡県弁護士会のシンポジウムなどのお知らせ
http://www.fben.jp/whatsnew/
posted by 後藤富和 at 14:39 | TrackBack(1) | 日記

沖縄の米軍基地と平和憲法

今夜は、福岡県弁護士会主催のシンポジム「沖縄の米軍基地と平和憲法」講師高良鉄美教授(琉球大学大学院)に参加しました。

以下は、私のメモ。

沖縄は県民所得全国最下位。

沖縄の位置
福岡よりも台北が近い。東京よりもマニラの方が近い。札幌に至ってはベトナムのハノイの方が近い。
面積は佐賀県よりも狭い。

富国強兵:明治憲法下の国民の行く末・・・「公(きみ)」のために「殉」じることに価値あり。

沖縄戦のシミュレーション:アメリカは日露戦争勝利を見て1905年にオレンジ計画を策定。

対馬丸事件(1944.8.22)。この時には、制海権を米軍に握られていたことを日本は認識していなければならなかった。情報コントロール。

情報の重大性。1944.10.10の十十空襲。この時、那覇市民は友軍の演習だと勘違いして被害が拡大。

レイテ沖海戦(10月24-26日)の情報操作。戦艦武蔵等30隻を失ったにも関わらず、新聞は被害1隻と報道。

戦争終結のチャンス
・1945.2.14 近衛文麿が天皇に上奏⇨却下
このチャンスを逸した結果:東京大空襲など都市部の空襲で20万人が犠牲
3月26日慶良間上陸、4月1日沖縄本島上陸
・2つめのチャンス(5月8日)ドイツ降伏
翌日、日本は戦争遂行不変声明。1億玉砕
この時なら、沖縄戦末期の悲劇を回避し得た。
核の魔の手(6月1日)
6月23日沖縄の組織的戦闘終了。この日以降も突撃、自爆、自決などの悲劇が続く。誰が決めたのか。大事なことはみんなで決めよう。
7月16日核実験成功。
同月17日からポツダム会談。26日ポツダム宣言
・3つめのチャンス(7月26日)
ポツダム宣言(7月26日)
このチャンスを逃した結果、原爆投下。

どんな責務があり、どういう憲法を目指すのか。

明治憲法改正不可避の事情:芦田均:戦争に負けたから憲法を変えるんじゃない。この国会の窓から見える風景は、日本だけじゃなく上海でもロンドンでもこういった状態。この状態をなくすための人類普遍の原理。

「抑止力」海兵隊が抑止力にならないのは当たり前。

沖縄の地主? 不明の本土法人「軍用地買います」

沖縄県民の民意は何度も現れている。

日本が米軍基地を作りあげている。

憲法前文「恐怖と欠乏から免れ平和のうちに生存する権利」=弥勒世

命どぅ宝=沖縄の心=日本人の心

鳩山首相。どこの首相なのか。裏切られた。もう信じないぞ。
お金には騙されない。日本の政治に対する信頼を無くした。政権を持った所に対し、国民が声をあげて行くことの重要と気付いた。

辺野古基地移設にはゼネコンの利権がからんでいる。県民所得のアップに繋がらない。

アメリカは海兵隊の基地をグアムに移すといっているのに、日本では普天間が必要と報道されている。

尖閣諸島問題。日中が互いに相入れない主張ばかりをしている。領土としてではなく、漁場として共同管理する等の道もあるのではないか。もっと交渉のテーブルを作って行くことが大事ではないか。中国の中にも色々な考えがあるのでネゴシエーション、仲裁などが必要ではないか。資源の管理については、ニ国間の話ではなく、世界的なルールづくりなどが必要ではないか。

沖縄そばに対し、公正取引委員会がそばとの表示に難色
示したことに対し、熊本県出身の方が3年にわたって異義を出した。これも憲法の話。

憲法の条文を覚える必要はない。憲法は何をしたいのか。大事なことは一人で決めちゃいけない(国民主権)など。憲法は学者や専門家等一部の者のものではなく、みんなのモノ。

甲子園の応援にエイサーが禁止された話。エイサーは奇異であるとの理由。これも憲法の話。
posted by 後藤富和 at 09:25 | TrackBack(0) | 日記

2010年09月24日

今日買った本

「公害・環境訴訟と弁護士の挑戦」 日本弁護士連合会公害対策・環境保全委員会編
posted by 後藤富和 at 15:30 | TrackBack(0) | 日記

2010年09月22日

「ほう!」なお話

先週の話ですが、9月17日(金)の西日本新聞朝刊コラム『「ほう!」なお話』は、僕が担当しました。
テーマは「生きる権利守る国際条約」です。

生物多様性の保全が人が生きる権利(人権)とどうかかわるのか、なぜ弁護士が環境問題に取り組むのかなどを書いています。

西日本新聞をご購読の方で興味がある方はご覧ください。
posted by 後藤富和 at 09:44 | TrackBack(0) | 日記

2010年09月11日

高齢者無料法律相談会

今日は、高齢者交流サロン「いとはん」(福岡市南区塩原4-10-26-1階)で、毎月1回行う予定の弁護士無料法律相談会の第1回でした。
今日の相談者は2名。
表に貼ってあったポスターを見て相談に来たという方もおられました。

特に最近、高齢者のヤミ金被害等が増えています。その背景には、子の世代が働いても暮らしていけないことから、親の年金をあてにして、子のために年金を使ってしまい、高齢者が自分の生活費が足りなくなるという事情があります。本来、きちんと働けば、生活できるだけの対価を得られるのが、資本主義の根底の理念ですが、今はそれが壊れてしまって、働いても働いても生活できないという方が増えています。

今後も毎月1度、定期的に無料相談会を行いますので、高齢者の皆様、ご自身の問題でも、親戚や友人の問題でも気兼ねなくご相談ください。相談料は無料なのでご安心ください。

特に相談がないという方でも、弁護士の話を聴いてみたい。例えば、相続や遺言のことを聴いてみたいという方もどうぞ遠慮なしにご参加ください。希望者が集まれば、ミニ学習会を行います。借金問題や相続の問題などテーマに沿ったお話をしたいと考えています。

次回は、
日時 10月16日(土)13時〜15時
場所 高齢者交流サロン「いとはん」(福岡市南区塩原4-10-26-1階。西鉄大橋駅バスターミナルより西方向バス通り1番目の信号角)

ご希望の方は、事前に「いとはん」までご連絡ください(電話092-551-0557)。

posted by 後藤富和 at 15:53 | TrackBack(0) | 日記

生活保護の支援

昨夜は、弁護士仲間の勉強会のため小倉に行きました。
テーマは、生活保護です。

皆さんもご存知のように、北九州市では、生活保護の申請を拒否したり、保護を打ち切ったりして、何名もの餓死者を出しています。
生活保護制度は、憲法25条で認められた人権です。
人権は、何かの義務を果たしたからもらえるものではありません。人権は、義務の対価ではないのです。人権は、人が人として生まれたというだけで当然に備わっている権利です。しかも、性別や収入、出身、国籍、人種等を問わずに認められるべきものです。
その権利の実現を行政が阻害しているというのが、北九州市での餓死者の頻発の実態です。人権を最も侵害するのは国(行政・為政者)であるというのは、憲法を勉強した人には明らかなことですね(歴史をみてもそれは明白です)。

ここ数週間、生活保護の相談が増えています。

生活保護の申請には、恥ずかしいとか、窓口の人が怖いとか、手続きが分からないとか、健康を害して窓口まで行けないとかで、なかなかできなかったりします。
そこで、弁護士は、一人で生活保護の申請ができない合理的理由がある場合には、申請に同行したり、代理人として本人にかわって手続きを行ったりする支援を行っています。また、その場合の費用についても一定の要件で、日本司法支援センター(法テラス)の扶助を利用できます(弁護士後藤富和は、法テラスの登録弁護士ですので、扶助申請手続きも行えます)。

生活保護のことでお悩みの方は勇気を出して弁護士にご相談下さい。
posted by 後藤富和 at 15:20 | TrackBack(1) | 日記

2010年09月09日

今日買った本

「ダムが国を滅ぼす」 今本博健・「週刊SPA!」ダム取材班著
posted by 後藤富和 at 11:59 | TrackBack(1) | 日記

2010年09月05日

大橋クリーンアップ作戦

今日午前中は、大橋を楽しもう会が定期的に行っている「大橋クリーンアップ作戦」に家族で参加しました。
http://enjoy-ohashi.com/

汗びっしょりになりながら、大橋駅周辺を掃除しました。

ご褒美に、ボランティア炊き出しのタコライス。美味でした。毎回、このプロによる炊き出しが楽しみです。
posted by 後藤富和 at 11:38 | TrackBack(0) | 日記

2010年09月02日

今日買った本

「環境法 第3版」 大塚直著
「子どもが育つ魔法の言葉」 ドロシー・ロー・ノルト、レイチャル・ハリス著
posted by 後藤富和 at 09:44 | TrackBack(0) | 日記

2010年08月30日

大橋サマーフェスティバル

土曜日は、私が属している「大橋を楽しもう会」主催の大橋サマーフェスティバルが開催されました。
http://enjoy-ohashi.com/

暑い中、生ビールをグイグイ飲んじゃいました。
posted by 後藤富和 at 13:37 | TrackBack(0) | 日記

2010年08月04日

高齢者交流サロン「いとはん」

(財)老人クラブ連合会とのつながりで、本日、高齢者交流サロン「いとはん」の開所お披露目パーティーにお招きいただきました。「いとはん」とは糸に半で「絆」という意味です。

どういうところかというと、老人を孤立させないためのサロンとして、老人がいつでも集まってワイワイおしゃべりしたり、食事をしたり(調理も出来ます)、カラオケをしたり、その他自主的な活動をするための場所を作ったということです。かなり画期的な取り組みだと感じました。

今日僕もビールを飲んで、北島三郎のカラオケを熱唱いたしました。

来月から、ここで、法律講座と無料法律相談会を実施します。

楽しみですね。
posted by 後藤富和 at 21:39 | TrackBack(0) | 日記

夏季休業のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。この度、職員研修及び夏季休暇のため下記の期間中、事務所をお休みとさせて頂きます。何かとご不便をおかけするとは存じますが、何卒ご寛容くださいますようよろしくお願い申し上げます

■ 夏季休業期間
  2010年8月5日(木)〜同月13日(金)
■ 営業開始日程
  2010年8月16日(月)午前9時
posted by 後藤富和 at 10:52 | TrackBack(0) | 日記

2010年07月31日

司法修習生給費制維持シンポ

今日は、福岡県弁護士会主催(九州弁護士会連合会、日本弁護士連合会共催)の司法修習生給費制維持のためのシンポジウムでした。
給費制

裁判官、検察官、弁護士になるためには、法科大学院を卒業し、司法試験に合格した後に、司法修習生としての研修を受けなければなりません。これまでは、準公務員である司法修習生には国家公務員に準じた給与が支払われていましたが、小泉構造改革の路線で、司法修習生に給与を払わないということになりました(その実施が今年の11月からです)。
司法修習生には修習専念義務があるため、アルバイトなど副業が禁止されています。
つまり、司法修習生時代は無給ということ。
法科大学院で既に数百万円の借金を背負っている中の無給ですから、現実的には、金持ちの子弟しか弁護士になるなということです。その真意は推測でしかありませんが、人権や弱者保護など正義を掲げて国を訴えるような弁護士はいらないということでしょう。諫早干拓とか薬害肝炎とか戦う弁護士は国にとって嫌な奴なんでしょうね。だから、根元から絶てということでしょうか。
給費制
posted by 後藤富和 at 21:10 | TrackBack(0) | 日記

司法修習生に対する給費制存続を!

本日、給費制維持のための市民集会を下記の通り開催いたします。

市民集会 『司法修習生に対する給費制存続を!』
〜明日の「権利の守り手」を育てるために〜

日時:2010年7月31日(土)15:00〜(開場14:30)
場所:福岡市中央市民センター 3階大ホール
内容:対談,寸劇,リレートーク等
宇都宮健児弁護士・日本弁護士連合会会長来場)
特別ゲスト:佐木隆三先生(作家)
主催:福岡県弁護士会 共催:日本弁護士連合会・九州弁護士会連合会

ご参加いただきますよう、よろしくお願い致します。

http://www.fben.jp/scholarship/syukai.html
posted by 後藤富和 at 05:16 | TrackBack(0) | 日記

2010年07月27日

昨日買った本

「東アジアの歴史認識と平和をつくる力−東アジア平和共同体をめざして」 「歴史認識と東アジアの平和」フォーラム・東京会議編
「ブラック・トライアングル 温存された大手損保、闇の構造」 谷清司著
posted by 後藤富和 at 09:19 | TrackBack(0) | 日記

2010年07月23日

韓国からの法律相談

韓国の友人(現在、大学教授)から法律相談のメールが来ました。

メールは英語。
韓国では、高校生でも普通に流暢な英語を口にし、大学を出ているのに英語を話せないと言うと、かなりビックリされます。

四苦八苦しながらエキサイト翻訳を使って、相談に回答しました。うちのパートさんは英語ができるので、彼女にお願いすればよかったのですが、彼女が帰った後でしたし、返事を急ぐようでしたので、不正確な訳になっているかも知れんと前置きしつつ返事を送りました。

回答内容については書けませんが、本文はこんな感じ

Hi!! Mr.Park

Thank you, E-mail.

My English might be inaccurate.
As for the mistranslation, I want you to permit because it sped up the answer.
Because I answered your question, I want you to confirm it.

Please ask me without holding back if there is an indefinite part in the answer.

Sincerely.

Lawyer GOTO Tomikazu
Ohashi Law Office
Eco-action21Attestation(0004471)
All of the electric power used in the Ohashi law firm are made from the biomass power generation.
posted by 後藤富和 at 21:57 | TrackBack(0) | 日記

今日買った本

「Q&A交通事故診療ハンドブック【3訂版】医療機関のためのガイドラインと患者対応のノウハウ」 監修 弁護士 羽成守  編集 日本臨床整形外科学会
posted by 後藤富和 at 16:54 | TrackBack(0) | 日記