先日最終回を迎えたドラマ「運命の人」では沖縄返還をめぐる日米の密約を報道した新聞記者の人生が国家権力によって踏みにじられた実際の事件(毎日新聞西山記者事件)がベースになっています。
今、政治の場では、国が国民に知らせたくない秘密を国民に公開しなくなる秘密保全法が審議されています。
秘密保全法では、特別秘密に指定された情報は国民に公開されなくなりますし、特別秘密を漏らした者は刑事罰が課されます。
この特別秘密とは、国の安全、外交の他に公共の安全と秩序維持も含まれます。
つまり、原発事故に関する情報もこの特別秘密に含まれるということです。
例えば、この法律が成立すると、玄海原発で事故が起きても、国や九電は事故原因や漏れた放射性物質の量などの情報を国民に公開せずに済み、それをマスコミが報道したり、個人がブログやツイッターなどでこれら原発事故情報を流すと10年以下の懲役に処せられます。処罰されたくないので、マスコミや国民は情報を発することに萎縮してしまいます。
かなりヤバイ匂いを感じます。
そもそも国や権力者が「国益」とか「公益」とか「公共の安全」「秩序」とか言い出した時は、良からぬことを企んでいると考えて間違いないでしょう。
この秘密保全法はかなり危険です。
詳しくは弁護士会のHPをご覧下さい。
日弁連の会長声明
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2012/120111.html
福岡県弁護士会の会長声明
http://www.fben.jp/statement/dl_data/2011/0312.pdf
2012年03月24日
秘密保全法(案)が危ない
posted by 後藤富和 at 00:26| 日記
2012年03月19日
西日本新聞「たたかい続けるということ」阪口記者と馬奈木弁護士の対談
西日本新聞の聞き書きシリーズで先日まで116回にわたって連載された(最長連載タイ記録)「たたかい続けるということ 弁護士 馬奈木昭雄さん」を担当した阪口由美記者と馬奈木弁護士の対談を聴きに行ってきました。
馬奈木弁護士は、水俣病問題に取り組んだのを皮切りに、筑豊じん肺事件、南九州税理士会事件、中国残留孤児事件などを担当し、現在は、よみがえれ!有明訴訟の弁護団長として諫早干拓の開門、有明海沿岸地域の再生に取り組んでいます。また、脱原発の運動にも尽力されています。
日頃、マスコミの姿勢で気になるのは、中立公平に美名の下、他方の意見が明らかに誤っている時でさえもその意見を検証することもなく垂れ流すことです。それは中立でも公平でもありません。その点、係争中の大型訴訟(よみがえれ!有明訴訟)の弁護団長であっても「聞き書きシリーズ」の対象とした西日本新聞の姿勢は勇気ある素晴らしいものだと感じます。
この連載を担当した阪口由美記者は、弁護士1年目の時に僕の特集記事を書いてくれた方です。有明海の漁業被害を調べるために夜遅くに有明海沿岸の漁村を歩いて漁民と語り合っている姿を記事にしてくれました。僕の自宅にも取材に来るほど熱心な方です。
司法記者として取材をする中で、C型肝炎の患者や有明海の漁民など原告たちの人間回復に寄り添う弁護士の姿勢に感銘を受けたこと。若い弁護士や法科大学院生にはそういった弁護士になって欲しいと願っていること。弁護士の仕事は過去の清算ではなく未来を語る仕事であるということが分かったことなどを話していただきました。
馬奈木弁護士は、相談者と対峙していて、希望をともに語っているだろうかといつも自分に問いかけているとのこと。
原動力は、権威に対する絶対的な憎悪。
「正論」だけでは人は動かない。人を動かすのは「怒り」である。しかも、私憤から出発して公憤になること。いつまでも私憤では国民の共感は得られない。モグラ叩きではなく抜本的に解決すべき。
被害者の願いは、加害者に同じ思いをさせることでなく、被害は自分で最後にして欲しいということ。
水俣は、ようやく地域再生の緒についたところ。
よみがえれ!有明というのは、単なる漁業被害の救済ではなく、地域の再生。原告の平方さんが、損害賠償を認めた長崎地裁判決に対して「われわれは金が欲しいんじゃない」と言い切った志の高さ。
これが正面から問われているのが福島原発。当面の被害補償は必要だが(これはスピードを持ってやるべき)、被害者の願いは被害補償にあるのではない。地域の再生。そして、原発被害をこれで最後にすること。
原発を止めるのは判決の力ではない。国民の力だ。
大変有意義な講演会でした。
最後に「たたかい続けるということ」の最終回の締めくくりを引用します。
「弁護士の仕事は過去に起きた物事の清算ではない。未来への取り組みです。最初は損害賠償から始まり、被害未然防止のための事業差し止めまで到達する。さらに地域の再生。実現させるのは「お上」ではなく、被害者を中心とした地域全体の運動、国民です。私たちの取り組みの真価がフクシマで問われ、検証されようとしている。まさに、たたかいは続いていくのです。」(西日本新聞2012.3.3朝刊)
馬奈木弁護士は、水俣病問題に取り組んだのを皮切りに、筑豊じん肺事件、南九州税理士会事件、中国残留孤児事件などを担当し、現在は、よみがえれ!有明訴訟の弁護団長として諫早干拓の開門、有明海沿岸地域の再生に取り組んでいます。また、脱原発の運動にも尽力されています。
日頃、マスコミの姿勢で気になるのは、中立公平に美名の下、他方の意見が明らかに誤っている時でさえもその意見を検証することもなく垂れ流すことです。それは中立でも公平でもありません。その点、係争中の大型訴訟(よみがえれ!有明訴訟)の弁護団長であっても「聞き書きシリーズ」の対象とした西日本新聞の姿勢は勇気ある素晴らしいものだと感じます。
この連載を担当した阪口由美記者は、弁護士1年目の時に僕の特集記事を書いてくれた方です。有明海の漁業被害を調べるために夜遅くに有明海沿岸の漁村を歩いて漁民と語り合っている姿を記事にしてくれました。僕の自宅にも取材に来るほど熱心な方です。
司法記者として取材をする中で、C型肝炎の患者や有明海の漁民など原告たちの人間回復に寄り添う弁護士の姿勢に感銘を受けたこと。若い弁護士や法科大学院生にはそういった弁護士になって欲しいと願っていること。弁護士の仕事は過去の清算ではなく未来を語る仕事であるということが分かったことなどを話していただきました。
馬奈木弁護士は、相談者と対峙していて、希望をともに語っているだろうかといつも自分に問いかけているとのこと。
原動力は、権威に対する絶対的な憎悪。
「正論」だけでは人は動かない。人を動かすのは「怒り」である。しかも、私憤から出発して公憤になること。いつまでも私憤では国民の共感は得られない。モグラ叩きではなく抜本的に解決すべき。
被害者の願いは、加害者に同じ思いをさせることでなく、被害は自分で最後にして欲しいということ。
水俣は、ようやく地域再生の緒についたところ。
よみがえれ!有明というのは、単なる漁業被害の救済ではなく、地域の再生。原告の平方さんが、損害賠償を認めた長崎地裁判決に対して「われわれは金が欲しいんじゃない」と言い切った志の高さ。
これが正面から問われているのが福島原発。当面の被害補償は必要だが(これはスピードを持ってやるべき)、被害者の願いは被害補償にあるのではない。地域の再生。そして、原発被害をこれで最後にすること。
原発を止めるのは判決の力ではない。国民の力だ。
大変有意義な講演会でした。
最後に「たたかい続けるということ」の最終回の締めくくりを引用します。
「弁護士の仕事は過去に起きた物事の清算ではない。未来への取り組みです。最初は損害賠償から始まり、被害未然防止のための事業差し止めまで到達する。さらに地域の再生。実現させるのは「お上」ではなく、被害者を中心とした地域全体の運動、国民です。私たちの取り組みの真価がフクシマで問われ、検証されようとしている。まさに、たたかいは続いていくのです。」(西日本新聞2012.3.3朝刊)
posted by 後藤富和 at 08:03| 日記
2012年03月18日
西日本新聞「たたかい続けるということ」
先々週まで西日本新聞に連載されていた馬奈木昭雄弁護士の聞き書きシリーズ「たたかい続けるということ」が大好評で、西日本新聞史上、最長連載タイ記録となったそうです。
その3月1日の連載に私のことを書いていただいたので紹介します。
以下「たたかい続けるということ」114回から抜粋。
百パーセント勝つ方法。それは「ネバーギブアップ」です。その意味で、諫早湾干拓事業をめぐる「よみがえれ!有明訴訟」弁護団を、私は最強の弁護団だと自負しています。(中略)
「有明海とは何か」という最初の準備書面を書いたのが後藤富和弁護士。一度は弁護団の会議で「却下」されます。書くべきは学術書の解説ではない、と。裁判で守ろうとしているものは何か。「よみがえらせる」ためには、失われたもの、それを奪ったものをはっきりさせる必要がある。彼は一生懸命書き直し、次は文句なし。その後、東京での交渉や要請行動の要となり、国会議員や支援者たちに配る「国会通信」の発行を始めます。これ、農林水産省職員が全部ファイルしていて驚きました。(中略)
韓国の弁護士から「手弁当で何十人もの弁護団を組めるとはうらやましい」と言われます。やはり弁護士の使命はかくあるべきだという、先輩たちが築き上げてきた伝統だと思う。漁民や支援の皆さんと大いに飲み、語り合う。まさに「皆でやれば苦しみも楽しみになる」ということなのです。
その3月1日の連載に私のことを書いていただいたので紹介します。
以下「たたかい続けるということ」114回から抜粋。
百パーセント勝つ方法。それは「ネバーギブアップ」です。その意味で、諫早湾干拓事業をめぐる「よみがえれ!有明訴訟」弁護団を、私は最強の弁護団だと自負しています。(中略)
「有明海とは何か」という最初の準備書面を書いたのが後藤富和弁護士。一度は弁護団の会議で「却下」されます。書くべきは学術書の解説ではない、と。裁判で守ろうとしているものは何か。「よみがえらせる」ためには、失われたもの、それを奪ったものをはっきりさせる必要がある。彼は一生懸命書き直し、次は文句なし。その後、東京での交渉や要請行動の要となり、国会議員や支援者たちに配る「国会通信」の発行を始めます。これ、農林水産省職員が全部ファイルしていて驚きました。(中略)
韓国の弁護士から「手弁当で何十人もの弁護団を組めるとはうらやましい」と言われます。やはり弁護士の使命はかくあるべきだという、先輩たちが築き上げてきた伝統だと思う。漁民や支援の皆さんと大いに飲み、語り合う。まさに「皆でやれば苦しみも楽しみになる」ということなのです。
posted by 後藤富和 at 08:45| 日記
2012年03月15日
妥協と調和
「妥協」というと何だかマイナスな印象を受けますが、案外僕はそう感じていません。
逆に「こだわり」というとプラスイメージが大きいですが、僕は若干マイナスイメージを感じます。
最近、議論・ディベートの訓練ができていない方が多いということを感じます。
この国は民主主義を採用していますので、意思決定は多数決によって行われます。
ただ、多数決というのは単純に数の多い方が勝つという意味ではありません。
多数決の前提として、決を取るに至るまでに徹底的に議論をし、その議論の過程で双方妥協をし、仮に一方の意見が採用されたとしても他の意見の方に一方的に不利益が行かないように調整をすることが必要です。その過程では「こだわり」を捨てる必要も当然出てきます。
そうでないと、多数決は単なる多数派による少数派の侵害になってしまいます。51人の幸せのために49人に不幸せを押し付けるということになってしまいます。
つまり、民主主義(多数決)の前提としては、徹底した議論の中で、妥協と調整を繰り返すことが必要なのです。
しかし、最近気になるのは、その妥協と調整に向けた議論を経ずにいきなり多数派の意見を押し付けるということが国政の場でも地方政治の場でも、はたまた地域や職場の会合などでも目につくということです。
話が難しくなるので単純に言うと、人と議論をしたり、物事の採否を決める際に、必要な姿勢として、単純に白か黒かで決める、反対意見を敵視し徹底的に叩くのではなく、@趣旨・目的とA手段に分けてその順序でそれぞれの正当性、相当性を考えるということ。
例えば、ミニスカートを履いて授業参観に来たいという母親について、PTAがミニスカートを履くのならば授業参観に来るなということについて考えます。
「そんな母親の方が非常識だから、ミニスカートで授業参観来るなというのは当然じゃないか」という意見もあると思います。
しかし、僕は、これでは議論にならないと感じます。単なる自分の価値観の押し付けであって妥協と調整の余地がありません。
そういう時は、@趣旨・目的とA手段に分けて考えると良いと思います。
まず、授業参観の趣旨・目的って何だろう。授業参観に来る保護者の服装を問題にする趣旨・目的って何だろうって考えます。
そして、仮に、保護者の服装について一定配慮すべき目的の正当性が確認できたら、その目的を達成するための手段として「授業参観に出席させない」という手段は相当かということを考えます。
このような過程を踏むことで、単なる価値観のぶつかり合いではなく、議論になると思います。そして調整が可能となってくると思います。
結構、この考え方は様々な場面で応用できますよ。
最近話題になっている卒業式における君が代斉唱起立問題について、この思考で考えてみてはいかがでしょうか。
逆に「こだわり」というとプラスイメージが大きいですが、僕は若干マイナスイメージを感じます。
最近、議論・ディベートの訓練ができていない方が多いということを感じます。
この国は民主主義を採用していますので、意思決定は多数決によって行われます。
ただ、多数決というのは単純に数の多い方が勝つという意味ではありません。
多数決の前提として、決を取るに至るまでに徹底的に議論をし、その議論の過程で双方妥協をし、仮に一方の意見が採用されたとしても他の意見の方に一方的に不利益が行かないように調整をすることが必要です。その過程では「こだわり」を捨てる必要も当然出てきます。
そうでないと、多数決は単なる多数派による少数派の侵害になってしまいます。51人の幸せのために49人に不幸せを押し付けるということになってしまいます。
つまり、民主主義(多数決)の前提としては、徹底した議論の中で、妥協と調整を繰り返すことが必要なのです。
しかし、最近気になるのは、その妥協と調整に向けた議論を経ずにいきなり多数派の意見を押し付けるということが国政の場でも地方政治の場でも、はたまた地域や職場の会合などでも目につくということです。
話が難しくなるので単純に言うと、人と議論をしたり、物事の採否を決める際に、必要な姿勢として、単純に白か黒かで決める、反対意見を敵視し徹底的に叩くのではなく、@趣旨・目的とA手段に分けてその順序でそれぞれの正当性、相当性を考えるということ。
例えば、ミニスカートを履いて授業参観に来たいという母親について、PTAがミニスカートを履くのならば授業参観に来るなということについて考えます。
「そんな母親の方が非常識だから、ミニスカートで授業参観来るなというのは当然じゃないか」という意見もあると思います。
しかし、僕は、これでは議論にならないと感じます。単なる自分の価値観の押し付けであって妥協と調整の余地がありません。
そういう時は、@趣旨・目的とA手段に分けて考えると良いと思います。
まず、授業参観の趣旨・目的って何だろう。授業参観に来る保護者の服装を問題にする趣旨・目的って何だろうって考えます。
そして、仮に、保護者の服装について一定配慮すべき目的の正当性が確認できたら、その目的を達成するための手段として「授業参観に出席させない」という手段は相当かということを考えます。
このような過程を踏むことで、単なる価値観のぶつかり合いではなく、議論になると思います。そして調整が可能となってくると思います。
結構、この考え方は様々な場面で応用できますよ。
最近話題になっている卒業式における君が代斉唱起立問題について、この思考で考えてみてはいかがでしょうか。
posted by 後藤富和 at 11:42| 日記
卒業式の主役は卒業生
昨日、子どもの卒園式でした。
この幼稚園の暖かさに溢れる感動的なものでした。
どの園児も楽しくてニコニコ笑顔です。
対象的に、大阪の卒業式。
教員が君が代を歌っているかどうか校長がチェックする。
君が代が好きかどうか、許せるかどうかという問題を言っているのではありません。君が代をどう思おうがそれは自由です。
僕が感じるのは、卒業式の趣旨目的を見失っていないかということ。
卒業式って何のためにするのでしょうか?誰のためのものでしょうか?
卒業生の成長と卒業を祝い、前途の安全と成功を祈ることではないでしょうか。もちろん主役は卒業生。
大阪の卒業式は、趣旨目的を見失ってしまっていると感じざるを得ません。
蚊帳の外に置かれてしまった本来の主人公である卒業生に、校長が教師の口元を監視するいびつな卒業式がどう映るでしょうか。
僕は、こんな卒業生には感動できません。
校長にとっては毎年の年中行事でしょうが、卒業生にとっては一生に一度の大切な行事です。
その視点が欠けています。
そんな卒業式だったら、いっそやめてしまった方がマシです。
この幼稚園の暖かさに溢れる感動的なものでした。
どの園児も楽しくてニコニコ笑顔です。
対象的に、大阪の卒業式。
教員が君が代を歌っているかどうか校長がチェックする。
君が代が好きかどうか、許せるかどうかという問題を言っているのではありません。君が代をどう思おうがそれは自由です。
僕が感じるのは、卒業式の趣旨目的を見失っていないかということ。
卒業式って何のためにするのでしょうか?誰のためのものでしょうか?
卒業生の成長と卒業を祝い、前途の安全と成功を祈ることではないでしょうか。もちろん主役は卒業生。
大阪の卒業式は、趣旨目的を見失ってしまっていると感じざるを得ません。
蚊帳の外に置かれてしまった本来の主人公である卒業生に、校長が教師の口元を監視するいびつな卒業式がどう映るでしょうか。
僕は、こんな卒業生には感動できません。
校長にとっては毎年の年中行事でしょうが、卒業生にとっては一生に一度の大切な行事です。
その視点が欠けています。
そんな卒業式だったら、いっそやめてしまった方がマシです。
posted by 後藤富和 at 08:12| 日記
2012年03月11日
声をあげよう!「さよなら原発!3.11福岡集会」
東日本大震災、そして福島第一原子力発電所事故から1年。事態は収束どころか、収束に向けた道筋すら見えません。
政府は、原発事故の原因、責任、未来を曖昧にしたまま、原発を再稼働し、海外にも輸出しようとしています。
もう一度、原発事故が起きないと、この国は気づかないのでしょうか。3.11で犠牲になった方、そして今も不自由な生活を強いられている方、不安でたまらない方を置き去りにし、どこに向かおうとしているのか。例えば玄海原発で事故が起きれば、偏西風の影響で大阪以西は壊滅状態になるでしょう。
声をあげていきましょう。
日本各地で様々な形で原発をやめたいと願う市民が声をあげます。
また、集会にはいけなくても、ネット上でも声を上げる方も沢山います。
家族で原発をどうするのが良いのか話し合う家庭も多いでしょう。
声をあげていきましょう!
★ フクシマ〜フクオカ、核なき未来へ
さよなら原発! 3・11 福岡集会
3月11日(日)13:30集会開始 15:00パレード出発
黙祷後、「手のひらを太陽に」の大合唱。

ブログ:http://0311fuk.blog.fc2.com/
集会場所: 須崎公園 福岡市中央区天神5丁目8
地図: http://tinyurl.com/6od2twa
主 催: さよなら原発! 3.11 福岡集会実行委員会
政府は、原発事故の原因、責任、未来を曖昧にしたまま、原発を再稼働し、海外にも輸出しようとしています。
もう一度、原発事故が起きないと、この国は気づかないのでしょうか。3.11で犠牲になった方、そして今も不自由な生活を強いられている方、不安でたまらない方を置き去りにし、どこに向かおうとしているのか。例えば玄海原発で事故が起きれば、偏西風の影響で大阪以西は壊滅状態になるでしょう。
声をあげていきましょう。
日本各地で様々な形で原発をやめたいと願う市民が声をあげます。
また、集会にはいけなくても、ネット上でも声を上げる方も沢山います。
家族で原発をどうするのが良いのか話し合う家庭も多いでしょう。
声をあげていきましょう!
★ フクシマ〜フクオカ、核なき未来へ
さよなら原発! 3・11 福岡集会
3月11日(日)13:30集会開始 15:00パレード出発
黙祷後、「手のひらを太陽に」の大合唱。

ブログ:http://0311fuk.blog.fc2.com/
集会場所: 須崎公園 福岡市中央区天神5丁目8
地図: http://tinyurl.com/6od2twa
主 催: さよなら原発! 3.11 福岡集会実行委員会
posted by 後藤富和 at 11:44| 日記
2012年03月09日
人権と憲法〜やさしい憲法のお話〜
私が委員長を務める小学校PTA研修委員会で、福岡県弁護士会法教育委員会委員(九弁連法教育に関する連絡協議会委員)の春田久美子弁護士を講師にお招きし「人権と憲法〜やさしい憲法のお話〜」について学習しました。
春田弁護士は、2006年に裁判官を退官後、弁護士となり、現在、中学生と幼稚園のお子さんを持ち中学校PTAの成人教育委員(研修委員会と同義)をされている方です。
今日聴いたお話はこんな感じ。
身近にある憲法の問題
・AKB48の総選挙を題材に一人一票の原則
・ミニスカートで授業参観に行きたい母親(服装等の自由。かつての中学男子生徒の丸刈りをめぐる社会の動き)
・防犯カメラ(コンビニ、スーパー、商店街)は安心?Googleのストリートビューなど。
・これも男女差別?大学受験の女性優先枠など。
・学資保険と生活保護をめぐるある裁判の話。老齢加算のカットの話。生存権。
憲法って何のためにあるのでしょう?(憲法の本当の意味とは?)
国と私たち。国家権力と私たち。
そもそも憲法って、誰と誰の約束事?憲法は、私たちが国に向けて発した約束事。私たちの自由や権利は常に国によって脅かされてきた。
教えて!あなたの幸せ(小学校の授業)
子ども達が考えた国の姿
・争いがない
・自分の意見が伝えられる
・生き物たちと共存
→日本国憲法の前文を見てみよう。
私たち弁護士は自分自身憲法の講演をすることは多いのですが、同業者の憲法の話を聴く機会ってそうそうありません。今回の春田弁護士のお話しは非常に興味深く勉強になりました。
春田弁護士は、2006年に裁判官を退官後、弁護士となり、現在、中学生と幼稚園のお子さんを持ち中学校PTAの成人教育委員(研修委員会と同義)をされている方です。
今日聴いたお話はこんな感じ。
身近にある憲法の問題
・AKB48の総選挙を題材に一人一票の原則
・ミニスカートで授業参観に行きたい母親(服装等の自由。かつての中学男子生徒の丸刈りをめぐる社会の動き)
・防犯カメラ(コンビニ、スーパー、商店街)は安心?Googleのストリートビューなど。
・これも男女差別?大学受験の女性優先枠など。
・学資保険と生活保護をめぐるある裁判の話。老齢加算のカットの話。生存権。
憲法って何のためにあるのでしょう?(憲法の本当の意味とは?)
国と私たち。国家権力と私たち。
そもそも憲法って、誰と誰の約束事?憲法は、私たちが国に向けて発した約束事。私たちの自由や権利は常に国によって脅かされてきた。
教えて!あなたの幸せ(小学校の授業)
子ども達が考えた国の姿
・争いがない
・自分の意見が伝えられる
・生き物たちと共存
→日本国憲法の前文を見てみよう。
私たち弁護士は自分自身憲法の講演をすることは多いのですが、同業者の憲法の話を聴く機会ってそうそうありません。今回の春田弁護士のお話しは非常に興味深く勉強になりました。
posted by 後藤富和 at 00:24| 日記
2012年03月04日
2012年03月01日
泉南アスベスト訴訟、最高裁要請行動
昨日、泉南アスベスト訴訟の最高裁要請行動に参加しました。

最高裁の会議室で原告団・弁護団・支援者が、最高裁の書記官に要請を行いました。

冒頭、最高裁書記官から、寒い中早朝から宣伝行動を行った原告に対し労いの言葉がありました。
弁護士から、この1ヶ月で原告2名が無念の中、苦しんで亡くなったこと。生きているうちの救済が必要なことを訴えました。
原告の娘(40代)
石綿工場で働いていた父。そして、子どもたちも、粉塵が舞う工場の周りで遊んでいたこと。父が60歳になった頃から、息切れがひどくなり外出もできなくなった。医師からは父の病気を治す薬も方法もないと言われた。それでも父には1日でも長く生きてほしい。
原告の娘(40代)
こんなに危険なものと知っていたなら、父は子どもを連れてアスベストの工場敷地内に住むなんてことはしなかったでしょう。父が生きている内に解決をおbvb願いします。
原告(60代女性)
口をパクパクしても息がうまくできない。夜中にこのまま死んでしまうと思うことがたびありある。当時はこんなに悪いものだと知らされずにマスクもせずアスベストが舞う工場で一生懸命働いた。原告が次から次に亡くなるのを見ているだけでなく解決して欲しい。
原告の息子(60代男性)
父は石綿工場に勤めていた。父が退職する頃、母が胸が痛いと訴え出し、そのまま亡くなった。その後、父が胸の痛みを訴え出した。医師からは治療法がない死ぬしかないと言われ、苦しみ続けるしかない。父は「早よ死にたい」と訴えていた。父は苦しさの中、裁判の結果を見ることなく死んだ。国はアスベストが悪いもんと分かっていたのに、労働者の健康に対する配慮が足りない。
他にも、トリノ(イタリア)ではアスベスト工場の株主に対して禁錮16年の実刑判決が出たこと、釜山(韓国)では企業の時効援用を否定して企業の責任を認める判決出たこと、病院の院長(呼吸器専門医)から実際の病状などに関する訴えがありました。
私からは以下の訴えをしました。
九州から来ました。九州では未だに水俣病被害者の訴えが後を断ちません。また、諫早湾干拓の問題でも湾の締め切りから15年が経とうとしていますが未だに漁業者の被害は救済されていません。これは何を意味するのか。いくら法の理屈で被害者を切り捨てても、被害者がいる以上、戦いは続くということです。そして、この被害者たちは絶対に諦めない、勝つまで戦い続けるのです。法の理屈で切り捨てることは問題の終局的解決にはならないのです。司法に求められているのは被害者が生きている内に裁判所主導で解決を解決することです。最高裁に期待しています。

最高裁の会議室で原告団・弁護団・支援者が、最高裁の書記官に要請を行いました。

冒頭、最高裁書記官から、寒い中早朝から宣伝行動を行った原告に対し労いの言葉がありました。
弁護士から、この1ヶ月で原告2名が無念の中、苦しんで亡くなったこと。生きているうちの救済が必要なことを訴えました。
原告の娘(40代)
石綿工場で働いていた父。そして、子どもたちも、粉塵が舞う工場の周りで遊んでいたこと。父が60歳になった頃から、息切れがひどくなり外出もできなくなった。医師からは父の病気を治す薬も方法もないと言われた。それでも父には1日でも長く生きてほしい。
原告の娘(40代)
こんなに危険なものと知っていたなら、父は子どもを連れてアスベストの工場敷地内に住むなんてことはしなかったでしょう。父が生きている内に解決をおbvb願いします。
原告(60代女性)
口をパクパクしても息がうまくできない。夜中にこのまま死んでしまうと思うことがたびありある。当時はこんなに悪いものだと知らされずにマスクもせずアスベストが舞う工場で一生懸命働いた。原告が次から次に亡くなるのを見ているだけでなく解決して欲しい。
原告の息子(60代男性)
父は石綿工場に勤めていた。父が退職する頃、母が胸が痛いと訴え出し、そのまま亡くなった。その後、父が胸の痛みを訴え出した。医師からは治療法がない死ぬしかないと言われ、苦しみ続けるしかない。父は「早よ死にたい」と訴えていた。父は苦しさの中、裁判の結果を見ることなく死んだ。国はアスベストが悪いもんと分かっていたのに、労働者の健康に対する配慮が足りない。
他にも、トリノ(イタリア)ではアスベスト工場の株主に対して禁錮16年の実刑判決が出たこと、釜山(韓国)では企業の時効援用を否定して企業の責任を認める判決出たこと、病院の院長(呼吸器専門医)から実際の病状などに関する訴えがありました。
私からは以下の訴えをしました。
九州から来ました。九州では未だに水俣病被害者の訴えが後を断ちません。また、諫早湾干拓の問題でも湾の締め切りから15年が経とうとしていますが未だに漁業者の被害は救済されていません。これは何を意味するのか。いくら法の理屈で被害者を切り捨てても、被害者がいる以上、戦いは続くということです。そして、この被害者たちは絶対に諦めない、勝つまで戦い続けるのです。法の理屈で切り捨てることは問題の終局的解決にはならないのです。司法に求められているのは被害者が生きている内に裁判所主導で解決を解決することです。最高裁に期待しています。
posted by 後藤富和 at 11:19| 日記
2012年02月24日
中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか
加藤嘉一著「中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか」 を読んでいます。
東京駅のキオスクでたまたま目に付いて買ったのですが、かなり面白いです。
中国人が嫌いな日本人にも、中国人が好きな日本人にも、日本人が嫌いな中国人にも、日本人が好きな中国人にもオススメです。
中国では中国語版が出版されています。というより先に中国で出版されました。
東京駅のキオスクでたまたま目に付いて買ったのですが、かなり面白いです。
中国人が嫌いな日本人にも、中国人が好きな日本人にも、日本人が嫌いな中国人にも、日本人が好きな中国人にもオススメです。
中国では中国語版が出版されています。というより先に中国で出版されました。
posted by 後藤富和 at 22:59| 日記
2012年02月16日
当番弁護士、犯罪被害者
当事務所の弁護士は、もちろん当番弁護士に登録しており、それに加えて、被疑者国選事件や、少年付添人事件の登録もしているので、当番の日には、一般の刑事事件なのか、被疑者国選対象事件か、少年事件が配転されるのかは分かりません。
ですので、常に、複数の刑事事件や少年事件を抱えている状態です。
また、福岡県弁護士会の犯罪被害者支援相談も担当しております。
刑事事件などでお悩みの方もご相談ください。
ですので、常に、複数の刑事事件や少年事件を抱えている状態です。
また、福岡県弁護士会の犯罪被害者支援相談も担当しております。
刑事事件などでお悩みの方もご相談ください。
posted by 後藤富和 at 09:38| 日記
2012年02月15日
ラブ&ピースふくおか
今夜は先月に引き続き、粕屋町のラブ&ピースふくおかにお招きいただき、原発なくそう!九州玄海訴訟の話をさせていただきました。
この団体、面白いのは粕屋町の中小企業の経営者が中心となって平和の問題を中心に毎月学習会をしているというものです。
たとえば、粕屋町の乳幼児療育業民営化の問題や、法務局の人権擁護委員から高齢者の相談会の話、戦時中に犠牲になった動物園の動物の話、被災地で犠牲になっているペットと家畜の話、公園に捨てられた猫の保護活動の話、福岡経済同友会が被災地(陸前高田市)に自転車を送った話、同会が陸前高田市で雇用創出のため事業を始めようとしている話などがありました。
おもしろい集まりですね。
この団体、面白いのは粕屋町の中小企業の経営者が中心となって平和の問題を中心に毎月学習会をしているというものです。
たとえば、粕屋町の乳幼児療育業民営化の問題や、法務局の人権擁護委員から高齢者の相談会の話、戦時中に犠牲になった動物園の動物の話、被災地で犠牲になっているペットと家畜の話、公園に捨てられた猫の保護活動の話、福岡経済同友会が被災地(陸前高田市)に自転車を送った話、同会が陸前高田市で雇用創出のため事業を始めようとしている話などがありました。
おもしろい集まりですね。
posted by 後藤富和 at 20:53| 日記
2012年02月11日
子が親を思う気持ち
地下鉄赤坂駅から裁判所に向かう階段に設置された読売新聞の広告にこうあります。
「親が子を思う情はいつの世にも、『永遠の片思い』であるという。片思いに応えられる年齢になったとき、親はいない。 墓前にたたずめば人は誰もが、「ばか野郎」となじってもらいたい 親不孝な息子であり、娘であろう。」(読売新聞編集手帳)
これを読んで自分の気持ちとピッタリと合う方は多いでしょうが、馴染まない方も多いのではないかと思います。
先日読んだ村山由佳著「放蕩記」は、これとは異なる子の気持ちです。
親に対するこの気持ちは人それぞれですね。
放蕩記の担当編集者の言葉を以下に引用します。
http://renzaburo.jp/shinkan_list/temaemiso/111125_book02.html
「私、実は母親とうまくいっていなくて。どうしても好きになれない」
親しい人からこう告白をうけたら。
あなたなら、どう言葉をかけるでしょうか。
「そうは言っても、血のつながったたった一人のお母さんでしょ。きっといつかお母さんの気持ちもわかるよ」
こんなふうに、言いがちではないでしょうか。
今は無理かもしれないけれど、あなたも母親になったらわかる。そうは言っても似ているところがあるじゃない。お母さんがあなたを生んだ年になれば何か気づくはず――。
一見するとなぐさめの言葉ですが、実は、本当に母親との関係に悩む人には、救いにならないかもしれないのです。
――どうして、好きになれないことを認めてくれないのか。
――いつかうまくやれるということは、今うまくいっていない私は間違っているのか。
『放蕩記』は、そんな複雑な思いを抱える「母の子」たちに、読んでいただきたい作品です。
変貌しつづける女流作家・村山由佳さんが初めて挑んだ、半自伝的小説。
村山さんご自身が長年抱えてこられた実のお母様への複雑な思いと葛藤を、本格文学作品に昇華した、凄まじくも力強いメッセージがこめられた作品です。
離婚暦のある作家、夏帆(38歳)と、専業主婦の母・美紀子(78歳)。強烈すぎる母親の恐怖と呪縛から逃れるようにもがき続けてきた夏帆に、母を赦せる日は訪れるのか――。
刊行をひかえ、周りの方に読んでいただき、気づいたことがありました。
皆さん、自分の家族について、こぞって話をされるのです。
読むことで、忘れていた母や家族との記憶がよみがえったり、今抱えているちょっとした思いを他人に伝えたくなったりする。
村山さんは「書くことで母との関係を見つめなおしたかった」と話してらっしゃいますが、この小説を読んで自分の話をすることで、読者の皆さんの気持ちも整理されるかもしれません。
また、自分にはわからないけれどこんな悩みを抱える人が周りにいる方も、娘の気持ちがわからなくなってきたお母さんにも、ぜひ読んでいただきたい作品です。
しんどい場面も多いですが、最後にはほんっっとうに素晴らしい「救い」が待っています!!
「親が子を思う情はいつの世にも、『永遠の片思い』であるという。片思いに応えられる年齢になったとき、親はいない。 墓前にたたずめば人は誰もが、「ばか野郎」となじってもらいたい 親不孝な息子であり、娘であろう。」(読売新聞編集手帳)
これを読んで自分の気持ちとピッタリと合う方は多いでしょうが、馴染まない方も多いのではないかと思います。
先日読んだ村山由佳著「放蕩記」は、これとは異なる子の気持ちです。
親に対するこの気持ちは人それぞれですね。
放蕩記の担当編集者の言葉を以下に引用します。
http://renzaburo.jp/shinkan_list/temaemiso/111125_book02.html
「私、実は母親とうまくいっていなくて。どうしても好きになれない」
親しい人からこう告白をうけたら。
あなたなら、どう言葉をかけるでしょうか。
「そうは言っても、血のつながったたった一人のお母さんでしょ。きっといつかお母さんの気持ちもわかるよ」
こんなふうに、言いがちではないでしょうか。
今は無理かもしれないけれど、あなたも母親になったらわかる。そうは言っても似ているところがあるじゃない。お母さんがあなたを生んだ年になれば何か気づくはず――。
一見するとなぐさめの言葉ですが、実は、本当に母親との関係に悩む人には、救いにならないかもしれないのです。
――どうして、好きになれないことを認めてくれないのか。
――いつかうまくやれるということは、今うまくいっていない私は間違っているのか。
『放蕩記』は、そんな複雑な思いを抱える「母の子」たちに、読んでいただきたい作品です。
変貌しつづける女流作家・村山由佳さんが初めて挑んだ、半自伝的小説。
村山さんご自身が長年抱えてこられた実のお母様への複雑な思いと葛藤を、本格文学作品に昇華した、凄まじくも力強いメッセージがこめられた作品です。
離婚暦のある作家、夏帆(38歳)と、専業主婦の母・美紀子(78歳)。強烈すぎる母親の恐怖と呪縛から逃れるようにもがき続けてきた夏帆に、母を赦せる日は訪れるのか――。
刊行をひかえ、周りの方に読んでいただき、気づいたことがありました。
皆さん、自分の家族について、こぞって話をされるのです。
読むことで、忘れていた母や家族との記憶がよみがえったり、今抱えているちょっとした思いを他人に伝えたくなったりする。
村山さんは「書くことで母との関係を見つめなおしたかった」と話してらっしゃいますが、この小説を読んで自分の話をすることで、読者の皆さんの気持ちも整理されるかもしれません。
また、自分にはわからないけれどこんな悩みを抱える人が周りにいる方も、娘の気持ちがわからなくなってきたお母さんにも、ぜひ読んでいただきたい作品です。
しんどい場面も多いですが、最後にはほんっっとうに素晴らしい「救い」が待っています!!
posted by 後藤富和 at 08:59| 日記
2012年02月10日
ピューリツァー賞
「ピューリツァー賞受賞写真全記録」(ハル・ビュエル著 )を購入しました。
ご存知、アメリカで最も権威ある賞のひとつであるピューリツァー賞の、写真部門創設(1942年)から2011年までの全ての受賞作品を収録したものです。
あまりの迫力に、中洲川端から地下鉄で天神に向かおうとして、反対の路線に乗ってしまい祇園まで行ってしまったほどです。
発行はナショナルジオグラフィックです。以下のナショジオのサイトでいくつかの特徴的な写真を見ることができます。
http://nationalgeographic.jp/nng/sp/pulitzer/#anc2
とりわけ、「爆撃からの逃走」は胸に迫ります。
かつてソ連参戦後、満州から逃げてきた日本人たちもきっとこうだったんでしょうね。母親の必死の形相としっかりと母に掴まっている赤ちゃん、泣きながらも必死に川を渡る少女。この1枚に子どもを守ろうとする母の最後の力が凝縮されています。
撮影は、沢田教一氏です。
「ハゲワシと少女」
餓死寸前の少女をハゲワシが狙っているあの写真です。
写真を撮る前に少女を助けろとの誤解に満ちた中傷などもあって撮影者はその後自殺してしまいます。
これまで日本人の受賞は、沢田教一氏の他に、長尾靖氏(「舞台上での暗殺」)、酒井淑夫氏(「静かな雨、静かな時」)の3名です。
受賞作を見ていて、面白いことに気付きました。
35ミリフィルムが主流になってからは受賞作を撮影したカメラは圧倒的に「ニコン」です。特に戦場写真はほとんどが「ニコン」です。「ニコン」独占と言っても良いくらいです。
しかし、デジタルカメラになってからは、「ニコン」よりも「キャノン」で撮影された作品の方が多くなっています。
事務所の書棚においておりますので、興味のある方はお手にとってご覧下さい。
ご存知、アメリカで最も権威ある賞のひとつであるピューリツァー賞の、写真部門創設(1942年)から2011年までの全ての受賞作品を収録したものです。
あまりの迫力に、中洲川端から地下鉄で天神に向かおうとして、反対の路線に乗ってしまい祇園まで行ってしまったほどです。
発行はナショナルジオグラフィックです。以下のナショジオのサイトでいくつかの特徴的な写真を見ることができます。
http://nationalgeographic.jp/nng/sp/pulitzer/#anc2
とりわけ、「爆撃からの逃走」は胸に迫ります。
かつてソ連参戦後、満州から逃げてきた日本人たちもきっとこうだったんでしょうね。母親の必死の形相としっかりと母に掴まっている赤ちゃん、泣きながらも必死に川を渡る少女。この1枚に子どもを守ろうとする母の最後の力が凝縮されています。
撮影は、沢田教一氏です。
「ハゲワシと少女」
餓死寸前の少女をハゲワシが狙っているあの写真です。
写真を撮る前に少女を助けろとの誤解に満ちた中傷などもあって撮影者はその後自殺してしまいます。
これまで日本人の受賞は、沢田教一氏の他に、長尾靖氏(「舞台上での暗殺」)、酒井淑夫氏(「静かな雨、静かな時」)の3名です。
受賞作を見ていて、面白いことに気付きました。
35ミリフィルムが主流になってからは受賞作を撮影したカメラは圧倒的に「ニコン」です。特に戦場写真はほとんどが「ニコン」です。「ニコン」独占と言っても良いくらいです。
しかし、デジタルカメラになってからは、「ニコン」よりも「キャノン」で撮影された作品の方が多くなっています。
事務所の書棚においておりますので、興味のある方はお手にとってご覧下さい。
posted by 後藤富和 at 06:59| 日記
2012年02月09日
パソコンお手入れ
みなさんは
定期的にパソコンの掃除をしていますか?
ここでいう「掃除」というのは
表面上だけではなく
中までの話です。
ちなみに私は
いつも表面上しかしたことがありません。
ディスプレイを拭く とか
キーボートのホコリをブラシで掃く とか
その程度…(。_。;)
しかし!!
大橋法律事務所のパソコンには
つよーい味方がいるのです!!

プロの方が
定期的に事務所に来てくれるんです♪
パソコンのいろんな面でサポートしてくれるんです♪
今回は、
年に1回の
デスクトップパソコンの内部清掃の日。
ターゲットはこちら。
ドライブ?電源ユニット?ハードディスク…?
…そんな、周辺機器の名称がわからないPC素人の私でも大丈夫!!(^^)

まず、奥から引っ張り出してみると
側面にすごいホコリ!!Σ(・д・)

中でモーターが動いていて、
熱がこもらないように
外部から空気を吸い込んで冷やすそうなのですが、
空気を吸い込むときに、ホコリ等が一緒にくっついてくるのだとか。
中を開けてみると。
見えますか?
近くでみると…
中にもホコリ&髪の毛が(・・;)

中を見る事自体初めてですが
まさかこんなに汚れていたなんて。
早速掃除スタート

エアダスターにてホコリをとります。
細部まで。
もちろん側面も。
キーボードだって。
こうやって
手入れをすることで
パソコンの寿命が変わってくるのだとか。
それから仕上げ。
すっかりきれいになりました。
私が自分でやったら
分解したところで戻せないかも…。
もう一度つなぐ自信はありません。
機械のことなので
自分でするより
プロに任せた方が安心ですね。
プロの方にお願いしているサポート内容は
パソコンの掃除だけではありません。
例えば
・ホームページ更新
・ウイルスチェック
・パソコン、周辺機器、ネットワークの状態チェック
・デスクトップパソコンの内部清掃(年1回)
・パソコン個別指導
・最新IT情報の提供
・その他IT運用の相談
などです。
パソコン操作でわからなくなった時に
電話にて教えてもらうこともあります。
やはりパソコンは
毎日使うものなので
こういったサポートがあると助かります

パソコンプロサポートのシンビット
http://myojo.net/
事務局T
posted by 後藤富和 at 10:29| 日記
2012年02月06日
大橋法律事務所の取り扱い業務
大橋法律事務所では、近隣トラブルや交通事故などの一般民事事件、債務整理事件(自己破産、民事再生、任意整理)、刑事事件、家事事件(離婚、親権、相続など)の他にも、以下のような事件も多くご依頼いただいております。
例えば、大橋法律事務所の弁護士が、患者の権利オンブズマンの相談担当や、九州山口医療問題研究会に所属していることから医療過誤事件のご依頼もあります。
少年付添人を担当していることから少年事件も多く、また、犯罪被害者の方からのご相談もございます。
地域の高齢者施設の相談担当をしていることから高齢者の相談も多くございます。
日中友好協会の無料法律相談も担当していますので中国籍の方や、中国残留日本人帰国者からの相談も度々受けます。
他にも生活保護に関する相談や、精神保険施設に入所されている方からの相談も多くございます。
また、当事務所は法テラス(日本司法支援センター)の契約事務所ですので、一定の要件をみたした場合には、法テラスの扶助制度を活用することで、弁護士費用の援助を受けることも可能となります。ご遠慮なく弁護士にご相談下さい。
法律事務所というと敷居が高いとお感じになられる方も多いと思いますが、勇気を持ってご連絡ください。ご一緒に解決しましょう。
例えば、大橋法律事務所の弁護士が、患者の権利オンブズマンの相談担当や、九州山口医療問題研究会に所属していることから医療過誤事件のご依頼もあります。
少年付添人を担当していることから少年事件も多く、また、犯罪被害者の方からのご相談もございます。
地域の高齢者施設の相談担当をしていることから高齢者の相談も多くございます。
日中友好協会の無料法律相談も担当していますので中国籍の方や、中国残留日本人帰国者からの相談も度々受けます。
他にも生活保護に関する相談や、精神保険施設に入所されている方からの相談も多くございます。
また、当事務所は法テラス(日本司法支援センター)の契約事務所ですので、一定の要件をみたした場合には、法テラスの扶助制度を活用することで、弁護士費用の援助を受けることも可能となります。ご遠慮なく弁護士にご相談下さい。
法律事務所というと敷居が高いとお感じになられる方も多いと思いますが、勇気を持ってご連絡ください。ご一緒に解決しましょう。
posted by 後藤富和 at 18:28| 日記
2012年02月02日
2012年01月17日
中国総領事との会食
今夜は、大名華風において、中国総領事との会食を行いました。
在福岡中国領事館の、李天然総領事、郭宝忠主席領事、劉光耀領事と美味しい食事をしながら交流を深めました。
会話は、家族のことから原発のことまで多岐に渡り、総領事という公的な立場では答えにくいような質問も遠慮なしにぶつけました。
李総領事は、民間レベルでの交流の重要さを説いておられ、その点は僕も全く同感でした。
李総領事在任中に、福岡でも春節をイベントとして定着させたいですね。
この会食には、会場となった大名華風のオーナーであり福岡華僑協会の李憲章会長にも参加していただきました。
在福岡中国領事館の、李天然総領事、郭宝忠主席領事、劉光耀領事と美味しい食事をしながら交流を深めました。
会話は、家族のことから原発のことまで多岐に渡り、総領事という公的な立場では答えにくいような質問も遠慮なしにぶつけました。
李総領事は、民間レベルでの交流の重要さを説いておられ、その点は僕も全く同感でした。
李総領事在任中に、福岡でも春節をイベントとして定着させたいですね。
この会食には、会場となった大名華風のオーナーであり福岡華僑協会の李憲章会長にも参加していただきました。
posted by 後藤富和 at 22:39| 日記
2012年01月12日
【大橋法律事務所の取り扱い事件の特徴】借金・交通事故・離婚・相続・刑事
うちの事務所は福岡市の中心部ではなく、南区大橋にありますので、ご相談に来られる方の多くは、南区や博多区、春日市、那珂川町といった福岡市南部周辺にお住まいの市民の方が中心となっております。もちろん、県外から来られる方や、会社を経営されている方からの相談もございます。
その中で、圧倒的に多いのは、借金、交通事故、離婚に関するご相談です。
借金問題は、自己破産や、任意整理、過払い金の回収だけでなく、個人再生(民事再生)や闇金(ヤミ金)のご相談も多くございます。
交通事故に関しては、保険会社との交渉や裁判だけでなく、後遺障害等級認定に対する異議申し立てなどもございます。
離婚に関する相談も多く、離婚や親権、養育費、財産分与、年金分割の相談だけでなく、不倫による慰謝料請求や、婚姻費用分担、養子縁組の解消などのご相談も多いのが特徴です。
その他、相続に関するご相談や、遺産分割、遺言、近隣トラブル、生活保護に関する悩みなど、様々なご相談がございます。
さらに、酔っ払って人を殴ってしまったなどといった刑事事件や少年事件に関するご相談もございます。
地域の皆様のお悩みを解消する一助となれればと考えています。
その中で、圧倒的に多いのは、借金、交通事故、離婚に関するご相談です。
借金問題は、自己破産や、任意整理、過払い金の回収だけでなく、個人再生(民事再生)や闇金(ヤミ金)のご相談も多くございます。
交通事故に関しては、保険会社との交渉や裁判だけでなく、後遺障害等級認定に対する異議申し立てなどもございます。
離婚に関する相談も多く、離婚や親権、養育費、財産分与、年金分割の相談だけでなく、不倫による慰謝料請求や、婚姻費用分担、養子縁組の解消などのご相談も多いのが特徴です。
その他、相続に関するご相談や、遺産分割、遺言、近隣トラブル、生活保護に関する悩みなど、様々なご相談がございます。
さらに、酔っ払って人を殴ってしまったなどといった刑事事件や少年事件に関するご相談もございます。
地域の皆様のお悩みを解消する一助となれればと考えています。
posted by 後藤富和 at 13:06| 日記
2012年01月01日
新年のご挨拶
東日本大震災・福島第一原発事故によって、今も多くの方がふるさとに帰れず不便な生活を強いられています。にもかかわらず、日本政府は、原発をアジアの国々に輸出しようとしています。かつて国民を騙した「安全神話」をアジア各国に広げようとしています。福岡市天神の西方約50kmにある玄海原発で事故が起これば、その被害は国境を超え韓国や中国にまで広がります。また、日本は核兵器の原料であるプルトニウムを約30tも保有しIAEAの査察を受けています(政府やマスコミが脅威だと煽る北朝鮮の保有量は50kgにすぎません)。原発を推進する日本はアジア諸国に対する脅威となっているのです。今年は日本政府に原発を捨てさせアジアに平和の範を示す年にしましょう。
posted by 後藤富和 at 00:06| 日記
2011年12月22日
2011年12月08日
【西日本新聞】たたかい続けるということ
西日本新聞に連載されている【聞き書き】「たたかい続けるということ」
よみがえれ!有明訴訟弁護団団長の馬奈木昭雄先生の半生です。
11月18日掲載分「突き動かされる」から抜粋します。
何と言うか、衝撃を受けたわけです。初めて患者さん、胎児性水俣病の子どもたちに会って。提訴前でしたから弁護士になりたての4月か5月だったでしょうか。水俣市の旧湯之児病院にあったリハビリセンターです。折れ曲がり、変形した手足。目も見えず音も聞こえず、言葉を話すこともできない女の子。本当に、澄んだきれいな瞳で…。文字通り絶句する。人は人に対して、ここまでひどいことができるのか、と。見た者の責任、という言葉がよく使われますが「責任」とは少し違う。衝動、突き動かされる気持ち。どうかせんとたまらん。あえて決意をする必要はなかったのです。(聞き手 阪口由美)
よみがえれ!有明訴訟弁護団団長の馬奈木昭雄先生の半生です。
11月18日掲載分「突き動かされる」から抜粋します。
何と言うか、衝撃を受けたわけです。初めて患者さん、胎児性水俣病の子どもたちに会って。提訴前でしたから弁護士になりたての4月か5月だったでしょうか。水俣市の旧湯之児病院にあったリハビリセンターです。折れ曲がり、変形した手足。目も見えず音も聞こえず、言葉を話すこともできない女の子。本当に、澄んだきれいな瞳で…。文字通り絶句する。人は人に対して、ここまでひどいことができるのか、と。見た者の責任、という言葉がよく使われますが「責任」とは少し違う。衝動、突き動かされる気持ち。どうかせんとたまらん。あえて決意をする必要はなかったのです。(聞き手 阪口由美)
posted by 後藤富和 at 15:48| 日記
2011年12月07日
2011年12月06日
施設見学「レストランゆずのき」
小学校PTAで、社会福祉法人柚の木福祉会が運営するレストラン「ゆずのき」(福岡市西区姪浜)に見学に行きました。

http://www.yuzunoki.or.jp/rest1index.html
この法人(志免町)自体は設立30年で県下で一番古い施設施設で、障がい者の福祉就労事業の一環として、障がい者が働ける施設として平成17年9月に開業しました。
6年間、30万人が利用。
なぜレストランなのか。レストランには様々な業務(調理、接客、清掃、喫茶、車両窓拭きなど)があり障がい者のスキルアップにつながる、また、人に触れ合うことで精神面での自信、成長につながる。
現在36名の障がい者が働いている。その大半が知的障がい。
最低賃金(695円)を給料として支払っている(就労継続支援A型)。ここが他の施設と違うところ。B型の施設は工賃制で、最低賃金保障とはなっていない。
週休2日。1日4時間勤務。
きちんと労働契約を結び、有給休暇もある。
月6万5000円くらいの給与。障害年金と合わせると12-3万円の収入となる。
ハローワークを通して求人。国からの助成金が出るためハローワークを利用するようにしている。
採用は面接後、実習を経て採用となる。
ここで技術や知識を高めて社会に出て欲しい。実際に、ここの出身者でユニクロに就職した者もいる。ただ、現実は他企業に出ても業績悪化で障がい者からリストラされたりして厳しい。保護者の気持ちとしては、ずっとここに置いておいて欲しいというもの。
複数の作業を同時にやることは苦手だが、時間をかければ一つのことを極めて行くことは得意。
ホール係りの徳永さん(男性)は自信を持って接客している。彼はバスケの国体選手として山口国体で3位。現在は近くの小学校でミニバスケの指導員もしている。
調理担当の平野さん(女性)は、一人でオムライスを調理しており、今やメニューに平野さんの名前が冠されるまでになった。
あえて段差を残したのは、ベビーカーや足が不自由な方が来所された際に、彼らを手助けすることを従業員に教えたいため。
経営的には赤字。総勢56名の従業員の人件費だけでも大変。現在、開店前に弁当事業を始めた。弁当20食以上であれば配達もするのでご活用下さい。それでも厳しい。平日夜は予約制にした。
土地は無償(福岡市)。
一人雇用する毎に国からの助成はあるが厳しい。
キャッチフレーズは「食べるボランティア」
施設長としては、苦労は感じないけど、頻繁に声かけするなどの工夫、朝と帰りに褒めることをしている。
お話をうかがった後、美味しいランチを楽しみました。

http://www.yuzunoki.or.jp/rest1index.html
この法人(志免町)自体は設立30年で県下で一番古い施設施設で、障がい者の福祉就労事業の一環として、障がい者が働ける施設として平成17年9月に開業しました。
6年間、30万人が利用。
なぜレストランなのか。レストランには様々な業務(調理、接客、清掃、喫茶、車両窓拭きなど)があり障がい者のスキルアップにつながる、また、人に触れ合うことで精神面での自信、成長につながる。
現在36名の障がい者が働いている。その大半が知的障がい。
最低賃金(695円)を給料として支払っている(就労継続支援A型)。ここが他の施設と違うところ。B型の施設は工賃制で、最低賃金保障とはなっていない。
週休2日。1日4時間勤務。
きちんと労働契約を結び、有給休暇もある。
月6万5000円くらいの給与。障害年金と合わせると12-3万円の収入となる。
ハローワークを通して求人。国からの助成金が出るためハローワークを利用するようにしている。
採用は面接後、実習を経て採用となる。
ここで技術や知識を高めて社会に出て欲しい。実際に、ここの出身者でユニクロに就職した者もいる。ただ、現実は他企業に出ても業績悪化で障がい者からリストラされたりして厳しい。保護者の気持ちとしては、ずっとここに置いておいて欲しいというもの。
複数の作業を同時にやることは苦手だが、時間をかければ一つのことを極めて行くことは得意。
ホール係りの徳永さん(男性)は自信を持って接客している。彼はバスケの国体選手として山口国体で3位。現在は近くの小学校でミニバスケの指導員もしている。
調理担当の平野さん(女性)は、一人でオムライスを調理しており、今やメニューに平野さんの名前が冠されるまでになった。
あえて段差を残したのは、ベビーカーや足が不自由な方が来所された際に、彼らを手助けすることを従業員に教えたいため。
経営的には赤字。総勢56名の従業員の人件費だけでも大変。現在、開店前に弁当事業を始めた。弁当20食以上であれば配達もするのでご活用下さい。それでも厳しい。平日夜は予約制にした。
土地は無償(福岡市)。
一人雇用する毎に国からの助成はあるが厳しい。
キャッチフレーズは「食べるボランティア」
施設長としては、苦労は感じないけど、頻繁に声かけするなどの工夫、朝と帰りに褒めることをしている。
お話をうかがった後、美味しいランチを楽しみました。

posted by 後藤富和 at 12:50| 日記
2011年11月29日
2011年11月17日
【ご案内】映画「孫文 100年先を見た男」
今年は辛亥革命100周年で、世界中で記念行事が開催されています。
現在、日本国内でも、ジャッキーチェン監督・主演の映画「1911」が公開されています。
この度、福岡日中文化センターでは、映画「孫文〜100年先を見た男」の上映会を企画しました。
ぜひご観覧ください。
前売りチケットは、当事務所で取り扱っています。

中国近代国家への夜明けにつながる“革命前夜”。亡命の地マレーシア・ペナン島を舞台に、度々の失敗と苦難、失意、暗殺の危険に遭いながらも、愛する人に支えられて、理想を失わず戦う孫文の姿を描く歴史ロマン。
とき:11月27日(日)
上映:@11:00〜13:10
A15:20〜17:30
ところ:福岡市総合図書館映像ホール・シネラ
主催:中国映画を見る会/福岡映画サークル協議会・福岡日中文化センター
【記念講演】
演題:辛亥革命100周年「21世紀中国映画の魅力」
講師:石子 順 氏
時間:13:30〜15:00
問い合わせ/092−781−2817(映画サークル)・092−761−0604(福岡日中文化センター)
◆一般前売 1300円 ◆当日券 一般1500円/中高生800円
※上記料金には講演会の料金を含んでいます。シニア料金の設定は今回はありませんのでご了承ください。
現在、日本国内でも、ジャッキーチェン監督・主演の映画「1911」が公開されています。
この度、福岡日中文化センターでは、映画「孫文〜100年先を見た男」の上映会を企画しました。
ぜひご観覧ください。
前売りチケットは、当事務所で取り扱っています。
中国近代国家への夜明けにつながる“革命前夜”。亡命の地マレーシア・ペナン島を舞台に、度々の失敗と苦難、失意、暗殺の危険に遭いながらも、愛する人に支えられて、理想を失わず戦う孫文の姿を描く歴史ロマン。
とき:11月27日(日)
上映:@11:00〜13:10
A15:20〜17:30
ところ:福岡市総合図書館映像ホール・シネラ
主催:中国映画を見る会/福岡映画サークル協議会・福岡日中文化センター
【記念講演】
演題:辛亥革命100周年「21世紀中国映画の魅力」
講師:石子 順 氏
時間:13:30〜15:00
問い合わせ/092−781−2817(映画サークル)・092−761−0604(福岡日中文化センター)
◆一般前売 1300円 ◆当日券 一般1500円/中高生800円
※上記料金には講演会の料金を含んでいます。シニア料金の設定は今回はありませんのでご了承ください。
posted by 後藤富和 at 09:39| 日記