2011年11月01日

アサガオの種・収穫

前回は、ふうせんかずらとゴーヤの種の収穫についてお話しましたが、
今回は、アサガオの種の収穫についてお話したいと思います。


私たちが育てているアサガオは、高いところで育てていて虫があまり遊びに来ないせいなのか、大輪朝顔のため花粉が少ないためなのか、受粉がなかなかうまくいかず、最初の方に咲いた花は受粉せずにいくつもしおれていきました…。


そこで、アサガオも、ゴーヤと同じように受粉作業を自分達の手で行うことにしました。
(参考文献URLhttp://www005.upp.so-net.ne.jp/asagao/saisyu.html大輪朝顔の採種の方法)


アサガオには、1つの花の中におしべが5本、めしべが1本あります。つぼみの段階ではめしべよりおしべが短く、日が経つにつれおしべがめしべよりも長くなります。
アサガオ(花).JPG
通常では、おしべがめしべより長く伸びていくときに、おしべについている花粉がめしべについて、自然に受粉し、結実するそうです。
しかし、大輪朝顔のように花粉が少ない場合や確実に元の花と同じ花の種が欲しい場合、また、他の花とかけ合わせた花を作りたい場合に、人の手で受粉作業を行います。


受粉作業とは、花粉のついているおしべを1本ピンセットで取り、めしべに花粉をこすり付ける作業のことです。
自家受粉.JPG
他の花とかけ合せたい場合(交配)は、片方の花のおしべを取り出し、もう一方の花のめしべにこすり付けます。
ちなみに、大輪朝顔は同じ品種を栽培していくと、年々退化してしまい、大きな花が咲かなくなってしまうそうです。それを防ぐために、何年か後に、交配が必要になります。


次に、受粉が完了したら、虫媒による交雑をふせぐために糸やひもで先端を結びます。同じ花の種類でもこの作業が必要なのかはわかりませんが、交配を行った時には必ず必要な作業だそうです。
花弁はデリケートなため、やわらかいひもで優しく結ぶとより良いですね。
アサガオ(ひも).JPG


受粉が成功すると、
数日後に子房がふくらんできます。
子房(緑).JPG


受粉が成功していない場合だと、花がしおれた後も子房は細いままです。
子房(未受粉).JPG


その後、子房が茶色に変色し、茎と子房の間も茶色に変色したら、収穫時です。
子房(茶).JPG
茎と子房の間の色がまだ緑色の場合は、種に栄養が送られている最中のため、まだ収穫してはいけません。


種を取ったら、
日陰の風通しが良い場所で乾燥させます。
アサガオの種.JPG


一つの子房から複数の種が取れるのですが…
まだ、茶色になりきれていない結実した子房が20個ほど見られます。
いったい全部でいくつの種が取れるのでしょう。
全て収穫し終えたら、数を数えてみたいと思います。
たくさん収穫できたら、どなたかに種をおすそわけしたいです^^


事務局T
posted by 後藤富和 at 14:08 | TrackBack(0) | グリーンカーテン2011

ゴーヤの種の収穫(詳細)

前回、自宅のゴーヤの種の収穫をしましたが、
事務所のゴーヤも無事に種の収穫をすることができました。
今回は、ゴーヤの種の収穫を前回よりも詳しく説明したいと思います。

破裂したゴーヤ.JPG
前回種を収穫した時と同じように、黄色に変色したゴーヤの実が破裂し、
中から赤い種が出てきています。

下に落ちているものも。
赤い種.JPG
種の表面は、潤いがある赤い膜のようなものにおおわれています。
触感はねとねとしていて、触ると指が赤くなります。
(手を洗えば簡単に落ちます。)

この赤い膜のようなものは、
指でペロンと簡単にむくことができます。
めくった種.JPG

めくった中から、植えた時と同じ形状のゴーヤの種が見えてきました。
あとは水洗いをし、風通しの良い場所で
陰干しをします。
1つの実からこれだけ収穫できました。
ゴーヤの種.JPG

だいぶグリーンカーテンも枯れてきていますが…
残りの期間で、もう少し種の収穫をしたいと思います。

あとは、封筒や紙袋などに入れて
来年用として保管します。

だいぶグリーンカーテンも枯れてきていますが…
気温が下がった11月の今もまだ、ゴーヤの実は幾つかなっています。
夏の間に、食すことは楽しめたので、
残りの実は、すべて来年のために種として残すことに決めました。
来年の夏もゴーヤを育てたいと思います^^


事務局T
posted by 後藤富和 at 13:48 | TrackBack(0) | グリーンカーテン2011

2011年08月26日

種の収穫(ゴーヤ・ふうせんかずら)

・ふうせんかずらがふうせんの実をつけた。
・アサガオが咲いた。
・ゴーヤの実を収穫して食べた。

このように、
一通り、成長を楽しむことができました^^

それでは、
最終段階である種の収穫にチャレンジしてみようと思います。

まずはゴーヤから。
ゴーヤは実をつけた後、
実の収穫のタイミングを逃すと
黄色に変色してしまいます。
黄色ゴーヤ.JPG
調べてみて初めて知ったのですが…、
この黄色のゴーヤをさらに放置すると、
実が破裂し中から種が収穫できる、とのこと。
このことを知らずに、
ゴーヤが黄色になってしまった後、
破棄したことが幾度か…。
…ショックです。

実は自宅でもゴーヤを育てているのですが、
ありました。
破裂した黄色のゴーヤが…!
破裂したゴーヤ.JPG
そして、下に赤い実が落ちていました。
赤い種.JPG
これを乾燥させます。

次は、ふうせんかずらです。
ふうせんかずらについていたふうせんの実。
緑色のふうせんかずらの実.JPG
これは日が経つと茶色に変色します。
茶色のふうせんかずらの実.JPG
茶色に変色したら、種の収穫どきです。
乾燥した茶色のふうせんかずらを開いてみると
ふうせんかずらの中の種.JPG
このように種が入っています。
1つのふうせんの中に1〜3個の種が入っていました。
収穫した種がこちら。
ふうせんかずらの収穫した種.JPG
15個ほどふうせんを開いたのですが…、
種が多いですね…^^;
この種は、乾燥させてから、呼吸をさせるために封筒にて保存します。
まだまだふうせんの実はたくさんなっています。
全部で一体どれぐらいの種が収穫できるのか
楽しみです。

現在グリーンカーテンは、上の部分に成長した茎が溜まり、
下の部分が枯れ、少しすかすかの印象となってしまいました。
全体.JPG
来年はこの経験を活かし、もっと、下の部分の
密度を濃くするようにしたいと思います。

次はアサガオの種の収穫を目指します。

(事務局T)
posted by 後藤富和 at 15:42 | TrackBack(0) | グリーンカーテン2011

2011年08月17日

「とうとう咲いた!」

朝、事務所でいつものように
ゴーヤ、朝顔、ふうせんかずらに水やりをしていた時のこと。

ん?
朝顔の上の方に何か…

朝顔全体.JPG
これは……!

朝顔の花.JPG
青色の朝顔の花です!!^^
8月に入ってやっと花を咲かせてくれました!

他の場所では、あちこち朝顔が咲いているのを見かけていたのですが、
事務所の朝顔はなかなか咲かなかったのです。
ほっとしました。

ちなみに朝顔のつぼみはこちら。
朝顔 つぼみ.JPG

これで
ふうせんかずらは花とふうせんの実を。
ゴーヤは花と実を。
朝顔は花を。
それぞれが立派に成長した姿を見せてくれました。
最終的には種の収穫を目指します!

ところで、
先週末は新たな試みをしました。
水やりグッズ「給水くん」の導入です。
水が出る穴.JPG
このように穴が二か所あけてあり、ペットボトルにつけ、
土に挿しこみます。
仕組みとしては、土壌の水分が不足すると穴からペットボトル内に空気が入り、水を吐出させ、土壌が水分で満たされると穴をふさいだ状態となり、水の出具合が細くなったり止まったりする、というものです。

今までは、水に強いテープで口を止め、
自分たちで穴を手作業であけていたのですが、
グッズがあると便利ですね。

早速装着し、
水やりグッズ.JPG
プランターにたっぷりの水をあげて、
土に挿しこみました。
ペットボトル.JPG
週明けに、様子を見てみると、
今までの週明けとは様子が違いました。
週明け後.JPG
いつもはしおれてしまっている葉っぱが、
今回は休み前とほとんど変わらなかったです。

このグッズは
1〜2日ほどの不在時用で、もっと長くなる時には
また違う処置をしなくてはいけないそうです。

しかし、土日の不安は減りましたので、
結果としては上々だと思います。

〈事務局T〉
posted by 後藤富和 at 14:14 | TrackBack(0) | グリーンカーテン2011

2011年07月25日

グリーンカーテン(ゴーヤ初収穫)

2011年7月22日㈮に
ゴーヤを初収穫しました!!

もう少し、もう少し大きくなってから、と待っていたのですが、
タイミングを逃すと、ゴーヤは黄色く変色して、
食べられないことはないけれど風味が落ちてしまうそうです。
土日の間に変色してしまうかと思い、
金曜日に初収穫をしました。

収穫.JPG
全長17cm!
色艶も、お店に並んでいるものと変わらないですよね。

種を買う時に、店員さんに小ぶりのタイプだと聞いていましたが、
想像以上に立派に育ちました。

早速、
ゴーヤチャンプルーに^^
ゴーヤチャンプル.JPG

頑張って育てたゴーヤ。
包丁を入れる時は、
少し勇気が要りましたが、
頑張って育てた分、いつも食べるゴーヤチャンプルーより
おいしく感じました。
ちゃんとゴーヤ特有の苦みもありました。

さて、そのゴーヤなのですが、
ネットには、1つの株から20個ほど
収穫できる、とありました。

しかし、
事務所のプランターのゴーヤには
そんなに実がなっていません。
ネットで調べてみると、衝撃の事実が。

『普通は昆虫が受粉を手伝ってくれるのですが、昆虫の少ない場所や時期などは、人工授粉をしてください。
やり方は簡単。雄花をちょんぎってその中のおしべを雌花の中のめしべに「チョン」とくっつけるだけです。(http://www2u.biglobe.ne.jp/~bird-st/chui/index.html#03より)』

とのこと…。
6階に事務所があるため、虫があまりやって来ません。
そのため、自分たちの手で受粉させる必要があったんですね…。

ちなみにこちらが
おしべ、
おしべ.JPG
チビゴーヤがついている方がめしべです。
めしべ.JPG

急いで受粉作業を行いました。
受粉作業.JPG

今までそのことに気が付かず、
枯れていったチビゴーヤがいくつかあるのが
とても心残りです…。

この作業によって
いくつかゴーヤの実がなることを願うばかりです。

(事務局T)
posted by 後藤富和 at 18:22 | TrackBack(0) | グリーンカーテン2011

グリーンカーテン(3連休)

7月16日から18日まで、
事務所はお休みをいただきました。
その間、グリーンカーテンの様子は見られませんでした。

毎週、土日の2日間水をあげないだけでも
グリーンカーテンはしおれます。
(月曜日に水をあげたら復活はするのですが…。)
今回は3日間、水を与えることができない、ということで
ある工夫を施しました。

連休前.JPG
ペットボトルに穴をあけて
少し水が出る状態で、土に挿しました。
初の試みで、何ヶ所穴をあけたらいいか悩みながら
今回は、とりあえず1ヶ所あけてみました。

そして3日後…。

3日後の全体.JPG

しおれたゴーヤ.JPG
し、しおれている…!!!

3日後の水.JPG
若干、水は減っていましたが、
土はカラカラ。
ペットボトルにあける穴の数が足りなかったのかも。

勉強になりました…。

ちなみに急いで水を与えたところ、
葉っぱに水分はすぐに戻りました。
全体.JPG
ただ、下の方は葉っぱが少なく、スカスカに…。
下の葉が枯れるのは自然現象なのでしょうか。

(事務局T)
posted by 後藤富和 at 18:15 | TrackBack(0) | グリーンカーテン2011

2011年07月13日

グリーンカーテン

毎日、グリーンカーテンのつるが伸び、
とうとう天井まで届きました。
GTjoubu.JPG
他の方のグリーンカーテンのホームページを見ていると
成長はここでは終わらないそうなので、
まだまだ伸びそうです。

前回、ゴーヤの実がなったことをご報告しましたが、
現在は、
go-yanomi.JPG
こんな感じ。
若干、ふっくらしたのがわかるでしょうか?
コーヒー缶ほど大きくなって、
ゴーヤ独特のいぼいぼが出たら、収穫どきのようです。

朝顔にはまだつぼみも出ず、
花が咲くまでもう少しかかりそうです…。

一方、ふうせんかずら。
なんと・・・
huusennkazuranomi.JPG
本日初めて実がつきました!!
ふうせんかずらの名前の由来は、
このように、実が風船のように見えることからきているそうです。
実の中に種が入っているので、種の収穫も楽しみです。
今はまだ、実がこの二つなので
これからどんどん増えていくことを期待^^

現在のグリーンカーテンはこのような感じで育っています。
Gtzenntai.JPG
(事務局T)

posted by 後藤富和 at 17:53 | TrackBack(0) | グリーンカーテン2011

2011年07月06日

グリーンカーテン

6月中旬から
暑い日が続いていますが…、
暑さから救ってくれようとしているかのように
グリーンカーテンが急成長を遂げました!!

全体.JPG
いかがでしょう。
つるが伸び、葉の密度も濃くなって、
ようやく「グリーンカーテン」と呼べるようになったのではないでしょうか。

中でも、
ゴーヤにちょっと嬉しい変化が。

goyahana.JPG
あまり目立たないのですが、
小さな黄色の花を咲かせました。

その花が咲き終わると…
ゴーヤの実.JPG
なんと、
ゴーヤの実が現れました!!

どこの部分から
ゴーヤの実がなるのか楽しみにしていたのですが、
まさか花の下に現れるとは…。
さらなる成長を期待します。

次は朝顔の花が見たいところです。
(事務局T)
posted by 後藤富和 at 17:46 | TrackBack(0) | グリーンカーテン2011

2011年06月21日

グリーンカーテン

本日、ゴーヤの摘心を行いました。
go-yatekisinn.JPG
本葉を5〜6枚残したところで、本づるをバッサリ切ります。
摘心をすることによって、子づるが増え、葉が増えるそうです。
摘心をしないと、本づるだけが伸びて行き、葉があまり増えず、グリーンカーテンとしては少し物足りなくなってしまうのだとか。
今後の変化が楽しみです。

さて、
そのゴーヤなのですが、
成長して、どのようにネットに絡ませようかと思っていたら、
go-yasyokkaku.JPG
このように、ゴーヤには触角のようなものがついていて、
自分でネットを探して絡み付いていたのです。
あとは手作業で、誘導して好きなようにグリーンカーテンをつくっていきます。

一方、ふうせんかずらは、
本日、小さな白い花をつけていました。
fuusennkazuranohana.JPG
まだまだ、グリーンカーテンになるまで程遠いですが…
毎日の成長に目が離せません!

〈事務局T〉
posted by 後藤富和 at 20:16 | TrackBack(0) | グリーンカーテン2011

2011年06月07日

グリーンカーテン

先日発芽したアサガオに続いて、
ゴーヤが発芽しました。

go-yanome.JPG

発芽日数約2週間。
マリオに出てくるパックンフラワーのようなその姿…。

そして、ふうせんかずらも発芽。

huusennkazuranome.JPG

発芽日数は約3週間。
種がダメだったのかと諦めかけていた時に
ヒョロっとその姿を現してくれました。

ゴーヤもふうせんかずらも、
お日様があまりあたらなかったからか、
それとも、
気温があまり上がらなかったからか、
発芽日数が通常より遅めでした。

今現在のプランターの様子はこちら。

purannta-(nae).JPG

右から、アサガオ・ふうせんかずら・ゴーヤです。

果たして夏の猛暑までにグリーンカーテン完成なるか…。

<事務局T>
posted by 後藤富和 at 14:24 | TrackBack(0) | グリーンカーテン2011

2011年05月21日

グリーンカーテン

大橋法律事務所では、夏場の暑さ対策のためにグリーンカーテンを導入しています。

昨年は夕顔でしたが、今年は夕顔に加えて、朝顔、ゴーヤ、風船蔓も植えています。

今日、1つ発芽していました。
ST330022.JPG
posted by 後藤富和 at 14:46 | TrackBack(0) | グリーンカーテン2011

2011年04月07日

グリーンカーテンの準備

大橋法律事務所では、夏場の日差しを遮り冷房による電力の消費を抑えるために、グリーンカーテンを実施しています。

今日は、うちのスタッフが、昨年の使った土の再利用のために
2011.4 418.jpg
1 根を取り除き
2011.4 421.jpg
2 ふるいを使ってさらに取り除き
2011.4 423.jpg
3 お日様パワーで土を消毒しました。
2011.4 425.jpg

昨年は、夕顔のグリーンカーテンでしたが、今年は、何のグリーンカーテンにしましょうか。
現在のところ、朝顔とゴ―ヤが候補に挙がっています。
posted by 後藤富和 at 19:10 | TrackBack(0) | グリーンカーテン2011

2010年07月27日

グリーンカーテン

うちの事務所はベランダに夕顔を植えて、グリーンカーテンにし、室温の上昇を抑えるようにしています。
夕顔

夕顔

そのお陰か、この猛暑でも、エアコンの温度設定28〜29度で十分に涼しくなります。
posted by 後藤富和 at 20:42 | TrackBack(0) | グリーンカーテン2011