2014年02月19日

昨夜のterra cafe kenpou

昨夜のterra cafe kenpouは、北九州朝鮮初級学校校長の文達成先生を講師にお招きして、在日コリアンの子ども達について学習しました。23名が参加。原中誠志県議はインターンシップ生を連れて参加。
朝鮮学校の教育内容が充実していることは何度か学校に足を運ぶ中で実感していましたが、大学進学率が75%を超えていることには驚きました。
拉致問題が発覚した時の動揺や、日本で受ける様々な差別についての子ども達の受け止め方、朝鮮学校に通ってどのような点が良かったと感じるのかなど様々な質問や意見が飛び交いました。

僕は国籍の問題ってのは本来あまり意味のないことだと考えています。その意味がない制度に遮二無二、様々な効果を与えているに過ぎないと感じています。
例えば、在日コリアンにも選挙権を与えるべきだとの議論があります(僕自身は地方選挙だけでなく国政選挙においても在日コリアンの選挙権・被選挙権は認めて良いと考えています)。
外国人に選挙権は与えるべきでない、選挙権は日本人だけが有するものだという意見が多いようです。
じゃあ、日本人って何?
日本国籍を有する者です。
じゃあ、外国人って何?
日本国籍を有しない者です。
では日本国籍ってどうやって決まるの?
日本の場合は基本的には親の国籍によって決まります(血統主義)。日本にいると、血統主義が常識のように感じますが、親の国籍に関係なく出生地で国籍が決まるという属地主義を採用している国も沢山あります。
例えば、アメリカで生まれた者は親の国籍に関わりなくアメリカ国籍を取得することができます。
仮に日本がアメリカと同様の属地主義を取っていれば、在日コリアンの全ては日本人ということになります。つまり、在日コリアンが外国人であるのはたまたま国籍法でそうなっているからに過ぎない。その程度のもんだってことです。

オリンピック誘致の際、滝川クリステルさんが日本を代表してプレゼンをし話題になりました。彼女は、父親がフランス人でフランスで出生した方です。純粋な日本人でないのに、なぜ日本を代表してプレゼンするんだなどと偏狭なナショナリズムに満ちた意見も一部にはあります。ただ、多くの方には違和感なく受け入れられたのではないでしょうか(あの合掌には僕は違和感覚えましたけどね)。
じゃあ、これがフランス人とのハーフではなくって、中国人や韓国・朝鮮人とのハーフだったらどうか、在日コリアンとのハーフだったらどうか。多分、炎上していたでしょう。でも、フランス人とのハーフと韓国・朝鮮人とのハーフの違いってなんでしょう。どちらも日本国籍を有する日本人です。
もはやこうなると国籍云々の問題というよりも、何ら合理的な理由のない差別意識によるものだと感じます。
偏狭なナショナリズムに接する時、僕はつくづくこの国が嫌になります。

今後のterra cafe kenpouの予定。
2月25日 投票の価値の平等(一人一票実現国民会議サポーター)
3月4日  アルコール依存症患者の家族からみた子どもの人権(荒木弘幸ソーシャルワーカー)
3月11日 ハンセン病問題(武井賢司)
3月18日 ハンセン病問題(武井賢司)
3月25日 日本国憲法を市民のものにするために(迫田登紀子弁護士)
4月1日  ハンセン病国賠訴訟(迫田登紀子弁護士)
4月8日  日韓未来バスツアー報告(ツアー参加者)
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf

posted by 後藤富和 at 11:49| 平和