2013年10月26日

特定秘密保護法案

特定秘密保護法案が国会に提出されました。
安倍氏はきれいごとで繕いますが、どう見ても戦争するための法律です。戦時中の「防諜」と同じ発想です。私たち市民はもちろん、マスコミもものが言えなくなり、1億、大本営発表になってしまいます。
かつて、戦争遂行の一翼を担ったマスコミの中でも一部は、戦時中の反省からか、特定秘密保護法案に強く反対しています。

朝日新聞「天声人語」(10月26日朝刊)
「米国の諜報機関が、同盟国ドイツ首相の携帯電話を盗聴していた疑惑が浮かび上がった。メルケル首相は怒ってオバマ大統領に直接抗議し、波紋は静まりそうにない(中略)在米の日本公館も対象だったと報じられた。(中略)「安倍首相の携帯は大丈夫か」と記者会見で質問が飛んだ。官房長官は「まったく問題ない」と強調したが、しっかり調べたのだろうか。日本が考えるほど、米国は甘い兄貴分ではあるまい▼思えば、特定秘密保護法案も米との同盟を重視するものだ。その一面を荒っぽく言うなら、米国からもらった情報を守るために自国民を罪に問う法でもある▼出来てしまったあとで破滅的な結末を招いた、戦前の幾つかの法を忘れたくはない。「はじめにおわりがある。抵抗するなら最初から抵抗せよ」。朝日新聞の大先輩にして反骨のジャーナリスト、むのたけじ氏の言葉が点滅する。」

朝日新聞「素粒子」(10月26日夕刊)
「お前は秘密を漏らした。逮捕する」「何の秘密を」「それは秘密だ。私は知らぬ」秘密保護法のオーウェル的世界。
メルケル首相と米当局。「私の携帯聞いたわね」「テロ対策だ」「私はテロリストか」「テロリストならもう死んでいる」
posted by 後藤富和 at 20:16| 平和