2013年08月06日

掲げる旗は「憲法九条」

 2013年8月3日、「福岡市中央区九条の会」は旗揚げした。
 掲げる旗は憲法九条。
 平和と反戦と非暴力、そして賢者の旗である。この旗の下に老いも若きも集まり、ともに平和と未来を語り、更に次の世代へ九条の意義を手渡したい。
 自民党は結党以来の悲願としているが、日本国憲法を変えることに懸命だ。その一番大きな狙いは、九条を変えて軍隊を持つことにある。
 アメリカと一緒に海外で戦争をして、強い日本を誇示したいのだろうか。しかし、これは時代錯誤の愚者の選択である。
 戦前の日本は軍隊を持ったが故に、軍事費が国家予算の50%に達し、国民の生活は疲弊し、挙句の果てに敗戦の憂き目を見た。
 国防軍は国を守るために必要だと現政権は言うが、国民を守るとは限らない。それは即ち、時の権力と体制を守ることに他ならない。権力と対峙し体制を批判し、戦争に反する市民に、テロリストの疑いがかけられることがないと、誰が断言出来ようか。過去の歴史を見ればその危惧は明らかだ。
 社会主義者というだけで、大杉栄と伊藤野枝、そして甥の幼子が殺されたのは、憲兵隊の大尉の指揮によるものだった。二二六事件も歴史が語る真実である。
 軍隊を持つことは、その国の形を変えてしまう。軍備は年々膨れる宿命を持つ。高齢化社会の日本では社会保障に苦しみ、少子化社会の中でこどもたちの貴重な生命や可能性は大きく制約される。イラク帰りのアメリカの若者が、心を病む姿は悲惨だ。
 国防軍を軽々に言及するものは、その武力による威嚇が自らにも向けられるということに対する想像力に欠けている。
 我々は、九条の旗を高く掲げて、戦争への道を許さない賢者の道を選択する。
2013年 夏
福田光子
posted by 後藤富和 at 18:29| 平和