2010年03月02日

韓国4大河川事業視察(2日目午後)

2月27日午後、ハンガンの中流のイポダム、グァンチョンダムの現場を視察視察しました。
韓国(2日目午後)

韓国(2日目午後)

イポダム視察の際は、現場の監督とひと悶着。韓国NGOを暴力的に排除しようとしましたが、外国人である私達の目がある手前、小突く程度しかできず、構わず展望台へ。
韓国(2日目午後)

韓国(2日目午後)

広大な河原を埋め、川岸をコンクリートで固め、ダムを造り、そして、川の中に人工のプールを作り、川にヨットやクルーザーが詰めかけ、川岸のサイクリングロードでは多くのツーリストが遊び、空にはカモメ(?)が舞う、という最早ギャグとしか思えない完成予想図です。
韓国(2日目午後)

韓国(2日目午後)

どの現場にも同様の予想図がありましたが、クルーザー、カモメ、青い空はすべてに共通する3点セットでした。マンションの広告に、外車、おしゃれな格好の女性の散歩がつきものなのと一緒ですね。こんな絵書いてて空しくないんでしょうか。

すると、現場に黒塗りの車が。中から議員らしき偉そうな人。
この偉そうな人が視察に来るので、僕らを排除したかったのでしょう。
この議員らしき人の目に、この巨大な破壊現場はどう映るのでしょう。
韓国(2日目午後)

技術の粋を集めた土木工学の一大成果として映っているのでしょうね。もとは豊かな湿原が寒々しい赤土の荒野になっていますけどね。
韓国(2日目午後)

グアンチョンダム付近の南ハンガン大橋で視察していると、上空から警察のヘリが。

韓国(2日目午後)
このヘリがなかなか離れません。僕達を監視しているのです。
そして、その直後、韓国NGOの方の携帯に「何で日本人なんかに見せるのか!」と半ば脅しともとれるようなメールが入りました。

韓国(2日目午後)
NGOの彼が持っているパネルが数ヶ月前の同じ場所の写真です。

韓国(2日目午後)
韓国政府は、この4大河川事業を世界の目に触れさせたくないようです。

この視察には、複数の韓国のマスコミも同行取材でついて来ています。

夜は、ハンガン上流からナクトンガン上流部のアンドンに移動。

廃校になった校舎(とても寒い)に集まって、そこで、NGOからナクトンガンの開発についてレクチャーを受けました。
レクチャーを受けていると、100人位の年齢様々の男女が入ってきました。
韓国(2日目午後)

韓国(2日目午後)

ナクトンガンの巡礼団です。
ナクトンガンの破壊を嘆いた尼僧チ・ユルさんは、篭っていた山から下界に降り、今、ナクトンガンを巡礼して歩くことで、この事業の悲惨さを静かに訴えています。
韓国(2日目午後)

この尼僧の行動に共感した人々が、巡礼について行くようになり、小学生くらいの子どもからご高齢の方まで約100人の巡礼団に成りました。
彼らは、この日、この寒い廃校に泊りました。

僕らは、近くの食堂(と言っても普通の民家)に移動し、そこで、韓国の家庭料理を食べました。お肉がない野菜だけの食事です。
韓国(2日目午後)

この日は、全く肉を食べませんでした。
posted by 後藤富和 at 22:43 | TrackBack(0) | 環境
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