2010年02月14日

生物多様性国内対話福岡セッション

今日の午後は、九州大学で環境省主催の「生物多様性国内対話福岡セッション」に参加しました。
大橋法律事務所はこのセッションの協賛企業になっていました。

会場は準備した椅子や資料が足りなくなるほどの大盛況。

前半は、パワーポイント等を使って
道家哲平氏(日本自然保護協会・CBD市民ネット運営委員)による「30分で分かる生物多様性条約」
奥田青州氏(環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室)による「生物多様性条約COP10と日本の取り組み」
環境省九州地方事務所による「九州地域における生物多様性の保全」
伊藤よしの氏(生物多様性条約市民ネットワークによる「CBD市民ネットが目指すもの」
でした。

道家氏は、昨年、弁護士会で生物多様性問題の講師としてお世話になり、奥田氏は、3年前に屋久島でお世話になった方でした。

生物多様性条約って何だか難しそうですが、要は
「この地球の上でこれからも私達や私達の子どもが生きていこうという世界の約束」
のことです。

今年は、国連が定めた生物多様性年
そして、名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催されます。
COP10のテーマは「いのちの共生を、未来へ」

今、生物多様性の減少を食い止めなければなりません。

そのためには、まずは知ることから。

この福岡セッションはそういった観点から開催されました。

2月26日〜28日には、マリンメッセ福岡で生物多様性EXPOが開催されます。ワークショップや自然観察会等もあって大人も子どもも楽しみながら学べそうな内容です。
http://biodiv-expo.jp/index.html

後半は、「つないでいこうー私たちの生物多様性」と題しワークショップとパネルディスカッション。これが面白かった。

5〜7名程度で組みになって「生物多様性を知ってもらうためには」をテーマにおしゃべりをしながら、思ったことや感じたことを模造紙にマジックで書きいれていき、その後、メンバーをシャッフル。また、おしゃべりを続けます。
生物多様性

こうやって、様々な立場、様々な年齢の方の意見を聞くことができました。
生物多様性

生物多様性

今回、日本野鳥の会の方や、様々な環境NGOの方と知り合うことができました。

生物の多様性って、一言で言うと、他人と違うところが大切ってこと。
NHK教育で「みんな違って、みんないい」という歌がありますが、その通りです。

いじめって多数派と違う少数派を排除しようとするものですが、多様性ってむしろ人と違うところから生まれるものですので、生物多様性の価値を知ることは、人間社会のいじめをなくすことにもつながると感じています。

posted by 後藤富和 at 22:30 | TrackBack(1) | 環境
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