この訴訟は僕が弁護士になってすぐに提訴しもう13年目に入りました。僕の第1号事件です。
有明海の再生が僕のライフワークになっています。
大鋸幸弘さん(佐賀県太良町大浦の漁師):大浦では、ほとんどの船が港に停泊したまま。漁に出ても燃料代にもならない。失業状態。期待していたタイラギも3年連続の休漁。
松永秀則さん(長崎県諫早市小長井の漁師):正月から3日しか漁に出れていない。補助事業で中国から買い入れたアサリを海からあげたらその後がない。早く開門して貝や魚が戻らないと生活ができない。
石田徳春さん(長崎県雲仙市瑞穂の漁師):イイダコのシーズンだが取れていない。漁船漁業は全然取れていない。
室田和昭さん(長崎県雲仙市瑞穂のノリ漁師):ノリは初回の水揚げから色落ちし1枚5円にしかならなかった。今はもっと悪くなり1枚3円程度(通常のノリは1枚15円程度)
写真は大鋸武浩さん(佐賀県太良町大浦のノリ漁師)の色落ちしたノリ(1枚3円)と、柳川の通常のノリ(1枚15円、3等級)
有明海では、島原半島から佐賀県西部、そして諫早湾の対岸の熊本の漁場が特にひどい状態です。
有明海が宝の海によみがえるまでたたかい続けます。