2015年01月27日

武力の行使はテロ撲滅にはつながらない

「テロを許してはいけない。でも、武力の行使はテロ撲滅にはつながらない」

この若者の不安感は私たちが感じているもの。
安倍氏は平和を求める私たちの声をいつまで無視するのか。

朝日新聞(1月22日)朝刊「声」欄

「私たちはテロとどう向き合うか」(大学生・22歳)

「イスラム国」の日本人殺害予告のニュースに、恐ろしい気持ちになりました。「イスラム国」による欧米人の人質殺害のたびに心を痛めましたが、いざ同じ日本人が人質にとられるとこんなにも不安感にかられ、人質のご家族の気持ちを思うとつらくなるなるものかと心が震えました。
一方で、人質になった日本人のことを思うあまり「イスラム国」のメンバーを憎む、その気持こそが戦争を引き起こす原動力になってしまうのではないかとも思いました。イスラム諸国やイスラム教徒への偏見や警戒心が増さないか心配です。
日本はこれまで、多くの中東諸国と良好な関係を保ってきました。人質事件をきっかけに、日本が米欧による「イスラム国」の掃討に協力し平和国家からテロと闘う国になれば、日本人がテロの標的になってしまうのではないか。そんな不安な気持ちです。
テロを許してはいけない。でも、武力の行使はテロ撲滅にはつながらないと思います。
私たち日本人は、テロとどう向き合うのか。一人ひとりが考えなければならない時がついに来たのだと思います。
posted by 後藤富和 at 17:13| 平和