2014年11月22日

【福岡県弁護士会主催】憲法違反の集団的自衛権に反対する市民集会

【福岡県弁護士会主催】憲法違反の集団的自衛権に反対する市民集会〜戦争する国になる?〜始まりました。
637人が入る会場は満席です。ロビーにまで人が溢れています。約700人が参加。
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三浦邦俊弁護士会会長挨拶:基本的人権の擁護を使命とする弁護士が集団的自衛権に反対するのは当然のこと。一人一人の国民がこの問題を自分のことと捉えて考えることが必要。
青井未帆氏(学習院大学教授/戦争をさせない1000人委員会呼びかけ人)の講演。
憲法は権力者を縛るもの。でも安倍氏とその周りの人たちは憲法を都合良く勝手に解釈している。憲法なんていらないとも。
小林節氏(慶応義塾大学名誉教授)の講演。
改憲論者であった小林氏であっても、憲法そのものを蔑ろにせんとする安倍氏の改憲には賛成できない。人殺しを正当化するためのもの。
パネルディスカッション「私たち戦争に行かなければならないんですか?」は、西南学院高校3年生、西南学院大学3年生、九州大学4年生、イラストレーターのいのうえしんぢさん、そして青井氏、小林氏、コーディネーター毛利倫弁護士で行いました。
高校生:集団的自衛権閣議決定に不安を覚えている。週1回のチャペルの時間に平和について考えている。将来、私達が戦争に参加しなければならない。集団的自衛権行使は問題をより複雑化してしまう。私達にはまだ選挙権がない。
西南学院大学生:集団的自衛権閣議決定の時、戦争の足音が聞こえた。でも、周りの友達はそんなに危機感を持たなかった。どこか遠くの話しという認識。この考えが蔓延しているから、暴動も起こらず集団的自衛権閣議決定が行われた。普天間の座り込み、辺野古の抗議行動に参加した。沖縄は日本の縮図。人々は死ぬ気で抗議を行っていた。それを権力者は力だ排除する。人権侵害。民主主義を取り戻す戦い。いつの間にか決まってしまう。民主主義とは言えない。本来、憲法は権力者を抑止するもの。でも、安倍総理は自分は何でもできると考えている。
九州大学生:自分の手が届かないところで決められた。安倍総理は、選挙で勝てば何をしてもいいと考えている。そこには自分たちの利益や思いがない。権力者を縛る憲法が、安倍総理はやすやすと骨抜きにする。だったら憲法は何のためにあるのか。戦争へのリアリティがなくなってきている。
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いのうえ:デモなんかしなくても酷いことにはならないよと言う人もいる。でも表現の自由が奪われた結果、この国は戦争に突き進んだ。普段から意思表示をすることが大事。「武装より女装」未来は自分たちの手で作っていける。
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青井:選挙権がない人が戦争に行かなければならない。大人は何をしているんだ。民主主義を鍛えること。戦争が始まる段階では自分とは関係のない遠い国の出来事で、かえって景気が良くなったりする。戦争のリアリティがない。高校で平和や憲法の話題が登っているということに安心感を覚えた。いのうえさんの活動に表現の力を感じた。
小林:「武装より女装」と言えば暗い話題が明るくなる。安倍さんは、選挙で信任を得たというが、4割の得票で7割の議席を取っただけ。それが信任を得たといえるのか。民主党も共産党も協力して安倍さんを落とすべき。
高校生:なぜ政府は殊更に尖閣諸島問題などを煽り集団的自衛権を急ぐのか。
青井:ポケットサイズの画面でゲームをしている感覚。マクロで見なくちゃいけないところを国民の目をミクロに向けさせる。必要以上に危機感を煽り、追い風にして、感覚的に集団的自衛権が必要だと思わせる。安倍総理は、武力を背景にしないと外交ができないと思っている節がある。集団的自衛権を道具的に使っている。
九州大学生:尖閣諸島の脅威は国民を煽るためのもの。アメリカはどう考えているのか。
小林:自民党の改憲論者だった時、アメリカから、日本はいつアメリカと一緒になって戦争ができるようになるのかと言われていた。アメリカが望んでいるのは、日本がイギリスのような国になること。
西南学院大学生:沖縄知事選の結果をどう捉えているか。集団的自衛権で真っ先に軍拡が進むのは沖縄。
小林:沖縄県民の怒りが知事選の結果に出た。ただ、知事の権限は限られている。
などなど鋭い議論が続きました。
九州大学生:安倍総理に立憲主義を分からせるにはどうすればいいのか。
小林:言って分かんない奴は落選させる。
毛利:特定秘密保護法と集団的自衛権がセットになることの危険性。
posted by 後藤富和 at 18:27| 平和