2014年12月27日

福岡大学自然食研究会

僕が26年前に創設した福岡大学自然食研究会が、本日、忘年会をするということで、以下のメッセージを送りました。

福岡大学自然食研究会 御中

福岡大学自然食研究会初代幹事
弁護士 後藤富和

拝啓
貴会いよいよご清栄のこととお喜び申し上げます。
 私は、1991年(平成3年)に福岡大学法学部を卒業し、現在、福岡市南区で大橋法律事務所を開設している弁護士です。
 今回、知人である自然屋の入江店長から、貴会の忘年会のことを聞き、メッセージすることと致しました。
 さて、福岡大学自然食研究会は、私が大学3回生であった1989年(平成元年)4月に創立しました。
 当時、私は、環境問題、特に食と環境に関する問題に関心があり、1989年2月頃、講演会で知った安藤孫衛医師に相談したところ、福岡大学工学部の山口栄助先生を紹介いただきました。
 早速、山口先生に会いに行ったところ、山口先生は、糸島市二丈町一貴山の山中に畑を持っており、そこで有機農業を実践されていました。その畑に隣接して福岡工業高校の先生が別荘と畑を持っていました。その畑の一角を無償でお借りして、そこで有機農業を実践してはどうかという話になりました。
 そこで、同年4月、学内でチラシを配ってメンバーを募り、福岡大学自然食研究会が発足しました(発足時は大学に公認されておらず「にんじん畑クラブ」という非公認愛好会としてスタートしました)。
 最初は、10名足らずのメンバーでスタートしました。一貴山の畑にテントを建てて、泊まりがけで畑を開墾しました。最初に収穫したものはラディッシュでした。この時の模様は地元の新聞やテレビニュースでも取り上げられました。
 毎週末に畑に行き、週に1度学内でミーティングをしました。
 1989年の学園祭にサークルとしてはじめて参加しました。この時は、団子屋をしました。自然農法のお米を仕入れ、米粉にし、手作りの団子を販売しました。
 1年目の途中で、大学から活動実績が認められ、正式に福岡大学公認の愛好会に昇格しました。この時、大学と相談して、自然食研究会という名前が決定しました。これまで食だけでなく、環境問題全般について、研究などをしてきたのですが、当時は、環境問題という言葉すら馴染みがなく、大学側からも、それでは何をしたいのかわからない、何かに絞ってはどうかとの意見があり、食の問題に絞ったネーミングにしました。
 また、定期的に講演会活動を行っていました。特に、福岡大学の近くにある保育園に場所を提供していただき、食の専門家をお招きして講演会を開催していました。地域の方や、保育園の保護者に参加してもらいました。
 2年目からは、会員も増えたことから、食の問題だけでなく、原子力発電所の問題など、たしか4つの班に別れて、それぞれの分野で研究を行いました。
 2年目の学園祭ではコロッケを販売。自分たちの畑で収穫した完全無農薬のジャガイモで作ったコロッケも数量限定で販売しました。また、2年目からは、模擬店だけでなく、展示部門にも参加しました。4つの班でそれぞれ研究したことを市民に向けて発表しました。
 自然食研究会で行った活動は今の私の仕事にもそのまま活きています。
 現在、私は、諫早湾干拓事業によって傷めつけられた有明海を再生させるための裁判「よみがえれ!有明訴訟」を担当しています。また、原発を止めるための裁判「原発なくそう!九州玄海訴訟」も担当しています。
 日本弁護士連合会の環境問題を取り扱うセクションに所属し、特に生物多様性保全の問題に取り組んでいます。生物多様性保全の調査のために、国内はもとより、コスタリカ、ボルネオ、フィンランド、スウェーデン、オーストラリア、韓国など世界各地を訪問しました。
 さらに、毎週火曜日に天神3丁目にあるお寺「光円寺」で市民向けの勉強会を行い、憲法や平和、環境問題、福祉の問題などをテーマに学習をしています。
 どれも、自然食研究会でやってきた活動を発展させたものです。
 何か機会があれば、ぜひお声掛けいただければと存じます。
 今後の貴会のご発展を祈念いたします。末筆ながら会員ご一同様にくれぐれもよろしく申し上げてください。
敬具
posted by 後藤富和 at 14:11| 環境

1月2月のterra cafe kenpouの予定

来年1月2月のterra cafe kennpouのお知らせです。
お楽しみに。

1月6日(火)  休み

1月13日(火)19時 日中近代史 映画「ラスト・エンペラー(前)」視聴

1月20日(火)19時 日中近代史 映画「ラスト・エンペラー(後)」視聴

1月27日(火)19時 憲法講座3「基本的人権の原理、限界」二宮久也(弁護士)

1月30日(金)18時30分 原発問題 映画「みえない雲」視聴(会場:福岡市中央市民センター視聴覚室)

2月3日(火)19時  韓国の障害者運動(仮題)日高明子

2月10日(火)18時30分 箱崎まちなか九条の会発会記念アーサー・ビナード氏講演会「おめでたいニッポンに、春は来るのか?」(会場:勝楽寺(東区箱崎3−9−48)、前売1000円、当日1200円)

2月17日(火)19時 憲法講座4「包括的基本権と法の下の平等」三好有理(弁護士)

2月21日(土)13時 やま・かわ・うみ・そらフェスティバルin九州 九州公害被害者総行動実行委員会(会場:天神エルガーラ中ホール、参加費300円)

2月24日(火)19時 平頂山事件 高尾翠(中国近代史研究者)

火曜日夜の学習会の会場は光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)です(1月30日、2月10日、21日は別会場です)。
予定は入れ替わるかもしれません。下記サイトでスケジュールをご確認ください。
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf
なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします
http://blog.ohashilo.jp
参加費 無料
学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
お問い合わせ 弁護士 後藤富和 Eメール gotou@ohashilo.jp
posted by 後藤富和 at 12:27| 平和