2014年09月13日

中国残留帰国者二世

中国残留帰国者二世の木村友和さんのお話し。

吉林省出身。
父親が中国残留孤児。
36歳の時に帰国した(現在54歳)

中国では体育の教師(スピードスケートの監督)をしていた。

子どもの頃、文化大革命で、日本人と分かると大変だったので、親は自分が日本人の子であることを隠していた。
1974年に日本人の子であることを知った。
1977年、父親の出身地である青森県に里帰りした。
1995年に帰国した。

日本語は帰国後センターで4か月習った。
その後、支援センターで日本語を勉強している。

体調を崩し2年前に仕事できなくなった。

帰国後は、道路工事の作業員など肉体労働の仕事をしたが、日本語でコミュニケーションを取るのが難しい。危険な仕事だし、言葉の問題で仕事上の誤解を招くことがある。
今は心臓病で治療を続けているが、病院で、医師と正確なやりとりをするのは難しい。医師とコミュニケーションが取れず、その場で娘に電話をかけて通訳をしてもらうこともある。

親戚がいるので中国に里帰りしたいがお金がなく6年に1度しか戻れない。

今は生活保護。ギリギリの生活。医療費がかからないのは嬉しいが、保護ではなく、仕事に復帰して自分の力で生活がしたい。
消費税が上がり、生活保護では生活が困難になってきている。

年金は、納付期間の関係でわずかしか支給されない。
二世の高齢化が進む中、年金で生活できるのか不安。
年金については帰国者ではない日本人と同じように扱って欲しい。
そのための年金期間不足を補う制度を作って欲しい。
posted by 後藤富和 at 15:51| 平和

九弁連シンポ「中国残留帰国者の現在と問題点」

九州弁護士会連合会シンポジウム「中国残留帰国者の現在と問題点〜尊厳ある共生社会を目指して〜」に参加しています。
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帰国者二世の生活保護受給率は21%。全国の生活保護受給率が1.7%であることからも、帰国者二世のおかれた状況が過酷であることが分かります。

10歳代で帰国した中国残留帰国者2世の体験
「中国人だ、日本人じゃない」といじめられた。私は日本語が達者でないし、怖くて、恥ずかしくて、ケンカもできず、何も気づかないふりをして耐えた。中国ではたくさん友達がいたのにと憂鬱だった。高校時代、社会科の先生がクラス全員の前で「中国は遅れている。日本が侵略したのも、中国が遅れていたからだ」と発言した。私は日本語に自信がなかったので反論できず、悔しかった。

学校でいじめられ、帰り道、姉妹で公園で泣いた。両親に心配をかけてはいけないと思い、励まし合って家の前で泣き止んでから帰宅した。両親にはつらいことは隠した。両親も日本で大変なことがわかっていたから。

原中誠志県議(民主)も参加されています。

【勧告書】
http://kyubenren.org/seimei/data/20140620.pdf
posted by 後藤富和 at 14:24| 平和

講演会「尖閣問題と集団的自衛権」

講演会「尖閣問題と集団的自衛権」
講師 後藤富和(弁護士・日中友好協会福岡支部長)

緊張たかまる尖閣諸島
集団的自衛権行使で日本はどうなる
日中関係の平和的解決の道は

日時 9月14日(日)14時-16時
場所 伊都文化会館
参加費 300円
主催 日中友好協会糸島支部
posted by 後藤富和 at 08:15| 平和