8月29日の中央区九条の会結成1周年「ファルージャ」上映会にはたくさんの方にご来場いただき、会場が熱気に包まれました。中央区九条の会の企画の中で最大の動員となりました。
当日、会場の時間の関係でアンケートは取れなかったのですが、参加者がネット上で発信している感想がありますので、下記に貼付します。
また、観終わった参加者の何人から、良くこの映画をセレクトしてくれたという感想をいただきました。他にも多数の好意的な感想をいただきました。逆に批判的な感想は全くありませんでした。
【30代女性(自営業)】
10年前に実際に日本で起きた日本人人質事件が何故起きたのか?その時日本政府は、如何なる言動を行ったのか?マスコミは?世論は?などの日本人が知らなければならないこの国を取りまく真実がドキュメンタリーとして放映されている映画です。この映画を観ることで、今ままで見えていなかった事、認識していなかった事などの真実を知る事が出来ました。また、戦争を行うとはどういう状況を現代・過去・未来に不の連鎖を萬栄させるのか?などもリアルに認識できました。見る人の評価で様々な感想がもてるのだと思います。私は、アメリカが行った民間人虐殺(劣化ウランなど)先天性異常で生まれてきた赤ちゃんがとても苦しそうに泣いていて数日後にはかすかな息をひきとった事に対して、高遠さんが「この短い命とこの姿を私たちが観ることで何をこの子たちは私たちに伝えようとしているのか?何をこの子たちの姿は現しているのか?受け止めていかなければいけない」と話したシーンが一番胸に来ました。とても、おすすめの映画です
【50代男性(県議会議員)】
昨日(8/29)、18:30〜、中央区荒戸「ふくふくプラザ:ふくふくホール」で、映画『ファルージャ』の上映会があり、参加してきました。
2001年の「9・11事件」の報復として、米国・ブッシュ大統領はイラク武装解除問題の進展義務違反を理由とする「イラクの自由作戦」の名の下、2003年3月20日、イラクへ侵攻しました。いわゆる『イラク戦争』です。
2004年4月、開戦から1年が過ぎたイラク戦争の激戦地ファルージャで、3人の日本人が人質となりました。
この映画は、この3人の元日本人人質を縦糸・横糸に結び、イラク・ファルージャで何が行われてきたか、何が起こっているかを克明に映し出すドキュメンタリー映画です。
今日のイラク情勢、更にはイランで起こっていること、これらは全て一本の糸でつながっています。現在だけを見るのではなく、過去からのつながりを知ることで、はじめて未来に向けて何をなすべきかが判ります。
残念ながら、福岡での上映はこの日限りでしたが、全国で上映運動が行われています。
機会があれば、皆さんもご覧になってください。
【40代男性(自営業)】
ファルージャという映画を観ました
全国あちこちで上映会が開かれたり映画館でも短期で上映されていたりするそうです。
どこかで上映されていたら、ぜひご覧になって下さい
ドラえもんや、ゴジラにトランスフォーマーといった娯楽映画も沢山観たいのですが、ファルージャというこの映画というかドキュメンタリーは何か見なきゃいけない義務感を感じました
湾岸戦争時、2004年にイラクで人質になった日本人3人とそれから10年後のイラクとその日本人の様子
当時どんなことがあって、どんな思いだったのか
数年前にアメリカは引き上げたのに、今でも戦争は続いていてその影響がいろんなところに現れていること、続いていること
TVでは流せないドキュメンタリーです
心臓や内臓が体から飛び出したまま生まれてきた赤ちゃん達
10万人以上が亡くなった湾岸戦争
今でも危険が続いているファルージャ(イラクの街です)
いつ日本がそうなってもおかしくない状況
ネットや週刊誌なんかの情報ではない
現地に飛び込んでいった女性監督の勇気とその成果
実情はこうなんだ、だからこうしろ!と言うわけではなく
大人なんだから、自分達でよく考えて!
と言われている気がしました
観に行ってよかったです
【50代男性(日本語教師)】
中央区9条の会 主催の映画会 「ファルージャ」に参加しました。
ふくふくプラザにたくさんの人々。
今の時代の流れを反映して、真剣なまなざしで見入っていました。
戦争する国にしてはいけない。
これが みんなの願いです。
【30代女性(自営業)】
フアルージャの映画は今の社会情勢にぴったりの映画でした。その後の近藤弁護士の解説が論理的で素晴らしかったです。
2014年09月02日
映画「ファルージャ」上映会報告
posted by 後藤富和 at 16:29| 平和
2014年09月03日
昨夜のterra cafe kenpou
昨夜のterra cafe kenpuoでは「中国人強制連行強制労働事件」について学習しました。
20名が参加。
DVD「泥にまみれた靴で」を視聴。
http://jcfa-net.gr.jp/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=sensou_dvd
その後、日中の戦争に至る経緯・背景、強制連行強制労働の実態、被害者の声、日本政府による隠蔽工作、司法判断、ドイツやアメリカの例、未来に向けての解決のあり方などについて、解説しました。
今週日曜日には日中友好協会福岡県連の青年部と合同で、田川でのフィールドワーク(講師岩佐英樹さん)を行います。
来週のterra cafe kenpouは、
テーマ「教育基本法改正の中で日本の中で起こっている出来事」
講師 牧忠孝(福岡大学非常勤講師、元高校教師)
日時 9月9日(火)19時〜21時
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
20名が参加。
DVD「泥にまみれた靴で」を視聴。
http://jcfa-net.gr.jp/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=sensou_dvd
その後、日中の戦争に至る経緯・背景、強制連行強制労働の実態、被害者の声、日本政府による隠蔽工作、司法判断、ドイツやアメリカの例、未来に向けての解決のあり方などについて、解説しました。
今週日曜日には日中友好協会福岡県連の青年部と合同で、田川でのフィールドワーク(講師岩佐英樹さん)を行います。
来週のterra cafe kenpouは、
テーマ「教育基本法改正の中で日本の中で起こっている出来事」
講師 牧忠孝(福岡大学非常勤講師、元高校教師)
日時 9月9日(火)19時〜21時
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
posted by 後藤富和 at 07:44| 平和
ni-hiネットトークライブ
後藤です。
仁比聡平参議院議員を勝手に応援するni-hiネットからのお知らせです。
明日、仁比議員と若者とのトークライブを開催します。
私がコーディネーターをつとめます。ぜひ、ご参加ください。
仁比そうへい トークライブ・第3弾
〜若者と集団的自衛権、原発のない未来、労働現場の実態〜
仁比そうへい 臨時国会を前に若者と語る
トークライブ・第3弾 in福岡市・天神
馬奈木昭雄弁護士との第1弾、寺井明日香医師との第2弾に続き、
仁比そうへいトークライブ第3弾は若者たちとのフレッシュトークです。
集団的自衛権、原発再稼働、ブラック企業・・・若者の未来はどうなるのか。
若者たちの率直な問題提起を受けながら、仁比そうへいが縦横無尽に語ります。
<お話する人>
参議院議員・弁護士 仁比そうへいさん
【平和】岡村澄江さん terra cafe kenpou
【原発】反核女子部の皆さん
【労働】 渡邉宏さん 医療団労組 組合員
コーディネーター 弁護士 後藤富和 中央区九条の会事務局長
どなたでもご参加いただけます。
【日時】
2014年9月4日(木)
18:30開場/19:00開会(20:20終了予定)
【会場】
TKP会議室 福岡市中央区天神2−13−7福岡平和ビル6階
(地下鉄天神駅4番出口直結)
【主催お問い合わせ】
ni-hi NET 仁比そうへい弁護士の政治活動をサポートする法律家連絡会
北九州市小倉北区金田2丁目6−4リーガルタワー3階北九州第一法律事務所内
TEL:093−571−4688(担当:仲井、久保)
メールでのお問い合わせ(大橋法律事務所:後藤)
http://www.ohashilo.jp/mail.html
仁比聡平参議院議員を勝手に応援するni-hiネットからのお知らせです。
明日、仁比議員と若者とのトークライブを開催します。
私がコーディネーターをつとめます。ぜひ、ご参加ください。
仁比そうへい トークライブ・第3弾
〜若者と集団的自衛権、原発のない未来、労働現場の実態〜
仁比そうへい 臨時国会を前に若者と語る
トークライブ・第3弾 in福岡市・天神
馬奈木昭雄弁護士との第1弾、寺井明日香医師との第2弾に続き、
仁比そうへいトークライブ第3弾は若者たちとのフレッシュトークです。
集団的自衛権、原発再稼働、ブラック企業・・・若者の未来はどうなるのか。
若者たちの率直な問題提起を受けながら、仁比そうへいが縦横無尽に語ります。
<お話する人>
参議院議員・弁護士 仁比そうへいさん
【平和】岡村澄江さん terra cafe kenpou
【原発】反核女子部の皆さん
【労働】 渡邉宏さん 医療団労組 組合員
コーディネーター 弁護士 後藤富和 中央区九条の会事務局長
どなたでもご参加いただけます。
【日時】
2014年9月4日(木)
18:30開場/19:00開会(20:20終了予定)
【会場】
TKP会議室 福岡市中央区天神2−13−7福岡平和ビル6階
(地下鉄天神駅4番出口直結)
【主催お問い合わせ】
ni-hi NET 仁比そうへい弁護士の政治活動をサポートする法律家連絡会
北九州市小倉北区金田2丁目6−4リーガルタワー3階北九州第一法律事務所内
TEL:093−571−4688(担当:仲井、久保)
メールでのお問い合わせ(大橋法律事務所:後藤)
http://www.ohashilo.jp/mail.html
posted by 後藤富和 at 15:50| 平和
2014年09月04日
【お知らせ】くるめ革新懇第3回総会記念講演
若者と憲法―平和と人格権の回復を求めるたたかい

若い世代へも幅広く憲法を語り、憲法が身近な存在となるよう
活発に活動する後藤弁護士が講演を行います。
皆様ぜひご参加ください。
【日時】9月23日(火・祝) 開場13:00〜
開会13:30〜
【場所】久留米市民交流センター 303号室
(久留米市役所3階)
【参加費】無料
【主催】くるめ革新懇
【連絡先】くるめ市民の法律事務所(弁護士・下東信三)
TEL:0942−34−1101

若い世代へも幅広く憲法を語り、憲法が身近な存在となるよう
活発に活動する後藤弁護士が講演を行います。
皆様ぜひご参加ください。
【日時】9月23日(火・祝) 開場13:00〜
開会13:30〜
【場所】久留米市民交流センター 303号室
(久留米市役所3階)
【参加費】無料
【主催】くるめ革新懇
【連絡先】くるめ市民の法律事務所(弁護士・下東信三)
TEL:0942−34−1101
posted by 後藤富和 at 14:02| ご案内
2014年09月05日
映画「Girl Rising〜私が決める私の未来〜」上映会
【プラン福岡交流会 アミカス主催Girl Rising上映会のご案内】
福岡市男女共同参画推進センター・アミカスにて「Girl Rising 〜私が決める私の未来〜」上映会が開催されます。
プラン福岡交流会も会場内にてブースを出展します。
ぜひお誘いあわせの上、ご参加ください。
◆日時 : 平成26年10月11日(土)
午前の部:10:00〜12:00 午後の部:14:00〜16:00
◆場所 : 福岡市男女共同参画推進センター・アミカス4階 ホール
福岡市南区高宮3−3−1
西鉄天神大牟田線「高宮駅」西口すぐ、
西鉄バス50・51・52番「高宮駅前」すぐ
◆内容 : 映画上映会「GIRL RISING 〜私が決める、私の未来〜」
ぜひ下記までお申込の上、ご参加ください。
◆参加費: 無料、定員100名、申込み先着順、託児あり(要予約)
◆申込・お問合せ:プラン福岡交流会 平田
Email:nihongo822@hotmail.com
TEL(携帯):090-1365-6029
◆映画『Girl Rising 〜私が決める、私の未来〜』は、
早すぎる結婚や、震災、貧困、カムラリ家事使用人、性的虐待や女子教育を阻む様々な障壁など世界の女の子が直面する状況、そして彼女たちの持つ可能性が描かれています。
映画には9カ国から9人の女の子が登場。各国出身のディレクターが、自国の女の子を取材し、全て実話に基づいて制作しました。 (101分)
7人は本人が登場しますが、事情により顔を見せられない2人のストーリーは、他の女の子が演じています。
http://youtu.be/ZJxEhHJ_C9s
http://www.plan-japan.org/girl/special/grmovies/
福岡市男女共同参画推進センター・アミカスにて「Girl Rising 〜私が決める私の未来〜」上映会が開催されます。
プラン福岡交流会も会場内にてブースを出展します。
ぜひお誘いあわせの上、ご参加ください。
◆日時 : 平成26年10月11日(土)
午前の部:10:00〜12:00 午後の部:14:00〜16:00
◆場所 : 福岡市男女共同参画推進センター・アミカス4階 ホール
福岡市南区高宮3−3−1
西鉄天神大牟田線「高宮駅」西口すぐ、
西鉄バス50・51・52番「高宮駅前」すぐ
◆内容 : 映画上映会「GIRL RISING 〜私が決める、私の未来〜」
ぜひ下記までお申込の上、ご参加ください。
◆参加費: 無料、定員100名、申込み先着順、託児あり(要予約)
◆申込・お問合せ:プラン福岡交流会 平田
Email:nihongo822@hotmail.com
TEL(携帯):090-1365-6029
◆映画『Girl Rising 〜私が決める、私の未来〜』は、
早すぎる結婚や、震災、貧困、カムラリ家事使用人、性的虐待や女子教育を阻む様々な障壁など世界の女の子が直面する状況、そして彼女たちの持つ可能性が描かれています。
映画には9カ国から9人の女の子が登場。各国出身のディレクターが、自国の女の子を取材し、全て実話に基づいて制作しました。 (101分)
7人は本人が登場しますが、事情により顔を見せられない2人のストーリーは、他の女の子が演じています。
http://youtu.be/ZJxEhHJ_C9s
http://www.plan-japan.org/girl/special/grmovies/
posted by 後藤富和 at 11:48| 日記
2014年09月06日
来週のterra cafe kenpou
来週のterra cafe kenpouは、テーマ「教育基本法改正の中で日本の中で起こっている出来事」
講師 牧忠孝(福岡大学非常勤講師、元高校教師)です。
日時 9月9日(火)19時〜21時
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf
講師 牧忠孝(福岡大学非常勤講師、元高校教師)です。
日時 9月9日(火)19時〜21時
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf
posted by 後藤富和 at 10:37| 平和
2014年09月07日
中国人強制連行強制労働フィールドワーク
中国人強制連行強制労働フィールドワーク(田川市)に参加しています。
午前中は、岩佐英樹さん(元県立高校社会科教諭)のレクチャー。
「華人労務者内地移入ニ関スル件」(昭和17年11月27日閣議決定)
「移入半島人労務者ニ関スル調査票」(極秘)(昭和19年3月。次長提出。特別高等課)
「問題は過去を克服することではありません。さようなことができるわけではありません。後になって過去を変えたり、起らなかったことにするわけにはまいりません。しかし過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです。」(1995年5月。ヴァイツネッカー大統領(西ドイツ)演説)
福岡県内では、6090名の中国人が強制連行され、648人が亡くなった。死亡率10.6%。とりわけ、三菱鉱業勝田鉱業所(大谷坑。今の糟屋郡宇美町貴船あたり)では死亡率25%。大谷坑では50代の死亡率は100%。40代の死亡率は57%。
全国でみると静岡県の仁科鉱山(戦線鉱業)は死亡率52%。
これらの事実は戦後、闇に葬られ、岸信介首相は国会答弁でも否定し続けた(岸首相は戦前、商工大臣として中国人の連行の企画実行した責任者)。
しかし、1993年、NHKのスクープで、終戦直後外務省と企業が作成した報告書が発見され、中国人強制連行の実態が明らかになって行った。
宇美町に高校教員として赴任した岩佐氏は、宇美町で多くの中国人が連れて来られ亡くなったことを知り、外務省報告書を元に遺族48人に手紙を書いた。その多くは宛先不明で戻って来たが、1通だけ返事があった。遺族は父がある日突然いなくなり、日本に連れて行かれたことも知らなかった。その後、母が女手一つで子ども達を育てるのは「涙も枯れるほどの苦労」であった。53年経てはじめて父が日本に連行され日本で死んだことを知った。「今日、父が日本軍に拉致連行され労働させられ、他国なる異郷の地で惨死したとの消息を知り、家族皆たとえようのない悲しみに沈んでいます。今もまだ、私の父の遺骨はあるのでしょうか。遺書や遺品はありますか。お手を煩わせますが、岩佐英樹先生、調べて下さい。」
最高裁判決(2007年4月)は、中国人強制連行強制労働の事実について詳細に認定した上で、国と企業(三井や三菱など)に対して「中国人労働者らを強制労働に従事させ、相応の利益を受け、更に前記の補償金を取得しているなど諸般の事情に鑑みると、上告人(国と企業)を含む関係者において本件被害者(中国人労働者)の救済に向けた努力をすることが期待される」と付言した。
しかし、西松建設を除いてどの企業も未だに謝罪も賠償もしていない。
午前中は、岩佐英樹さん(元県立高校社会科教諭)のレクチャー。
「華人労務者内地移入ニ関スル件」(昭和17年11月27日閣議決定)
「移入半島人労務者ニ関スル調査票」(極秘)(昭和19年3月。次長提出。特別高等課)
「問題は過去を克服することではありません。さようなことができるわけではありません。後になって過去を変えたり、起らなかったことにするわけにはまいりません。しかし過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです。」(1995年5月。ヴァイツネッカー大統領(西ドイツ)演説)
福岡県内では、6090名の中国人が強制連行され、648人が亡くなった。死亡率10.6%。とりわけ、三菱鉱業勝田鉱業所(大谷坑。今の糟屋郡宇美町貴船あたり)では死亡率25%。大谷坑では50代の死亡率は100%。40代の死亡率は57%。
全国でみると静岡県の仁科鉱山(戦線鉱業)は死亡率52%。
これらの事実は戦後、闇に葬られ、岸信介首相は国会答弁でも否定し続けた(岸首相は戦前、商工大臣として中国人の連行の企画実行した責任者)。
しかし、1993年、NHKのスクープで、終戦直後外務省と企業が作成した報告書が発見され、中国人強制連行の実態が明らかになって行った。
宇美町に高校教員として赴任した岩佐氏は、宇美町で多くの中国人が連れて来られ亡くなったことを知り、外務省報告書を元に遺族48人に手紙を書いた。その多くは宛先不明で戻って来たが、1通だけ返事があった。遺族は父がある日突然いなくなり、日本に連れて行かれたことも知らなかった。その後、母が女手一つで子ども達を育てるのは「涙も枯れるほどの苦労」であった。53年経てはじめて父が日本に連行され日本で死んだことを知った。「今日、父が日本軍に拉致連行され労働させられ、他国なる異郷の地で惨死したとの消息を知り、家族皆たとえようのない悲しみに沈んでいます。今もまだ、私の父の遺骨はあるのでしょうか。遺書や遺品はありますか。お手を煩わせますが、岩佐英樹先生、調べて下さい。」
最高裁判決(2007年4月)は、中国人強制連行強制労働の事実について詳細に認定した上で、国と企業(三井や三菱など)に対して「中国人労働者らを強制労働に従事させ、相応の利益を受け、更に前記の補償金を取得しているなど諸般の事情に鑑みると、上告人(国と企業)を含む関係者において本件被害者(中国人労働者)の救済に向けた努力をすることが期待される」と付言した。
しかし、西松建設を除いてどの企業も未だに謝罪も賠償もしていない。
posted by 後藤富和 at 11:44| 平和
誠実な態度で信頼の回復を
誠実な態度で信頼の回復を
弁護士 後 藤 富 和
わが憲法は、約3300万人を超える日本人とアジアの人たちの命、と人々の生活を奪ったことへの反省から、世界で最も進んだ平和理念に到達した。すなわち、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し」「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。」「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理念と目的を達成することを誓」い(憲法前文)、戦争を放棄した。 しかし、中国の青年らを拉致し強制労働を強いて彼らの青春を奪ったことについて、外務省は、強制連行・強制労働の事実そのものを隠すことに躍起になっている。 このような被告国の態度は、再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、全力をあげてこの崇高な理念と目的を達成する者の態度とは程遠く、国際社会に対してとても名誉ある地位を占めているとはいえない。 これに対し、同じ敗戦国であるドイツは、戦後の早い時期に補償法を制定し、ナチスが行ったユダヤ人大量虐殺等の犠牲者やその遺族に対して補償を行い、さらに、2000年には、「記憶・責任・未来」基金を設立した。 この両国の対照的な姿勢は、今回のイラク戦争においても現れている。すなわち、わが国が早々にアメリカのイラク攻撃支持を表明し自衛隊をイラクに派遣したのに対し、ドイツは、いち早くイラク戦争に対し反対の意思を表明した。 この両国の差は、戦争中自らが犯した過ちをきちんと認め反省をしたかどうかという根本的な国家の姿勢に起因するものといえる。 今後、二度と一審原告らのような被害者を生むべきではないし、彼らが受けてきた悲劇を繰り返すべきではない。そのためには、一審被告らは、自らが犯した過ちをきちんと認め、自己の行為により迷惑をかけた人々に対して心から謝罪すべきである。そのような誠実な態度こそ、東アジア諸国の信頼を回復し、国際社会において、名誉ある地位を占めることにつながるものである。
【注】福岡高裁2004年2月9日結審。
弁護士 後 藤 富 和
わが憲法は、約3300万人を超える日本人とアジアの人たちの命、と人々の生活を奪ったことへの反省から、世界で最も進んだ平和理念に到達した。すなわち、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し」「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。」「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理念と目的を達成することを誓」い(憲法前文)、戦争を放棄した。 しかし、中国の青年らを拉致し強制労働を強いて彼らの青春を奪ったことについて、外務省は、強制連行・強制労働の事実そのものを隠すことに躍起になっている。 このような被告国の態度は、再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、全力をあげてこの崇高な理念と目的を達成する者の態度とは程遠く、国際社会に対してとても名誉ある地位を占めているとはいえない。 これに対し、同じ敗戦国であるドイツは、戦後の早い時期に補償法を制定し、ナチスが行ったユダヤ人大量虐殺等の犠牲者やその遺族に対して補償を行い、さらに、2000年には、「記憶・責任・未来」基金を設立した。 この両国の対照的な姿勢は、今回のイラク戦争においても現れている。すなわち、わが国が早々にアメリカのイラク攻撃支持を表明し自衛隊をイラクに派遣したのに対し、ドイツは、いち早くイラク戦争に対し反対の意思を表明した。 この両国の差は、戦争中自らが犯した過ちをきちんと認め反省をしたかどうかという根本的な国家の姿勢に起因するものといえる。 今後、二度と一審原告らのような被害者を生むべきではないし、彼らが受けてきた悲劇を繰り返すべきではない。そのためには、一審被告らは、自らが犯した過ちをきちんと認め、自己の行為により迷惑をかけた人々に対して心から謝罪すべきである。そのような誠実な態度こそ、東アジア諸国の信頼を回復し、国際社会において、名誉ある地位を占めることにつながるものである。
【注】福岡高裁2004年2月9日結審。
posted by 後藤富和 at 11:50| 平和
2014年09月08日
女性の貧困
「女性の貧困〜アベノミクスで女性も男性も輝く日本??」(竹信三恵子ジャーナリスト・和光大学教授)に参加しました。
1 私たちはいま、どんな社会にいるのか
・2013年度ジェンダーギャップ指数(GGI)は105位/136か国)
・単身女性の3人に1人が貧困
・19歳以下の子どもがいるシングルマザーの57%が貧困
2 背景に長時間労働と家事労働蔑視
・長時間労働でないと正社員になれない→長時間労働→正社員からの脱落
・1979年「日本型福祉社会構想」=福祉は家庭で女性が→男性が家族分を稼ぐことが前提の福祉政策
・賃金格差(女性正規雇用の給与所得は男性の7割しかない。賃金総額で見ると女性は男性の3割台しかない)
・男女雇用機会均等法の功罪(長時間労働、非正規、130万円の壁)→正規雇用と非正規雇用の二極化。
・「夫に扶養されているから、家事の片手間仕事だから、安くても不安定でも問題はない」という発想で始まった非正規雇用(低処遇)が、今では企業の都合で男性まで拡大して行き、夫婦で非正規雇用となり、貧困が広がった。つまり女性だけの問題ではないということ。
・子どもいると低賃金
・夫婦で働いても貧困から脱出できない国(トルコに近似。男性の収入に依拠した制度設計。不十分な再分配)
・出産で6割が退職
・再配分で貧困になるのは日本だけ(民主党のこども手当制度は間違いじゃなかった。もっと良いのは、こども手当などの直接給付と保育など福祉の充実のセットで進める)
3 家事や育児労働を無視した「雇用・福祉改革」の危うさ
・「制約社員」と「非制約社員」(介護や子育てなどは会社にとって制約という発想)
4 買い叩かれる家事的労働
・介護・保育の低賃金
・「外国人家政婦」と「研修生」
5 アベノミクスの「女性が輝く」政策の問題点〜家事ハラノミクスの恐れ
・産業構造の転換による働き手の貧困化
・男性の働きだけに依存できる世帯がどれ程あるのか
・アベノミクスの女性政策で起きかねないこと(二重負担の強化+女性の分断)
・「指導的地位の女性」の取り込み政策とそうでない女性の低賃金化=公費を出さずに女性が女性を踏み台にする構図の拡大→女性運動の抑制と低賃金労働者の一段の活用へ
・アベノミクス(理念と根性=国家総動員法、新しい形での国防婦人会)では女性は輝けない
6 女性が生き生きと活躍するために〜男女の経済的自立へ向けた家事の再配分を
・家事労働の行政、企業、男性への公正な再分配の必要性
・最低賃金の引き上げと均等待遇の抱き合わせによる賃金差別の是正
1 私たちはいま、どんな社会にいるのか
・2013年度ジェンダーギャップ指数(GGI)は105位/136か国)
・単身女性の3人に1人が貧困
・19歳以下の子どもがいるシングルマザーの57%が貧困
2 背景に長時間労働と家事労働蔑視
・長時間労働でないと正社員になれない→長時間労働→正社員からの脱落
・1979年「日本型福祉社会構想」=福祉は家庭で女性が→男性が家族分を稼ぐことが前提の福祉政策
・賃金格差(女性正規雇用の給与所得は男性の7割しかない。賃金総額で見ると女性は男性の3割台しかない)
・男女雇用機会均等法の功罪(長時間労働、非正規、130万円の壁)→正規雇用と非正規雇用の二極化。
・「夫に扶養されているから、家事の片手間仕事だから、安くても不安定でも問題はない」という発想で始まった非正規雇用(低処遇)が、今では企業の都合で男性まで拡大して行き、夫婦で非正規雇用となり、貧困が広がった。つまり女性だけの問題ではないということ。
・子どもいると低賃金
・夫婦で働いても貧困から脱出できない国(トルコに近似。男性の収入に依拠した制度設計。不十分な再分配)
・出産で6割が退職
・再配分で貧困になるのは日本だけ(民主党のこども手当制度は間違いじゃなかった。もっと良いのは、こども手当などの直接給付と保育など福祉の充実のセットで進める)
3 家事や育児労働を無視した「雇用・福祉改革」の危うさ
・「制約社員」と「非制約社員」(介護や子育てなどは会社にとって制約という発想)
4 買い叩かれる家事的労働
・介護・保育の低賃金
・「外国人家政婦」と「研修生」
5 アベノミクスの「女性が輝く」政策の問題点〜家事ハラノミクスの恐れ
・産業構造の転換による働き手の貧困化
・男性の働きだけに依存できる世帯がどれ程あるのか
・アベノミクスの女性政策で起きかねないこと(二重負担の強化+女性の分断)
・「指導的地位の女性」の取り込み政策とそうでない女性の低賃金化=公費を出さずに女性が女性を踏み台にする構図の拡大→女性運動の抑制と低賃金労働者の一段の活用へ
・アベノミクス(理念と根性=国家総動員法、新しい形での国防婦人会)では女性は輝けない
6 女性が生き生きと活躍するために〜男女の経済的自立へ向けた家事の再配分を
・家事労働の行政、企業、男性への公正な再分配の必要性
・最低賃金の引き上げと均等待遇の抱き合わせによる賃金差別の是正
posted by 後藤富和 at 16:55| 日記
2014年09月09日
今夜のterra cafe kenpou
今夜のterra cafe kenpouは牧忠孝さん(福岡大学非常勤講師、元高校教師)を講師に「教育基本法改正の中で日本の中で起こっている出来事」をテーマに教育について学習をしました。18名が参加。
1「教育」とは一体何なのか。
豊かな人生を歩むための営みを保障する。
人間が自立していくための基礎として必要な知識・技能・意欲・ヒューマニズム精神などを習得する。
「学習権」学習によって人間らしく発達していく権利(学習権宣言、1985.3.29ユネスコ国際成人会議)
学習権とは、読み書きの能力であり、質問し分析する権利であり、想像し創造する権利であり、自分自身の世界を読み取り歴史をつづる権利であり、あらゆる教育の手立てを得る権利であり、個人および集団の力量を発達させる権利である。
教育の本質は、学習者が自ら成長発達することを側面から援助すること。
2 安倍晋三の教育「改革」への執念
1997 「新しい歴史教科書をつくる会」の応援団「若手議員の会」事務局長
2006 教育基本法「改正」強行、「教育再生会議」設置
2012 自民党総裁就任、党内に「教育再生実行本部」設置
2013 諮問機関「教育再生実行会議」設置
2014 教科書検定規則・基準改定(政府統一見解の記載、内容強制)
教育委員会制度関連法案強行可決(教育の権力からの独立性剥奪)
大学改革
道徳の教科格上げ(予定)
小学英語開始3年から(予定)
マスコミ、教育、軍事を牛耳れば、国民を好きに支配できる。
3 (1947)教育基本法と(2006改正)教育基本法
改正法:主観的価値(「公共の精神」「主体的に社会の形成に参画」「我が国と郷土を愛する」「我が国の未来を切り拓く教育」)を押し付け。国家にとって都合の良い国民をつくる。立憲主義憲法観の転換。
憲法改正のリハーサル。
4 2006改正教育基本法とその具体化に走る安倍政権
国連子どもの権利委員会、国際人権規約委員会からの度重なる勧告(改善せず)
来週のterra cafe kenpouは
テーマ 「限りない未来を持つこどもたちのために地域で寺子屋はじめて13年」
講師 古谷信一さん(元教師、行橋市で寺子屋を開催)
日時 9月16日(火)19:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
1「教育」とは一体何なのか。
豊かな人生を歩むための営みを保障する。
人間が自立していくための基礎として必要な知識・技能・意欲・ヒューマニズム精神などを習得する。
「学習権」学習によって人間らしく発達していく権利(学習権宣言、1985.3.29ユネスコ国際成人会議)
学習権とは、読み書きの能力であり、質問し分析する権利であり、想像し創造する権利であり、自分自身の世界を読み取り歴史をつづる権利であり、あらゆる教育の手立てを得る権利であり、個人および集団の力量を発達させる権利である。
教育の本質は、学習者が自ら成長発達することを側面から援助すること。
2 安倍晋三の教育「改革」への執念
1997 「新しい歴史教科書をつくる会」の応援団「若手議員の会」事務局長
2006 教育基本法「改正」強行、「教育再生会議」設置
2012 自民党総裁就任、党内に「教育再生実行本部」設置
2013 諮問機関「教育再生実行会議」設置
2014 教科書検定規則・基準改定(政府統一見解の記載、内容強制)
教育委員会制度関連法案強行可決(教育の権力からの独立性剥奪)
大学改革
道徳の教科格上げ(予定)
小学英語開始3年から(予定)
マスコミ、教育、軍事を牛耳れば、国民を好きに支配できる。
3 (1947)教育基本法と(2006改正)教育基本法
改正法:主観的価値(「公共の精神」「主体的に社会の形成に参画」「我が国と郷土を愛する」「我が国の未来を切り拓く教育」)を押し付け。国家にとって都合の良い国民をつくる。立憲主義憲法観の転換。
憲法改正のリハーサル。
4 2006改正教育基本法とその具体化に走る安倍政権
国連子どもの権利委員会、国際人権規約委員会からの度重なる勧告(改善せず)
来週のterra cafe kenpouは
テーマ 「限りない未来を持つこどもたちのために地域で寺子屋はじめて13年」
講師 古谷信一さん(元教師、行橋市で寺子屋を開催)
日時 9月16日(火)19:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
posted by 後藤富和 at 20:58| 平和
2014年09月10日
九弁連シンポ「中国残留帰国者の現在と問題点」
今週土曜日のイベントです。
私も実行委員の一人です。参加無料です。ぜひご参加ください。
九州弁護士会連合会シンポジウム 中国残留帰国者の現在と問題点 〜尊厳ある共生社会を目指して〜
人として大切にされる、つながりのある社会とは、なんでしょうか?
国の満州移民政策は、多くの日本人が中国に取り残されるという悲劇を生みました。日本軍による民間人の置き去りや国の引揚事業の放置と遅れによって、事態は泥沼化し、数十年にもわたって、多くの日本人とその子らが日本へ帰国できなくなりました。ようやく日本に帰国しても、日本語による読み書きに不自由し、病院での会話に困り、年金を受給することができないなど、国や社会から冷たく切り離されてしまいました。
そこで全国の中国残留帰国者が立ち上がり、人としての「尊厳」の回復を求める訴訟をおこしました。平成19年には中国残留帰国者一世の支援策、平成25年には一世の配偶者支援策が見直されるという成果をあげました。それでも、中国残留帰国者二世に対する支援策が積み残しとなるなど、いまだ人としての尊厳の回復までの道のりは程遠いものとなっています。
平成26年6月、九州弁護士会連合会は、国に対し、中国残留帰国者二世に対する支援策の改善などを求める勧告をしましたが、より議論を深めるべく、日本弁護士連合会との共催で、中国残留帰国者に関する下記のシンポジウムを企画しました。
現在の中国残留帰国者支援の問題点をさぐり、人として大切にされる、尊厳ある共生社会を目指して、各界のパネリストとともに考えてみたいと思います。
みなさま、どうぞ奮ってご参加ください。
テーマ 中国残留帰国者の現在と問題点〜尊厳ある共生社会を目指して〜
日 時 2014年(平成26年)9月13日(土)午後1時30分から4時30分まで
場 所 アクロス福岡4階・国際会議場(福岡市中央区天神1-1-1)
内 容 基調報告や基調講演、パネルディスカッションなどを通じて、中国残留帰国者二世の問題を中心に、現在の支援の問題点を考察し、中国残留帰国者の尊厳ある共生社会を目指して議論する予定です。
主 催 九州弁護士会連合会(九弁連)
共催 日本弁護士連合会(日弁連)
お問い合わせ 九州弁護士会連合会事務局
TEL 092(741)6416
http://kyubenren.org/event/general/20140913.html
私も実行委員の一人です。参加無料です。ぜひご参加ください。
九州弁護士会連合会シンポジウム 中国残留帰国者の現在と問題点 〜尊厳ある共生社会を目指して〜
人として大切にされる、つながりのある社会とは、なんでしょうか?
国の満州移民政策は、多くの日本人が中国に取り残されるという悲劇を生みました。日本軍による民間人の置き去りや国の引揚事業の放置と遅れによって、事態は泥沼化し、数十年にもわたって、多くの日本人とその子らが日本へ帰国できなくなりました。ようやく日本に帰国しても、日本語による読み書きに不自由し、病院での会話に困り、年金を受給することができないなど、国や社会から冷たく切り離されてしまいました。
そこで全国の中国残留帰国者が立ち上がり、人としての「尊厳」の回復を求める訴訟をおこしました。平成19年には中国残留帰国者一世の支援策、平成25年には一世の配偶者支援策が見直されるという成果をあげました。それでも、中国残留帰国者二世に対する支援策が積み残しとなるなど、いまだ人としての尊厳の回復までの道のりは程遠いものとなっています。
平成26年6月、九州弁護士会連合会は、国に対し、中国残留帰国者二世に対する支援策の改善などを求める勧告をしましたが、より議論を深めるべく、日本弁護士連合会との共催で、中国残留帰国者に関する下記のシンポジウムを企画しました。
現在の中国残留帰国者支援の問題点をさぐり、人として大切にされる、尊厳ある共生社会を目指して、各界のパネリストとともに考えてみたいと思います。
みなさま、どうぞ奮ってご参加ください。
テーマ 中国残留帰国者の現在と問題点〜尊厳ある共生社会を目指して〜
日 時 2014年(平成26年)9月13日(土)午後1時30分から4時30分まで
場 所 アクロス福岡4階・国際会議場(福岡市中央区天神1-1-1)
内 容 基調報告や基調講演、パネルディスカッションなどを通じて、中国残留帰国者二世の問題を中心に、現在の支援の問題点を考察し、中国残留帰国者の尊厳ある共生社会を目指して議論する予定です。
主 催 九州弁護士会連合会(九弁連)
共催 日本弁護士連合会(日弁連)
お問い合わせ 九州弁護士会連合会事務局
TEL 092(741)6416
http://kyubenren.org/event/general/20140913.html
posted by 後藤富和 at 09:13| 平和
中村哲さん
福岡中央銀行本店1階ロビーでペシャワール会の写真展が開催されています。

中村哲さんの活動には感服します。
金をあげるだけの援助ではなく、現地に行き、現地の人と暮らし、現地の人のためになることを、現地の人と一緒にやる。
中村さんがいなくなっても現地の人だけで生活していけるだけの知恵と技術を授ける。
安倍氏は、集団的自衛権行使こそが国際貢献(「積極的平和主義」)と言いますが、武力ではなく、現地の人たちと一緒にひたすら水を汲みつづけるペシャワール会のような活動こそ、真の国際貢献だと思います。
政治家ではなく、中村哲さんのような人にこそノーベル平和賞をあげるべきだと思います。
中村哲さんの活動には感服します。
金をあげるだけの援助ではなく、現地に行き、現地の人と暮らし、現地の人のためになることを、現地の人と一緒にやる。
中村さんがいなくなっても現地の人だけで生活していけるだけの知恵と技術を授ける。
安倍氏は、集団的自衛権行使こそが国際貢献(「積極的平和主義」)と言いますが、武力ではなく、現地の人たちと一緒にひたすら水を汲みつづけるペシャワール会のような活動こそ、真の国際貢献だと思います。
政治家ではなく、中村哲さんのような人にこそノーベル平和賞をあげるべきだと思います。
posted by 後藤富和 at 14:01| 平和
2014年09月11日
「原発なくそう!九州玄海訴訟」第11次提訴声明
【第11次提訴終了】昨日、九州玄海訴訟は11回目の追加提訴を行いました。原告総数は8500名を超えました。以下、提訴声明。
----------
「原発なくそう!九州玄海訴訟」第11次提訴声明
私たちは、本日、447名の原告をもって、国と九州電力を被告とし、玄海原発の全ての稼働差止等を求める第10次訴訟を佐賀地方裁判所に提起した。第1次から第10次原告と合わせて、8517名の原告を擁する歴史上最多数の原発訴訟である(国内47都道府県及び韓国・フランス・イタリア・スイス在住)。
2011年3月11日の福島第一原発事故による被害は、将来の健康被害を含め、いまだその全容が明らかにならないほど甚大である。福島第一原発事故から3年6ヶ月経過しても、事故はいまだ収束していないし、約13万人もの避難者がいまだ故郷に戻れない状況も変わりない。
安倍政権は原発輸出及び再稼働政策を推進し、原子力規制委員会は新規制基準による適合性審査を進め、川内原発1・2号機の設計変更許可の審査案を了承するに至っている。政府の政策及び姿勢は、原発の本質的危険性に目をつぶり、福島第一原発事故の被害に正面から向き合おうとしないものものと言わざるを得ない。
他方、福井地裁は、5月21日、大飯原子力発電所3・4号機の運転差止訴訟において、同発電所から250km圏内の原告との関係での運転差し止めを命じる判決を言い渡した。同判決は、3・11の福島第一原発事故後に提起された脱原発訴訟として初めての判決であり、その判決で、原発の運転差止めが命じられた意義は大きい。同判決は、@原発を稼働する利益に対する人格権の優位性を高らかにうたい、A福島第一原発事故をわが国最大の公害であり、戦争や大規模自然災害以外では類例を見ない深刻な人格権侵害であること、B地震等の想定が楽観過ぎる見通しのもとに成り立っていること、Cいったん事故が起きれば「冷やす」「閉じ込める」機能を万全にすることはできないことなどを判示したのである。この判決から言えば、再稼働の審査に用いられている新規制基準も判決のいう「楽観的見通し」のもとに作られているものなので、安全性を確保する基準ではないことが、より一層明確になった。
3・11事故から3年6ヶ月以上経過する現在においても、新たに447名の原告新たにが加入し、玄海原発関連だけでも合計8500人を超える人々が裁判をしてでも原発の廃炉を願っているのであり、官邸前の毎週の脱原発デモ、川内原発の再稼働反対の行動などと合わせ見ても、国民の大多数の意思が脱原発であるのは明らかである。
われわれ原告団は、従来より、原発の危険性を自ら明らかにする取り組みをしてきた。「風船プロジェクト」では、放射性物質が数百q離れた遠距離まで飛ぶ可能性があること及び飛散方向も様々であることを明らかにし、広範囲の自治体が被害自治体として団結する基礎があることを明らかにした。また、対自治体への公開質問などを通じ、放射能被ばくを避ける実効的な避難がほぼ困難であることも明らかにした。新規制基準では、実効的避難計画の具備は審査対象にすらされていない。この状況の中で重大事故が起きる可能性もあることを前提とする原発再稼働は絶対許されない。
私たちは、「1万人原告」による裁判を実現し、国民世論の圧倒的な支持と連帯のもと、原発の再稼働を許さず、国と九州電力に玄海原発全ての稼働差止、その先に廃炉を求め、全ての原発廃炉を実現させるものである。
上記のとおり声明する。
2014年9月10日
「原発なくそう!九州玄海訴訟」原告団・弁護団
----------
「原発なくそう!九州玄海訴訟」第11次提訴声明
私たちは、本日、447名の原告をもって、国と九州電力を被告とし、玄海原発の全ての稼働差止等を求める第10次訴訟を佐賀地方裁判所に提起した。第1次から第10次原告と合わせて、8517名の原告を擁する歴史上最多数の原発訴訟である(国内47都道府県及び韓国・フランス・イタリア・スイス在住)。
2011年3月11日の福島第一原発事故による被害は、将来の健康被害を含め、いまだその全容が明らかにならないほど甚大である。福島第一原発事故から3年6ヶ月経過しても、事故はいまだ収束していないし、約13万人もの避難者がいまだ故郷に戻れない状況も変わりない。
安倍政権は原発輸出及び再稼働政策を推進し、原子力規制委員会は新規制基準による適合性審査を進め、川内原発1・2号機の設計変更許可の審査案を了承するに至っている。政府の政策及び姿勢は、原発の本質的危険性に目をつぶり、福島第一原発事故の被害に正面から向き合おうとしないものものと言わざるを得ない。
他方、福井地裁は、5月21日、大飯原子力発電所3・4号機の運転差止訴訟において、同発電所から250km圏内の原告との関係での運転差し止めを命じる判決を言い渡した。同判決は、3・11の福島第一原発事故後に提起された脱原発訴訟として初めての判決であり、その判決で、原発の運転差止めが命じられた意義は大きい。同判決は、@原発を稼働する利益に対する人格権の優位性を高らかにうたい、A福島第一原発事故をわが国最大の公害であり、戦争や大規模自然災害以外では類例を見ない深刻な人格権侵害であること、B地震等の想定が楽観過ぎる見通しのもとに成り立っていること、Cいったん事故が起きれば「冷やす」「閉じ込める」機能を万全にすることはできないことなどを判示したのである。この判決から言えば、再稼働の審査に用いられている新規制基準も判決のいう「楽観的見通し」のもとに作られているものなので、安全性を確保する基準ではないことが、より一層明確になった。
3・11事故から3年6ヶ月以上経過する現在においても、新たに447名の原告新たにが加入し、玄海原発関連だけでも合計8500人を超える人々が裁判をしてでも原発の廃炉を願っているのであり、官邸前の毎週の脱原発デモ、川内原発の再稼働反対の行動などと合わせ見ても、国民の大多数の意思が脱原発であるのは明らかである。
われわれ原告団は、従来より、原発の危険性を自ら明らかにする取り組みをしてきた。「風船プロジェクト」では、放射性物質が数百q離れた遠距離まで飛ぶ可能性があること及び飛散方向も様々であることを明らかにし、広範囲の自治体が被害自治体として団結する基礎があることを明らかにした。また、対自治体への公開質問などを通じ、放射能被ばくを避ける実効的な避難がほぼ困難であることも明らかにした。新規制基準では、実効的避難計画の具備は審査対象にすらされていない。この状況の中で重大事故が起きる可能性もあることを前提とする原発再稼働は絶対許されない。
私たちは、「1万人原告」による裁判を実現し、国民世論の圧倒的な支持と連帯のもと、原発の再稼働を許さず、国と九州電力に玄海原発全ての稼働差止、その先に廃炉を求め、全ての原発廃炉を実現させるものである。
上記のとおり声明する。
2014年9月10日
「原発なくそう!九州玄海訴訟」原告団・弁護団
posted by 後藤富和 at 10:12| 環境
2014年09月12日
言論封殺
朝日新聞のこの間のドタバタ、果ては社長の謝罪にはかなりの違和感を覚えます。
かつて外務省秘密漏洩事件(西山記者事件)で、沖縄返還を巡る日米の密約という重大な事件が、新聞記者と外務省女性官僚のスキャンダルというゴシップにすり替えられ、その結果、本来大スクープを掴んだ毎日新聞が見る影もないほど凋落して行きました。
今回の朝日新聞にも同じ匂いを感じます。
誤ちは許されませんが、それを素直に認めて訂正謝罪するという点は企業の姿勢として評価されるべきものだと思います。
しかも、今回の誤ちはそんなに大したものではありません。たとえば、慰安婦問題については、この問題が噴出してきた当初に取材源となった男性の証言の信憑性が欠けていたという程度のものに過ぎません。その男性の証言がなくても、慰安婦問題が存在したことは明らかで、いわば、どうでもいい瑣末な証言です。
それにも関わらず、他社は、鬼の首を取ったかのように、あたかも朝日新聞が慰安婦問題を捏造したかのようにはしゃぎ、慰安婦問題全体をデマだったとの印象を国民に植え付けようとしています。
本来、謝るべきは、慰安婦問題をなかったかのようにデマを流し続ける他社の方です。なのに、彼らは今も誤報と分かっていながら誤報を続け、国民を欺いています。
朝日はこのまま死んでしまうんでしょうか。
そして、この国には大本営発表をするマスコミだけが残るのでしょうか。
この国の裏で何が起こっているのか。
言論封殺という言葉がよぎります。
自分を律する自信がない人は、テレビのワイドショーやニュースは見ないことです。一方的に垂れ流される情報の中に身を置かないことです。
戦中に、大本営発表に狂喜していた国防婦人会のおばさん達の姿と、ダラダラとワイドショーを見ている人達に同じものを感じます。
この国はかなり前のめりに戦争に突き進んでいると感じます。
かつて外務省秘密漏洩事件(西山記者事件)で、沖縄返還を巡る日米の密約という重大な事件が、新聞記者と外務省女性官僚のスキャンダルというゴシップにすり替えられ、その結果、本来大スクープを掴んだ毎日新聞が見る影もないほど凋落して行きました。
今回の朝日新聞にも同じ匂いを感じます。
誤ちは許されませんが、それを素直に認めて訂正謝罪するという点は企業の姿勢として評価されるべきものだと思います。
しかも、今回の誤ちはそんなに大したものではありません。たとえば、慰安婦問題については、この問題が噴出してきた当初に取材源となった男性の証言の信憑性が欠けていたという程度のものに過ぎません。その男性の証言がなくても、慰安婦問題が存在したことは明らかで、いわば、どうでもいい瑣末な証言です。
それにも関わらず、他社は、鬼の首を取ったかのように、あたかも朝日新聞が慰安婦問題を捏造したかのようにはしゃぎ、慰安婦問題全体をデマだったとの印象を国民に植え付けようとしています。
本来、謝るべきは、慰安婦問題をなかったかのようにデマを流し続ける他社の方です。なのに、彼らは今も誤報と分かっていながら誤報を続け、国民を欺いています。
朝日はこのまま死んでしまうんでしょうか。
そして、この国には大本営発表をするマスコミだけが残るのでしょうか。
この国の裏で何が起こっているのか。
言論封殺という言葉がよぎります。
自分を律する自信がない人は、テレビのワイドショーやニュースは見ないことです。一方的に垂れ流される情報の中に身を置かないことです。
戦中に、大本営発表に狂喜していた国防婦人会のおばさん達の姿と、ダラダラとワイドショーを見ている人達に同じものを感じます。
この国はかなり前のめりに戦争に突き進んでいると感じます。
posted by 後藤富和 at 08:02| 平和
2014年09月13日
講演会「尖閣問題と集団的自衛権」
講演会「尖閣問題と集団的自衛権」
講師 後藤富和(弁護士・日中友好協会福岡支部長)
緊張たかまる尖閣諸島
集団的自衛権行使で日本はどうなる
日中関係の平和的解決の道は
日時 9月14日(日)14時-16時
場所 伊都文化会館
参加費 300円
主催 日中友好協会糸島支部
講師 後藤富和(弁護士・日中友好協会福岡支部長)
緊張たかまる尖閣諸島
集団的自衛権行使で日本はどうなる
日中関係の平和的解決の道は
日時 9月14日(日)14時-16時
場所 伊都文化会館
参加費 300円
主催 日中友好協会糸島支部
posted by 後藤富和 at 08:15| 平和
九弁連シンポ「中国残留帰国者の現在と問題点」
九州弁護士会連合会シンポジウム「中国残留帰国者の現在と問題点〜尊厳ある共生社会を目指して〜」に参加しています。

帰国者二世の生活保護受給率は21%。全国の生活保護受給率が1.7%であることからも、帰国者二世のおかれた状況が過酷であることが分かります。
10歳代で帰国した中国残留帰国者2世の体験
「中国人だ、日本人じゃない」といじめられた。私は日本語が達者でないし、怖くて、恥ずかしくて、ケンカもできず、何も気づかないふりをして耐えた。中国ではたくさん友達がいたのにと憂鬱だった。高校時代、社会科の先生がクラス全員の前で「中国は遅れている。日本が侵略したのも、中国が遅れていたからだ」と発言した。私は日本語に自信がなかったので反論できず、悔しかった。
学校でいじめられ、帰り道、姉妹で公園で泣いた。両親に心配をかけてはいけないと思い、励まし合って家の前で泣き止んでから帰宅した。両親にはつらいことは隠した。両親も日本で大変なことがわかっていたから。
原中誠志県議(民主)も参加されています。
【勧告書】
http://kyubenren.org/seimei/data/20140620.pdf
帰国者二世の生活保護受給率は21%。全国の生活保護受給率が1.7%であることからも、帰国者二世のおかれた状況が過酷であることが分かります。
10歳代で帰国した中国残留帰国者2世の体験
「中国人だ、日本人じゃない」といじめられた。私は日本語が達者でないし、怖くて、恥ずかしくて、ケンカもできず、何も気づかないふりをして耐えた。中国ではたくさん友達がいたのにと憂鬱だった。高校時代、社会科の先生がクラス全員の前で「中国は遅れている。日本が侵略したのも、中国が遅れていたからだ」と発言した。私は日本語に自信がなかったので反論できず、悔しかった。
学校でいじめられ、帰り道、姉妹で公園で泣いた。両親に心配をかけてはいけないと思い、励まし合って家の前で泣き止んでから帰宅した。両親にはつらいことは隠した。両親も日本で大変なことがわかっていたから。
原中誠志県議(民主)も参加されています。
【勧告書】
http://kyubenren.org/seimei/data/20140620.pdf
posted by 後藤富和 at 14:24| 平和
中国残留帰国者二世
中国残留帰国者二世の木村友和さんのお話し。
吉林省出身。
父親が中国残留孤児。
36歳の時に帰国した(現在54歳)
中国では体育の教師(スピードスケートの監督)をしていた。
子どもの頃、文化大革命で、日本人と分かると大変だったので、親は自分が日本人の子であることを隠していた。
1974年に日本人の子であることを知った。
1977年、父親の出身地である青森県に里帰りした。
1995年に帰国した。
日本語は帰国後センターで4か月習った。
その後、支援センターで日本語を勉強している。
体調を崩し2年前に仕事できなくなった。
帰国後は、道路工事の作業員など肉体労働の仕事をしたが、日本語でコミュニケーションを取るのが難しい。危険な仕事だし、言葉の問題で仕事上の誤解を招くことがある。
今は心臓病で治療を続けているが、病院で、医師と正確なやりとりをするのは難しい。医師とコミュニケーションが取れず、その場で娘に電話をかけて通訳をしてもらうこともある。
親戚がいるので中国に里帰りしたいがお金がなく6年に1度しか戻れない。
今は生活保護。ギリギリの生活。医療費がかからないのは嬉しいが、保護ではなく、仕事に復帰して自分の力で生活がしたい。
消費税が上がり、生活保護では生活が困難になってきている。
年金は、納付期間の関係でわずかしか支給されない。
二世の高齢化が進む中、年金で生活できるのか不安。
年金については帰国者ではない日本人と同じように扱って欲しい。
そのための年金期間不足を補う制度を作って欲しい。
吉林省出身。
父親が中国残留孤児。
36歳の時に帰国した(現在54歳)
中国では体育の教師(スピードスケートの監督)をしていた。
子どもの頃、文化大革命で、日本人と分かると大変だったので、親は自分が日本人の子であることを隠していた。
1974年に日本人の子であることを知った。
1977年、父親の出身地である青森県に里帰りした。
1995年に帰国した。
日本語は帰国後センターで4か月習った。
その後、支援センターで日本語を勉強している。
体調を崩し2年前に仕事できなくなった。
帰国後は、道路工事の作業員など肉体労働の仕事をしたが、日本語でコミュニケーションを取るのが難しい。危険な仕事だし、言葉の問題で仕事上の誤解を招くことがある。
今は心臓病で治療を続けているが、病院で、医師と正確なやりとりをするのは難しい。医師とコミュニケーションが取れず、その場で娘に電話をかけて通訳をしてもらうこともある。
親戚がいるので中国に里帰りしたいがお金がなく6年に1度しか戻れない。
今は生活保護。ギリギリの生活。医療費がかからないのは嬉しいが、保護ではなく、仕事に復帰して自分の力で生活がしたい。
消費税が上がり、生活保護では生活が困難になってきている。
年金は、納付期間の関係でわずかしか支給されない。
二世の高齢化が進む中、年金で生活できるのか不安。
年金については帰国者ではない日本人と同じように扱って欲しい。
そのための年金期間不足を補う制度を作って欲しい。
posted by 後藤富和 at 15:51| 平和
2014年09月14日
次回のterra cafe kenpou
次回のterra cafe kenpouは
「限りない未来を持つ こどもたちのために 地域で寺子屋はじめ て13年 」
古谷信一(元教師、行橋 市で寺子屋を開催)
です。みなさん、是非!来てね☆
日時 9月16日(火)19時〜21時
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
「限りない未来を持つ こどもたちのために 地域で寺子屋はじめ て13年 」
古谷信一(元教師、行橋 市で寺子屋を開催)
です。みなさん、是非!来てね☆
日時 9月16日(火)19時〜21時
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
posted by 後藤富和 at 13:37| 平和
2014年09月16日
terra cafe会場変更
本日のterra cafeですが、お通夜のため光円寺が使えません。
現在、別会場を探しています。
会場確保出来次第ご連絡いたします。
現在、別会場を探しています。
会場確保出来次第ご連絡いたします。
posted by 後藤富和 at 13:59| 日記
terra cafe会場変更
【緊急お知らせ】本日のterra cafe kenpouは、場所が変更になりました。
今日の場所は、福岡市立青年センター302号です。皆さん、お間違えなく。
(昔の大名小学校の通り沿い)
福岡市中央区大名2-6-46-302号です。
092-712-2947です。どうぞよろしくお願いいたします。
今日の場所は、福岡市立青年センター302号です。皆さん、お間違えなく。
(昔の大名小学校の通り沿い)
福岡市中央区大名2-6-46-302号です。
092-712-2947です。どうぞよろしくお願いいたします。
posted by 後藤富和 at 16:26| 平和
今夜のterra cafe kenpou
本日のterra cafe kenpouでは、古谷信一さん(元教師)を講師に「限りない未来を持つ こどもたちのために 地域で寺子屋はじめ て13 年 」と題し、行橋市の神社で開催している「羽根木東区・寺子屋」を通じた子どもの教育についてお話を伺いました。
17人が参加。
古谷さんは、60歳の定年まで小学校で担任を続けた。
69歳の時(2002年)、寺子屋を開いた。月謝はなんと月100円!
現在45人が通っている。はじめた当初は16人。
安易な学校5日制には反対した。親が土曜日休みとは限らない、日曜日に仕事をしなければならない親もいる。母子家庭等では、土日に子ども一人ということもある。
法律で決まったことだけれども、当時は学童保育などのフォローがなかった。
学童保育が始まったものの、世話をする人がいない。行政は退職教師のボランティアを期待するが、集まらないし、集まるわけがない。行政がカネを出さずにボランティアに頼るというのは虫がよすぎる。それを世話している県庁職員は給料をもらっているのに、現場の担当者に無給を強いるというのはおかしい。
寺子屋には、多くの大人が報酬もなしに協力をしてくれている。寺子屋の卒業生が教えに来てくれたり、退職して家に引きこもっていた高齢者が寺子屋の清掃をはじめた。そして、子ども達から「先生」と呼ばれ、生き生きとしてきた。
学校の延長をやっているのではない。1年生から6年生が学年を超えて一緒に遊ぶ。
掃除の後、「小鳥とすずと」(金子みすゞ)を歌う。♪「みんなちがって、みんないい」♪
人間の社会では必ず競争はある。でも人と比べるな。
行橋市で朗読大会を創設。
子ども達が詩を朗読する。はじめた当初は金子みすゞや谷川俊太郎などを朗読していたが、子ども達が論語を読んだりするようになった。
寺子屋の活動が評判になり、校区外や北九州市からも通う子どもが出てきた。
子ども達から素晴らしいことを学ぶ。子ども達から元気をもらう。
子ども達は無限の力を持っている。出来る限り寺子屋を続けたい。
笑顔で挨拶は、自分の幸せのため。相手が挨拶を返してくれるかどうかが問題ではない。
子どもの権利条約(ただし日本政府は「児童」の権利条約と呼称)
「子どもによる子どものための『子どもの権利条約』」(小口尚子・福岡鮎美、谷川俊太郎協力)中学2年生の仲良し2人が条約を翻訳した本。
子ども達に会えて良かった。
伊藤忠記念財団「子ども文庫助成事業」
http://www.itc-zaidan.or.jp/support.html
福岡県知事青少年アンビシャス賞
http://ambitious.pref.fukuoka.jp/party/commendation/8thdantai_h22.html
朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASG233R7FG23TLLS001.html
民医連新聞
http://www.min-iren.gr.jp/syuppan/genki/168/genki168-02.html
来週(9月23日)のterra café kenpouはお休みです。
再来週は、映画「学校」(前編)を2週連続で上映します。
お楽しみに。
日時 9月30日(火)19時〜21時
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
17人が参加。
古谷さんは、60歳の定年まで小学校で担任を続けた。
69歳の時(2002年)、寺子屋を開いた。月謝はなんと月100円!
現在45人が通っている。はじめた当初は16人。
安易な学校5日制には反対した。親が土曜日休みとは限らない、日曜日に仕事をしなければならない親もいる。母子家庭等では、土日に子ども一人ということもある。
法律で決まったことだけれども、当時は学童保育などのフォローがなかった。
学童保育が始まったものの、世話をする人がいない。行政は退職教師のボランティアを期待するが、集まらないし、集まるわけがない。行政がカネを出さずにボランティアに頼るというのは虫がよすぎる。それを世話している県庁職員は給料をもらっているのに、現場の担当者に無給を強いるというのはおかしい。
寺子屋には、多くの大人が報酬もなしに協力をしてくれている。寺子屋の卒業生が教えに来てくれたり、退職して家に引きこもっていた高齢者が寺子屋の清掃をはじめた。そして、子ども達から「先生」と呼ばれ、生き生きとしてきた。
学校の延長をやっているのではない。1年生から6年生が学年を超えて一緒に遊ぶ。
掃除の後、「小鳥とすずと」(金子みすゞ)を歌う。♪「みんなちがって、みんないい」♪
人間の社会では必ず競争はある。でも人と比べるな。
行橋市で朗読大会を創設。
子ども達が詩を朗読する。はじめた当初は金子みすゞや谷川俊太郎などを朗読していたが、子ども達が論語を読んだりするようになった。
寺子屋の活動が評判になり、校区外や北九州市からも通う子どもが出てきた。
子ども達から素晴らしいことを学ぶ。子ども達から元気をもらう。
子ども達は無限の力を持っている。出来る限り寺子屋を続けたい。
笑顔で挨拶は、自分の幸せのため。相手が挨拶を返してくれるかどうかが問題ではない。
子どもの権利条約(ただし日本政府は「児童」の権利条約と呼称)
「子どもによる子どものための『子どもの権利条約』」(小口尚子・福岡鮎美、谷川俊太郎協力)中学2年生の仲良し2人が条約を翻訳した本。
子ども達に会えて良かった。
伊藤忠記念財団「子ども文庫助成事業」
http://www.itc-zaidan.or.jp/support.html
福岡県知事青少年アンビシャス賞
http://ambitious.pref.fukuoka.jp/party/commendation/8thdantai_h22.html
朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASG233R7FG23TLLS001.html
民医連新聞
http://www.min-iren.gr.jp/syuppan/genki/168/genki168-02.html
来週(9月23日)のterra café kenpouはお休みです。
再来週は、映画「学校」(前編)を2週連続で上映します。
お楽しみに。
日時 9月30日(火)19時〜21時
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
posted by 後藤富和 at 21:16| 平和
2014年09月18日
大橋のおいしいお店 Vol.20 イタリアンinテシマ
食べログ、久々の復活です^ ^


今回ご紹介するのは、イタリア料理のテシマ。
テシマは、先日発行された「ミシュランガイド福岡・佐賀2014」でビブグルマンに選ばれました♪
(ビブグルマンとは、星付きの高級店とは違い、コストパフォーマンスが高く、気軽に行けるお店)
応援しているお店が高く評価されると嬉しいですね!
前菜

かぼちゃのラビオリ
仔羊のロースト
デザート

どれも美味しかったのですが…
今回の個人的なヒットはかぼちゃのラビオリ!
トローリとしたかぼちゃとチーズの味わいが感動的でした(^-^)
自宅ではきっと再現できないプロの味に出会えて大満足でした。
季節限定の人気メニュー、栗のニョッキももうすぐで食べられるそうです。こちらも楽しみp(^_^)q
イタリア料理テシマ
事務局K
posted by 後藤富和 at 14:27| 食べログ
2014年09月22日
【お知らせ】博多和太鼓フェスティバル
平成26年度 福岡市民芸術祭参加
第13回博多和太鼓フェスティバル
一打一新
テーマ 黒田武士

【日時】2014年10月19日(日) 開場11:30 開演12:00
【会場】福岡市立南市民センター
福岡市南区塩原2−8−2 TEL:092−561−2981
【入場料(全席自由)】
(大人)前売/1500円 当日/2000円
(小・中、シニア、障害者)前売/1000円 当日/1500円
【主催】博多和太鼓フェスティバル実行委員会
【出演団体】中村学園大学・短期大学部 合同和太鼓部 輝来響楽座
有田太鼓/雑餉太鼓振興会/OTO・GATARI
老司太鼓/志免飛龍太鼓/笹丘太鼓
竹下太鼓振興会/平尾太鼓/大名太鼓
四箇田太鼓保存会/有頂天
福岡大学和太鼓愛好会 鼓舞猿
【お問い合わせ】博多和太鼓フェスティバル事務局
TEL:090−7479−1145(渡辺)
http://wa-daiko.com/
ご興味のある方は是非お出かけください。
第13回博多和太鼓フェスティバル
一打一新
テーマ 黒田武士

【日時】2014年10月19日(日) 開場11:30 開演12:00
【会場】福岡市立南市民センター
福岡市南区塩原2−8−2 TEL:092−561−2981
【入場料(全席自由)】
(大人)前売/1500円 当日/2000円
(小・中、シニア、障害者)前売/1000円 当日/1500円
【主催】博多和太鼓フェスティバル実行委員会
【出演団体】中村学園大学・短期大学部 合同和太鼓部 輝来響楽座
有田太鼓/雑餉太鼓振興会/OTO・GATARI
老司太鼓/志免飛龍太鼓/笹丘太鼓
竹下太鼓振興会/平尾太鼓/大名太鼓
四箇田太鼓保存会/有頂天
福岡大学和太鼓愛好会 鼓舞猿
【お問い合わせ】博多和太鼓フェスティバル事務局
TEL:090−7479−1145(渡辺)
http://wa-daiko.com/
ご興味のある方は是非お出かけください。
posted by 後藤富和 at 13:25| ご案内
明日のterra cafe kenpouはお休みです
明日(9月23日)のterra café kenpouはお休みです。
来週は、映画「学校」(前編)を2週連続で上映します。
お楽しみに。
日時 9月30日(火)19時〜21時
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
来週は、映画「学校」(前編)を2週連続で上映します。
お楽しみに。
日時 9月30日(火)19時〜21時
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3丁目)
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
posted by 後藤富和 at 15:43| 平和
2014年09月23日
小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会
● 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会 ●
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30 終わり21:00
場所: 福岡市立中央市民センターホール チラシ:http://tinyurl.com/prnr7bz
主 催:原発とめよう!九電本店前ひろば
さよなら原発!福岡
共 催:「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30 終わり21:00
場所: 福岡市立中央市民センターホール チラシ:http://tinyurl.com/prnr7bz
主 催:原発とめよう!九電本店前ひろば
さよなら原発!福岡
共 催:「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団
posted by 後藤富和 at 08:12| 環境
9/28ストップ川内原発再稼働
☆9/28の鹿児島市天文館公園での全国集会に向けての往復バス 申し込み 募集
< 往復4.000円 >
福岡天神日銀前に集合8:20発車8:30。帰りは日銀前、博多駅の順に停車します。
申し込み先メール: hendrix1965317@gmail.com (浅野隆樹)
住所・氏名・電話 記載よろしくお願いいたします。
< 往復4.000円 >
福岡天神日銀前に集合8:20発車8:30。帰りは日銀前、博多駅の順に停車します。
申し込み先メール: hendrix1965317@gmail.com (浅野隆樹)
住所・氏名・電話 記載よろしくお願いいたします。
posted by 後藤富和 at 08:16| 環境
【本日】若者と憲法(久留米市)
本日午後から久留米市役所で「若者と憲法〜平和と人格権の回復を求めるたたかい」をテーマに講演を行います。今、講演で使用するKeynoteが完成しました。
お近くの方ぜひおこしください。
【くるめ革新懇第3回総会記念講演】
若者と憲法―平和と人格権の回復を求めるたたかい
若い世代へも幅広く憲法を語り、憲法が身近な存在となるよう活発に活動する後藤弁護士が講演を行います。
皆様ぜひご参加ください。

【日時】9月23日(火・祝) 開場13:00〜
開会13:30〜
【場所】久留米市民交流センター 303号室
(久留米市役所3階)
【参加費】無料
【主催】くるめ革新懇
お近くの方ぜひおこしください。
【くるめ革新懇第3回総会記念講演】
若者と憲法―平和と人格権の回復を求めるたたかい
若い世代へも幅広く憲法を語り、憲法が身近な存在となるよう活発に活動する後藤弁護士が講演を行います。
皆様ぜひご参加ください。

【日時】9月23日(火・祝) 開場13:00〜
開会13:30〜
【場所】久留米市民交流センター 303号室
(久留米市役所3階)
【参加費】無料
【主催】くるめ革新懇
posted by 後藤富和 at 11:08| 平和
2014年09月24日
西日本新聞「ほう!」な話
本日の西日本新聞朝刊の「ほう!」な話に、私が執筆を担当した記事が掲載されています。
テーマは「ブラックバスの放流は禁止」です。
お手元に西日本新聞があればご一読ください。
テーマは「ブラックバスの放流は禁止」です。
お手元に西日本新聞があればご一読ください。
posted by 後藤富和 at 13:11| 日記
2014年09月25日
【明日です】小出裕章講演会
原発に反対し続けてきた科学者からのメッセージ
原子力マフィアと原発再稼働 小出裕章講演会

日 時:9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場 所:福岡市立中央市民センターホール 福岡市中央区赤坂2-5-8 TEL 092-714-5521
参加費:800円、避難者の参加費は400円。
主 催:さよなら原発!福岡
共 催:原発とめよう!九電本店前ひろば /「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば
(080-6420-6211・青柳)
原子力マフィアと原発再稼働 小出裕章講演会
日 時:9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場 所:福岡市立中央市民センターホール 福岡市中央区赤坂2-5-8 TEL 092-714-5521
参加費:800円、避難者の参加費は400円。
主 催:さよなら原発!福岡
共 催:原発とめよう!九電本店前ひろば /「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば
(080-6420-6211・青柳)
posted by 後藤富和 at 07:35| 環境
【日弁連】集団的自衛権反対
日本弁護士連合会では,本年10月8日に,日比谷野外音楽堂において,憲法違反の集団的自衛権行使に反対する日比谷野音大集会とパレードを開催いたします。
日本弁護士連合会は,日本政府による集団的自衛権行使容認の閣議決定が,恒久平和主義及び立憲主義に反し違憲であるとして,その撤回を求めています。
10月8日の集会は,立憲主義を堅持し,恒久平和主義を守るための世論喚起にとって極めて重要な集会となります。
つきましては,本集会及びパレードの成功のために,広く参加を呼びかけていただくなど,御協力賜りたくお願い申し上げます。
【閣議決定撤回!憲法違反の集団的自衛権行使に反対する10・8日比谷野音大集会&パレード】
http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2014/141008.html
◆日時
2014年10月8日(水)午後6時〜午後8時30分
◆内容
(集会)
時間:午後6時〜午後7時(午後5時30分開場)
場所:日比谷野外音楽堂
発言(予定):
宮ア礼壹氏(元内閣法制局長官/法政大学法科大学院教授)
青井未帆氏(学習院大学教授/戦争をさせない1000人委員会呼びかけ人)
上野千鶴子氏(社会学者/戦争をさせない1000人委員会呼びかけ人)
中野晃一氏(上智大学教授/立憲デモクラシーの会呼びかけ人)
三木由希子氏(NPO法人情報公開クリアリングハウス理事長) ほか
高田健氏(解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会) ほか
(パレード) ※パレードからの参加も可能です。
時間:午後7時15分開始予定
ルート:日比谷野外音楽堂→銀座・東京駅方面
◆主催・共催・協力団体
主催:日本弁護士連合会
共催(予定):東京弁護士会,第一東京弁護士会,第二東京弁護士会,
横浜弁護士会,埼玉弁護士会,千葉県弁護士会,関東弁護士会連合会
協力団体:戦争をさせない1000人委員会,
解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会,立憲デモクラシーの会
◆問合せ先
日弁連人権第二課 電話03(3580)9941
日本弁護士連合会は,日本政府による集団的自衛権行使容認の閣議決定が,恒久平和主義及び立憲主義に反し違憲であるとして,その撤回を求めています。
10月8日の集会は,立憲主義を堅持し,恒久平和主義を守るための世論喚起にとって極めて重要な集会となります。
つきましては,本集会及びパレードの成功のために,広く参加を呼びかけていただくなど,御協力賜りたくお願い申し上げます。
【閣議決定撤回!憲法違反の集団的自衛権行使に反対する10・8日比谷野音大集会&パレード】
http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2014/141008.html
◆日時
2014年10月8日(水)午後6時〜午後8時30分
◆内容
(集会)
時間:午後6時〜午後7時(午後5時30分開場)
場所:日比谷野外音楽堂
発言(予定):
宮ア礼壹氏(元内閣法制局長官/法政大学法科大学院教授)
青井未帆氏(学習院大学教授/戦争をさせない1000人委員会呼びかけ人)
上野千鶴子氏(社会学者/戦争をさせない1000人委員会呼びかけ人)
中野晃一氏(上智大学教授/立憲デモクラシーの会呼びかけ人)
三木由希子氏(NPO法人情報公開クリアリングハウス理事長) ほか
高田健氏(解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会) ほか
(パレード) ※パレードからの参加も可能です。
時間:午後7時15分開始予定
ルート:日比谷野外音楽堂→銀座・東京駅方面
◆主催・共催・協力団体
主催:日本弁護士連合会
共催(予定):東京弁護士会,第一東京弁護士会,第二東京弁護士会,
横浜弁護士会,埼玉弁護士会,千葉県弁護士会,関東弁護士会連合会
協力団体:戦争をさせない1000人委員会,
解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会,立憲デモクラシーの会
◆問合せ先
日弁連人権第二課 電話03(3580)9941
posted by 後藤富和 at 10:06| 平和
2014年09月26日
「未来へつなぐ方程式 原子力マフィアと原発再稼働」小出裕章講演会(
「未来へつなぐ方程式 原子力マフィアと原発再稼働」小出裕章(京都大学原子炉研究所)講演会(中央市民センター)
あれだけの事故を起こしながら反省せず、責任も取らず、原発を再稼働させようとしている彼らを原子力ムラというのは生ぬるい。彼らがやっているのは犯罪であり「原子力マフィア」と呼ぶべきもの。
JCO東海村の臨界事故
100%人が死ぬ被曝量 8グレイ
大内さんの被曝量 18グレイ
篠原さんの被曝量 10グレイ
被曝直後は大きな変化がなかった。
1か月後には皮膚がボロボロになった。皮膚だけでなく内部もボロボロ。
天文学的量の鎮痛剤(麻薬)を投与しても痛みで苦しんでいた。
83日間生き延びさせられて亡くなった。
被曝の単位:グレイ
被曝の影響は吸収するエネルギーで決まる。
生きものと放射線は相容れない(放射線のエネルギーの巨大さ)
遺伝情報を正確に伝えていくことが、生き物の不思議の核心です。
放射線は、遺伝情報がかきこまれたDNAを簡単に切断する。
ICRP-2007年勧告
約100ミリシーベルト以下の線量でもがん、遺伝的影響のリスク。
それにもかかわらず、日本政府や電力会社は低い線量なら安全だと嘘を言っている。
原子力を選んだことに責任がないのに、子どもたちは被曝に敏感
原子力発電は単なる湯沸かし装置
原発は機械で、機械は時に事故を起こす。
原発を動かしているのは人間で、誤りを犯さない人間はいない。
当然、小さな事故から大きな事故、そして破局的事故まで様々な事故が起こる。
破局的事故は「想定外」とした。
電力の危険は過疎地に押し付けた。
福島原発事故、今、進行中
事故は収束していない
すでに熔け落ちた炉心、それが今どこにあるかすら分からない(現場に行けないから)。
ひたすら水を注入して来たが、放射能汚染水が溢れている
果てしない放射能の封じ込め作業と労働者の被曝。東電の社員ではない7次、8次の下請け労働者。
すでに大量に放出された放射性物質
今現在、そして今後も続く住民の被曝
今後さらに大量放出のおそれ
除染ではなく移染
日本は「法治国家」か?
国民が法律を破ると国家は処罰する。
国は法律を変えて自ら処罰されないようにする。
汚染地に残れば被曝により、身体が傷つく
避難すれば生活や家庭が崩壊し、心が潰れる
変わってしまった世界の中で
人々が普通に生活する場所は放射線管理区域以上に汚れてしまった
この事態を許した大人としてどう生きるか
子どもを守るのが私たちの責務
自民党が原発を安全だと推進して来た。
電力会社、原子力産業、学者、裁判所
誰一人責任を取らない。
原子力マフィアは無傷で生き延びた。
忘れさせようとする策謀
新規制基準は破局事故を前提にする
「安全」基準ではなく「規制」基準
「ゼロリスク」の機械はない
おざなりな審査
九州には巨大な火山の爆発でできたカルデラが5つも並んでいる
取り残されて死んでいった人たち
彼らを非難させる方法はない
にもかかわらず、電力会社も自治体も金の猛者になって原発を再稼働させようとする
大切な事故責任
かつて戦争の時、大多数の日本人は戦争に協力した。騙されたからだと言い訳をする人もいる
もちろん大本営発表しか流されなかったし、戦争を止めることは誰にもできなかった。
国家によって殺された人もいた。しかし、ごく普通の人々が、戦争に反対する人を非国民と呼び、村八分にし、殺していった。
福島原発事故が起きた今、私たちがどのように生きるか、未来の子どもたちから必ず問われる。
あれだけの事故を起こしながら反省せず、責任も取らず、原発を再稼働させようとしている彼らを原子力ムラというのは生ぬるい。彼らがやっているのは犯罪であり「原子力マフィア」と呼ぶべきもの。
JCO東海村の臨界事故
100%人が死ぬ被曝量 8グレイ
大内さんの被曝量 18グレイ
篠原さんの被曝量 10グレイ
被曝直後は大きな変化がなかった。
1か月後には皮膚がボロボロになった。皮膚だけでなく内部もボロボロ。
天文学的量の鎮痛剤(麻薬)を投与しても痛みで苦しんでいた。
83日間生き延びさせられて亡くなった。
被曝の単位:グレイ
被曝の影響は吸収するエネルギーで決まる。
生きものと放射線は相容れない(放射線のエネルギーの巨大さ)
遺伝情報を正確に伝えていくことが、生き物の不思議の核心です。
放射線は、遺伝情報がかきこまれたDNAを簡単に切断する。
ICRP-2007年勧告
約100ミリシーベルト以下の線量でもがん、遺伝的影響のリスク。
それにもかかわらず、日本政府や電力会社は低い線量なら安全だと嘘を言っている。
原子力を選んだことに責任がないのに、子どもたちは被曝に敏感
原子力発電は単なる湯沸かし装置
原発は機械で、機械は時に事故を起こす。
原発を動かしているのは人間で、誤りを犯さない人間はいない。
当然、小さな事故から大きな事故、そして破局的事故まで様々な事故が起こる。
破局的事故は「想定外」とした。
電力の危険は過疎地に押し付けた。
福島原発事故、今、進行中
事故は収束していない
すでに熔け落ちた炉心、それが今どこにあるかすら分からない(現場に行けないから)。
ひたすら水を注入して来たが、放射能汚染水が溢れている
果てしない放射能の封じ込め作業と労働者の被曝。東電の社員ではない7次、8次の下請け労働者。
すでに大量に放出された放射性物質
今現在、そして今後も続く住民の被曝
今後さらに大量放出のおそれ
除染ではなく移染
日本は「法治国家」か?
国民が法律を破ると国家は処罰する。
国は法律を変えて自ら処罰されないようにする。
汚染地に残れば被曝により、身体が傷つく
避難すれば生活や家庭が崩壊し、心が潰れる
変わってしまった世界の中で
人々が普通に生活する場所は放射線管理区域以上に汚れてしまった
この事態を許した大人としてどう生きるか
子どもを守るのが私たちの責務
自民党が原発を安全だと推進して来た。
電力会社、原子力産業、学者、裁判所
誰一人責任を取らない。
原子力マフィアは無傷で生き延びた。
忘れさせようとする策謀
新規制基準は破局事故を前提にする
「安全」基準ではなく「規制」基準
「ゼロリスク」の機械はない
おざなりな審査
九州には巨大な火山の爆発でできたカルデラが5つも並んでいる
取り残されて死んでいった人たち
彼らを非難させる方法はない
にもかかわらず、電力会社も自治体も金の猛者になって原発を再稼働させようとする
大切な事故責任
かつて戦争の時、大多数の日本人は戦争に協力した。騙されたからだと言い訳をする人もいる
もちろん大本営発表しか流されなかったし、戦争を止めることは誰にもできなかった。
国家によって殺された人もいた。しかし、ごく普通の人々が、戦争に反対する人を非国民と呼び、村八分にし、殺していった。
福島原発事故が起きた今、私たちがどのように生きるか、未来の子どもたちから必ず問われる。
posted by 後藤富和 at 20:16| 環境
2014年09月27日
映画「GIRL RISING〜私が決める、私の未来」
途上国の女の子の現実と希望を描いたドキュメンタリー風オムニバス映画「GIRL RISING〜私が決める、私の未来」を上映します。
http://youtu.be/ZJxEhHJ_C9s
今日、プラン福岡交流会で、この上映会で展示するパネルの準備をしました。
多くの方に映画と展示を観ていただければと思います。
まだ、残席あります。
鑑賞ご希望の方は、午前の部・午後の部の希望を明記の上、私までメール、メッセージをください。
お待ちしています。
日時 2014年10月11日(土)
午前の部 10:00〜12:00
午後の部 14:00〜16:00
場所 アミカス
参加無料
女の子だから、10代で結婚させられる。
女の子だから、学校に行かせてもらえない。
女の子だから、生まれてさえこられないこともある。
女の子だから、泣きたいときに泣くことも、
笑いたいときに笑うことも、怒りたいときに怒ることもできない。
もしも、この文章が間違っているように感じたら、
この世界の間違いを、まずは知ってください。
Because I am a Girl(女の子だから)
その後に来る言葉は、私たちの力で変えられる未来です。
(プラン・ジャパン「Because I am a Girl」キャンペーンから抜粋)
生まれた環境やタイミングによって、女の子たちを待ち受ける高くて非情な壁。
この映画は、早すぎる結婚や、震災、貧困、カマラリ家事使用人、性的虐待や女子教育を阻む様々な障壁など世界の女の子が直面する状況、そして彼女たちの持つ可能性が描かれています。
映画には9カ国から9人の女の子が登場。各国出身のディレクターが、自国の女の子を取材し、全て実話に基づいて制作しました。
7人は本人が登場しますが、事情により顔を見せられない2人のストーリーは、他の女の子が演じています。
( 監督リチャード E. ロビンズ / 制作 10x10 / 2013 年 / 101 分 / 字幕制作 プラン・ジャパン )
●ナレーターをつとめた俳優たちからのメッセージ
“この映画は、私たちの知識に、目に見える確証をあたえてくれます。
それは、女性と女の子への教育ほど、家庭、地域そして世界の経済に明るく前向きな影響をもたらすものはないということ。
「見ることは知ること」であるならば、この映画は希望をもたらします。明解で目に見ることのできる具体的な希望。この世界は癒され、より良い未来に向えるという希望です”
(メリル・ストリープ)
“今日を生きる女の子たちが教育を受けられるようにすることは、私たちみんなの明日への投資だということを「Girl Rising」は思い起こさせてくれます”(リーアム・ニーソン)
2014年10月11日(土)
午前の部 10:00〜12:00
午後の部 14:00〜16:00
※毎年10月11日は、国連が定めた国際ガールズ・デーです。
福岡市男女共同参画推進センター・アミカス4階 ホール
福岡市南区高宮3−3−1
西鉄天神大牟田線「高宮駅」西口すぐ、西鉄バス50・51・52番「高宮駅前」すぐ
★定員:各100名
★託児: 6か月〜就学前。無料。10/1までに要予約。
★申込み:
プラン福岡交流会
担当 後藤富和
申込フォーム http://www.ohashilo.jp/mail.html
●主 催 福岡市男女共同参画推進センター・アミカス
●協 力 公益財団法人プラン・ジャパン、プラン福岡交流会
http://youtu.be/ZJxEhHJ_C9s
今日、プラン福岡交流会で、この上映会で展示するパネルの準備をしました。
多くの方に映画と展示を観ていただければと思います。
まだ、残席あります。
鑑賞ご希望の方は、午前の部・午後の部の希望を明記の上、私までメール、メッセージをください。
お待ちしています。
日時 2014年10月11日(土)
午前の部 10:00〜12:00
午後の部 14:00〜16:00
場所 アミカス
参加無料
女の子だから、10代で結婚させられる。
女の子だから、学校に行かせてもらえない。
女の子だから、生まれてさえこられないこともある。
女の子だから、泣きたいときに泣くことも、
笑いたいときに笑うことも、怒りたいときに怒ることもできない。
もしも、この文章が間違っているように感じたら、
この世界の間違いを、まずは知ってください。
Because I am a Girl(女の子だから)
その後に来る言葉は、私たちの力で変えられる未来です。
(プラン・ジャパン「Because I am a Girl」キャンペーンから抜粋)
生まれた環境やタイミングによって、女の子たちを待ち受ける高くて非情な壁。
この映画は、早すぎる結婚や、震災、貧困、カマラリ家事使用人、性的虐待や女子教育を阻む様々な障壁など世界の女の子が直面する状況、そして彼女たちの持つ可能性が描かれています。
映画には9カ国から9人の女の子が登場。各国出身のディレクターが、自国の女の子を取材し、全て実話に基づいて制作しました。
7人は本人が登場しますが、事情により顔を見せられない2人のストーリーは、他の女の子が演じています。
( 監督リチャード E. ロビンズ / 制作 10x10 / 2013 年 / 101 分 / 字幕制作 プラン・ジャパン )
●ナレーターをつとめた俳優たちからのメッセージ
“この映画は、私たちの知識に、目に見える確証をあたえてくれます。
それは、女性と女の子への教育ほど、家庭、地域そして世界の経済に明るく前向きな影響をもたらすものはないということ。
「見ることは知ること」であるならば、この映画は希望をもたらします。明解で目に見ることのできる具体的な希望。この世界は癒され、より良い未来に向えるという希望です”
(メリル・ストリープ)
“今日を生きる女の子たちが教育を受けられるようにすることは、私たちみんなの明日への投資だということを「Girl Rising」は思い起こさせてくれます”(リーアム・ニーソン)
2014年10月11日(土)
午前の部 10:00〜12:00
午後の部 14:00〜16:00
※毎年10月11日は、国連が定めた国際ガールズ・デーです。
福岡市男女共同参画推進センター・アミカス4階 ホール
福岡市南区高宮3−3−1
西鉄天神大牟田線「高宮駅」西口すぐ、西鉄バス50・51・52番「高宮駅前」すぐ
★定員:各100名
★託児: 6か月〜就学前。無料。10/1までに要予約。
★申込み:
プラン福岡交流会
担当 後藤富和
申込フォーム http://www.ohashilo.jp/mail.html
●主 催 福岡市男女共同参画推進センター・アミカス
●協 力 公益財団法人プラン・ジャパン、プラン福岡交流会
posted by 後藤富和 at 15:02| 平和
2014年09月29日
宮里新一ライブのラジオ放送
今年4月に、中央区九条の会、terra cafe kenpou、原発なくそう!中央区の会、福岡県民主医療機関連合会、公益社団法人福岡医療団、浄土真宗光円寺の主催で行った「宮里新一ライブ」後のインタビューがラジオで放送されます。どうぞお楽しみに。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちょっとした告知です。今年4月ごろ福岡・天神でライブ終了後に取材を受けた福岡市の〈こころのオルゴール〉の放送日程が決まりました。ほんの5分くらいですが、福岡圏内お住まいの方、ぜひ放送に耳を傾けていただければと思います。
〈こころのオルゴール〉
『歌うことは、生き直すこと』 朗読者:矢島正明さん
■RKBラジオ 2014年10月24日/12月10日 16:55〜17:00
■FM福岡 2015年1月23日/3月11日 22:55〜23:00
番組全体の放送予定につきましては、番組ホームページをご参照ください。
http://jinken.city.fukuoka.lg.jp/musics/
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ちょっとした告知です。今年4月ごろ福岡・天神でライブ終了後に取材を受けた福岡市の〈こころのオルゴール〉の放送日程が決まりました。ほんの5分くらいですが、福岡圏内お住まいの方、ぜひ放送に耳を傾けていただければと思います。
〈こころのオルゴール〉
『歌うことは、生き直すこと』 朗読者:矢島正明さん
■RKBラジオ 2014年10月24日/12月10日 16:55〜17:00
■FM福岡 2015年1月23日/3月11日 22:55〜23:00
番組全体の放送予定につきましては、番組ホームページをご参照ください。
http://jinken.city.fukuoka.lg.jp/musics/
posted by 後藤富和 at 17:48| 平和
やだね戦争、反安倍政権アクションVol.9
!!転送歓迎!転送歓迎!転送歓迎!転送歓迎!転送歓迎!!
/////////////////////////////////////////////////////////
┏┳┳┳┓ やだね戦争!反安倍政権アクションVol.9
┃┃┃┣┻┓ 2014年10/1(水)
┣┻┻┻┓┃ 18:00〜@天神コア前(福岡市中央区天神)
┗┓ ┏┛ ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
┃ ┃ 反安倍政権アクション(福岡)いのうえしんぢ
1.フラッシュモブ(安倍首相オメーン隊闊歩)
2.プラカード掲示
3.マイクアピール(スピーチ、コント、朗読など)
4.ハガキアクションなど
5.シール投票
天神コア前を歩く人たちは若い世代が多いので、中学生や大学生
にも伝わるようなわかりやすい言葉を心がけています。ご協力を
よろしくお願いします。
「やだね戦争!反安倍政権アクション」は毎月第1+3水曜の夕方
18時から天神コア前でやっています。
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┏┳┳┳┓ やだね戦争!反安倍政権アクションVol.9
┃┃┃┣┻┓ 2014年10/1(水)
┣┻┻┻┓┃ 18:00〜@天神コア前(福岡市中央区天神)
┗┓ ┏┛ ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
┃ ┃ 反安倍政権アクション(福岡)いのうえしんぢ
1.フラッシュモブ(安倍首相オメーン隊闊歩)
2.プラカード掲示
3.マイクアピール(スピーチ、コント、朗読など)
4.ハガキアクションなど
5.シール投票
天神コア前を歩く人たちは若い世代が多いので、中学生や大学生
にも伝わるようなわかりやすい言葉を心がけています。ご協力を
よろしくお願いします。
「やだね戦争!反安倍政権アクション」は毎月第1+3水曜の夕方
18時から天神コア前でやっています。
posted by 後藤富和 at 17:56| 平和
明日のterra cafe kenpou
今週と来週のterra cafe kenpouでは、二週連続で映画「学校」を視聴し、教育問題、夜間学校などについて意見交換をしようと思います。解説は武井賢司さんです。
お楽しみに。
映画「学校」予告編
http://youtu.be/XfKTh9l0QMo
日時 9月30日(火)19:00-21:00
10月7日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
※なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします。
http://blog.ohashilo.jp
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
お楽しみに。
映画「学校」予告編
http://youtu.be/XfKTh9l0QMo
日時 9月30日(火)19:00-21:00
10月7日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
※なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします。
http://blog.ohashilo.jp
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
posted by 後藤富和 at 18:17| 平和
2014年09月30日
terra cafe kenpou(在日コリアン、カネミ油症)
【転送大歓迎】
10月のterra cafe kenpouでは、2つ大きな学習会(ヘイトスピーチ・朝鮮学校無償化差別など在日コリアンを取り巻く問題、カネミ油症問題)を行います。
アジアの平和、在日コリアン、公害・環境問題、薬害、原発問題など人格の根源に関わる重要な問題です。
ぜひお友達をお誘い合わせの上ご参加ください。大学生、社会人の皆さん、初めての方も大歓迎です。
【在日コリアンの思い〜在日コリアンをとりまく問題からみるこの国の姿】
講師 金静媛(山口県朝鮮人強制連行真相調査団朝鮮人側事務局長)
日時 10月14日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
私は在日朝鮮人2世で55歳です。
現在、山口県内の朝鮮人強制連行の調査、朝鮮学校の補助金カット復活の運動を中心に行っています。
また、ヘイトスピーチについては京都の朝鮮学校襲撃事件の際に、私の三人の姪・甥が通っていました。
子どもたちの父親は金尚均(龍谷大学法科大学院 教授)で直後、京都の法律関係者らの呼びかけ提訴、原告団のメンバーとともにこのたびの高裁判決を勝ち取りました。
この間、弟夫婦や学校関係者、保護者らから聞いた苦悩の日々を思うと胸が痛みます。
関東大震災の朝鮮人虐殺から91年がたって、今、当時を彷彿させる状況があります。
繰り返される過去、その根本原因はどこにあるのでしょうか?
8月に国連人種差別撤廃条約委員会から日本政府に対して勧告が出されました。
日本のマスコミではほとんど報道さてれていない朝鮮学校への勧告について、このたび一緒に学びたいと思います。
私の在日の思い、体験を中心にお話しいたします。
金静媛(キム ジョンウォン)山口県朝鮮人強制連行真相調査団 朝鮮人側事務局長
1959年、大阪市生まれ。在日2世。両親は戦前に済州島から日本に移住。
関西大学法学部卒。「朝鮮新報社」記者。
1993年から山口県朝鮮人強制連行真相調査団 朝鮮人側事務局長
2004年 国連 子どもの権利条約委員会(ジュネーブ)でロビー活動
【カネミ油症は終わっていない〜カネミ油症患者から見るこの国の姿】
講師 宿輪敏子(カネミ油症五島市の会事務局長)
日時 10月21日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
国内最大の食品公害であるカネミ油症事件が明るみに出て今月(2008年10月)で40年を迎えた。普通の食事をしただけで一生の病を背負わされ、被害の深刻さゆえに沈黙せざるを得ない。加害企業と行政はそれをいいことに被害者を放置し、事件を矮小化してきた。この40年間は、そうした人権侵害の歴史だったと思う。
長崎県五島列島には多くのカネミ油症被害者がいる。私もその一人だ。母は、私が小学一年生の頃、米ぬか油を使って芋のてんぷらやらドーナツをせっせと作ってくれた。その手料理に猛毒のダイオキシンが混入しているとは夢にも思わなかった。しばらくして家族6人全員の体調がおかしくなった。吹き出物やつめの変色、歯茎の出血、目が開かないほどの眼やに、腹痛。原因が米ぬか油だとわかった時の母の苦悩は想像を絶する。わが子に毒を食べさせていたのだから。母は一年半後に40度の熱を40日出して死にかけた。肝臓が化膿していたのだ。肝臓に触るとザクッと音がし、砂のような石が大量にできていた。
世界で初めてダイオキシンを直接食べたカネミ油症は、「病気のデパート」といわれるほど症状が多様である。治療法はなく、慢性毒性がじわじわと内臓や骨を痛めつけ、がんなどによって死に至らしめる。
五島列島の奈留島では発生当時、米ぬか油を製造した原因企業のカネミ倉庫も国や自治体も、全住民に回覧板などで危険性を知らせるなどの努力をしなかった。家に残っていたカネミの油は名前を名乗らぬ人に持っていかれ、毒が入っていたかどうかの連絡もなかったという。
被害を届け出た人は西日本一帯に1万4千人いる。しかし、九州大の油症研究班が作った基準で患者と認定されたのは2千人に満たない。奇妙なことに、毒油を一緒に食べた家族でさえ認定・未認定に分かれている。被害者であることを名乗り出ず、沈黙を守り続けている人も多い。治療法がないことや心ない差別が大きな理由である。
子や孫の世代への影響を心配する人も少なくない。その懸念は調べるにつけ濃厚になってきた。だからこそ、親たちは差別を心配して被害の実態を語ろうとしない。どれくらいの被害者がいるのかを含め、被害の全容はわからないままである。
カネミ倉庫は支払い能力がないという理由でいまだに賠償金を払っていない。認定患者への補償は、たった23万円の見舞金と医療費の一部を支払う「油症券」の支給だけ。次世代の影響を懸念される甚大な被害に対して、あまりにひど過ぎる。
私は、カネミ油症について、ずっと忘れたいと思ってきた。だが被害者が高齢化していく中、「若い世代の誰かがやらねば」と、4年前から体験を話し、聞き取り調査を始めた。
厚生労働省は今年初めて健康実態のアンケートを始めた。被害者が地元の政治家に働きかけてやっと実現した。遅すぎるし、対象は認定患者だけで、全容解明にはほど遠い。だがこの調査をきっかけに、手段を尽くして被害者がどのような状態に置かれているかを把握し、医療費の完全無料化や健康管理手当の支給など、不安を少しでも和らげる恒久対策を考えてほしい。
食への信頼が揺らぐ事件が今も相次ぐ。企業や行政が自らの責任にきちんと向き合う姿勢を持たない限り、信頼は決して取り戻せないと思う。まずは、被害者の沈黙に甘えず、40年間放置してきたカネミ油症の救済に正面から向き合うべきである。(出典:朝日新聞2008年10月30日)
※なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします。
http://blog.ohashilo.jp
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
10月のterra cafe kenpouでは、2つ大きな学習会(ヘイトスピーチ・朝鮮学校無償化差別など在日コリアンを取り巻く問題、カネミ油症問題)を行います。
アジアの平和、在日コリアン、公害・環境問題、薬害、原発問題など人格の根源に関わる重要な問題です。
ぜひお友達をお誘い合わせの上ご参加ください。大学生、社会人の皆さん、初めての方も大歓迎です。
【在日コリアンの思い〜在日コリアンをとりまく問題からみるこの国の姿】
講師 金静媛(山口県朝鮮人強制連行真相調査団朝鮮人側事務局長)
日時 10月14日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
私は在日朝鮮人2世で55歳です。
現在、山口県内の朝鮮人強制連行の調査、朝鮮学校の補助金カット復活の運動を中心に行っています。
また、ヘイトスピーチについては京都の朝鮮学校襲撃事件の際に、私の三人の姪・甥が通っていました。
子どもたちの父親は金尚均(龍谷大学法科大学院 教授)で直後、京都の法律関係者らの呼びかけ提訴、原告団のメンバーとともにこのたびの高裁判決を勝ち取りました。
この間、弟夫婦や学校関係者、保護者らから聞いた苦悩の日々を思うと胸が痛みます。
関東大震災の朝鮮人虐殺から91年がたって、今、当時を彷彿させる状況があります。
繰り返される過去、その根本原因はどこにあるのでしょうか?
8月に国連人種差別撤廃条約委員会から日本政府に対して勧告が出されました。
日本のマスコミではほとんど報道さてれていない朝鮮学校への勧告について、このたび一緒に学びたいと思います。
私の在日の思い、体験を中心にお話しいたします。
金静媛(キム ジョンウォン)山口県朝鮮人強制連行真相調査団 朝鮮人側事務局長
1959年、大阪市生まれ。在日2世。両親は戦前に済州島から日本に移住。
関西大学法学部卒。「朝鮮新報社」記者。
1993年から山口県朝鮮人強制連行真相調査団 朝鮮人側事務局長
2004年 国連 子どもの権利条約委員会(ジュネーブ)でロビー活動
【カネミ油症は終わっていない〜カネミ油症患者から見るこの国の姿】
講師 宿輪敏子(カネミ油症五島市の会事務局長)
日時 10月21日(火)19:00-21:00
場所 光円寺門徒会館(福岡市中央区天神3-15-12)
国内最大の食品公害であるカネミ油症事件が明るみに出て今月(2008年10月)で40年を迎えた。普通の食事をしただけで一生の病を背負わされ、被害の深刻さゆえに沈黙せざるを得ない。加害企業と行政はそれをいいことに被害者を放置し、事件を矮小化してきた。この40年間は、そうした人権侵害の歴史だったと思う。
長崎県五島列島には多くのカネミ油症被害者がいる。私もその一人だ。母は、私が小学一年生の頃、米ぬか油を使って芋のてんぷらやらドーナツをせっせと作ってくれた。その手料理に猛毒のダイオキシンが混入しているとは夢にも思わなかった。しばらくして家族6人全員の体調がおかしくなった。吹き出物やつめの変色、歯茎の出血、目が開かないほどの眼やに、腹痛。原因が米ぬか油だとわかった時の母の苦悩は想像を絶する。わが子に毒を食べさせていたのだから。母は一年半後に40度の熱を40日出して死にかけた。肝臓が化膿していたのだ。肝臓に触るとザクッと音がし、砂のような石が大量にできていた。
世界で初めてダイオキシンを直接食べたカネミ油症は、「病気のデパート」といわれるほど症状が多様である。治療法はなく、慢性毒性がじわじわと内臓や骨を痛めつけ、がんなどによって死に至らしめる。
五島列島の奈留島では発生当時、米ぬか油を製造した原因企業のカネミ倉庫も国や自治体も、全住民に回覧板などで危険性を知らせるなどの努力をしなかった。家に残っていたカネミの油は名前を名乗らぬ人に持っていかれ、毒が入っていたかどうかの連絡もなかったという。
被害を届け出た人は西日本一帯に1万4千人いる。しかし、九州大の油症研究班が作った基準で患者と認定されたのは2千人に満たない。奇妙なことに、毒油を一緒に食べた家族でさえ認定・未認定に分かれている。被害者であることを名乗り出ず、沈黙を守り続けている人も多い。治療法がないことや心ない差別が大きな理由である。
子や孫の世代への影響を心配する人も少なくない。その懸念は調べるにつけ濃厚になってきた。だからこそ、親たちは差別を心配して被害の実態を語ろうとしない。どれくらいの被害者がいるのかを含め、被害の全容はわからないままである。
カネミ倉庫は支払い能力がないという理由でいまだに賠償金を払っていない。認定患者への補償は、たった23万円の見舞金と医療費の一部を支払う「油症券」の支給だけ。次世代の影響を懸念される甚大な被害に対して、あまりにひど過ぎる。
私は、カネミ油症について、ずっと忘れたいと思ってきた。だが被害者が高齢化していく中、「若い世代の誰かがやらねば」と、4年前から体験を話し、聞き取り調査を始めた。
厚生労働省は今年初めて健康実態のアンケートを始めた。被害者が地元の政治家に働きかけてやっと実現した。遅すぎるし、対象は認定患者だけで、全容解明にはほど遠い。だがこの調査をきっかけに、手段を尽くして被害者がどのような状態に置かれているかを把握し、医療費の完全無料化や健康管理手当の支給など、不安を少しでも和らげる恒久対策を考えてほしい。
食への信頼が揺らぐ事件が今も相次ぐ。企業や行政が自らの責任にきちんと向き合う姿勢を持たない限り、信頼は決して取り戻せないと思う。まずは、被害者の沈黙に甘えず、40年間放置してきたカネミ油症の救済に正面から向き合うべきである。(出典:朝日新聞2008年10月30日)
※なお急遽会場変更になることもございます。変更の場合は下記サイトでご案内いたします。
http://blog.ohashilo.jp
参加費 無料
※学習会終了後希望者で交流会を行います(交流会参加費2000円。学生1000円、留学生500円)
今後の予定
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf--
posted by 後藤富和 at 08:09| 平和