2014年03月04日

今夜のterra cafe kenpou

今夜のterra cafe kenpouでは、「アルコール依存症患者の家族からみた子どもの人権」について、ソーシャルワーカーの荒木弘幸さん(福岡医療団千鳥橋病院)にお話を伺いました。
10代の大学生から60代まで19名が参加。

医療現場から見える貧困の実態(千鳥橋病院)
2001年 ホームレス患者の急増(2008年には560人)
2002年 生活保護申請拒否による自殺企図多数
無料低額診療の開始(社会福祉法2条3項の9)
2003年 国民健康保険資格証問題
2006年 タクシー労働者の貧困問題
妊産婦の貧困問題
2007年 貧困と医療研究会の発足
熱中症患者の貧困問題
アルコール依存症患者の孤独死と貧困
2009年 無料低額診療利用者の貧困実態

ホームレスとアルコール問題
ホームレスの4割以上がアルコール問題を有していた。アルコールは「喪失の病気」(身体を壊す(医療費の増大)。仕事を失う(生活保護)。離婚・家族を失う)。ホームレスになる前に、アルコールで「家族」というセーフティーネットを喪失している。
アルコール依存症患者の平均寿命は51歳。
千鳥橋病院では、治療の一環としてアルコール依存症患者に清掃作業員として働いてもらっている(社会との繋がりを持たせることが重要)。
6割が生活保護。
4割が未婚。既婚者の内6割が離婚。
89%が肝硬変や糖尿病など重篤な慢性疾患。

依存症の形成(76%が10代で飲酒)
連鎖の問題(61%が父親が大量飲酒、問題飲酒、アルコール依存症)
中卒・高校中退が42%、高卒・大学中退が42%。
無資格・現場労働・見習い作業員等が多い。
36%が犯罪、逮捕歴あり。
依存者の1-2割がうつ状態。自殺問題。
孤独死のハイリスク。

貧困の連鎖
依存症の連鎖(機能不全家族、アダルトチルドレン)
将来への希望→自尊心の喪失

本来、家は子どもにとって一番安心できる場。父親がアルコール依存症の場合、子どもにとって家が一番緊張する場となる。子どもが落ち着いて将来の夢などを考えることができなくなる。
アルコール依存症の家庭で育った子どもは、幼くして父親や母親の役割を背負わされる。良い子を演じ続けなければならず20歳位で燃え尽きてアルコールに走ってしまう。

アルコール依存症
ギャンブル依存症
アダルトチルドレン
インターネット依存
脱法ハーブ

必要なのは、生き甲斐と絆。

貧しい家庭に生まれた子どもはどうやって自分の運命を変えればいいのか。
家庭に子どもの人権はあるか。夫婦の間の人権はあるか。職場に人権はあるか。人権は身近なところにある。

来週からは、ハンセン病をめぐる問題について学習します。
http://www.ohashilo.jp/pdf/TerraCafeKENPOU.pdf

posted by 後藤富和 at 20:51| 平和

【3月9日】さよなら原発!福岡集会

● さよなら原発!福岡集会<3.11(三周年)>●
さよなら原発!3.9福岡集会 14.3.9_01.jpg
集会日時:3月9日(日)午後2時から
場所:福岡市須崎公園 福岡市中央区天神5-8
デモ:午後3時から天神周辺と九電前(全11コース)
主催: さよなら原発!福岡集会実行委員会
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば(080-6420-6211・青柳)
チラシ表 http://tinyurl.com/mjzu7ft
チラシ裏 http://tinyurl.com/ml5okhv
posted by 後藤富和 at 08:20| 環境